朝鮮について知りたい

朝鮮について知りたいこと、書いていきます。

すべての難関を正面突破で!-2020年1月

2020年01月06日 | 現代朝鮮、朝鮮半島
 昨年12月末、朝鮮にて党中央委員会総会(全員会議:第7期第5回会議)が催された。
 
 党中央委員会総会は、朝鮮における社会主義建設路線を定める最重要会議の一つである。

※ 2013年3月には「新しい並進路線」を定め、2018年4月には「並進路線の歴史的使命完了に関する総括と経済建設に総力を尽くす新たな路線」が提示され、2019年4月には「自力更生の旗印を高くあげていくことについて」が採択された

 今回行われた第5回会議では、主に第4回会議以降8か月の間に自力更生の旗のもと社会主義建設をしてきた経験を誇らしげに総括し、この闘いを新しい勝利へとつなげていくため、現情勢の推移と朝鮮が抱える課題が現実に対する冷徹な判断に基づく的確かつ果敢な対策が立てられた。

現実に対する冷徹な判断

 2019年4月、金正恩委員長は、アメリカが対朝鮮政策における計算法を改め平和的で建設的な対話による受け答えをする期限を年末までと区切り、アメリカ主導の厳酷な「制裁」を無効にするためにも自力更生の旗を掲げ、三池淵地区の建設を核とする建設事業を推し進めようと促した。

 「数か月の間、われわれの前に封着した挑戦は他国であれば一日も持ちこたえられず引き下がるような残酷で危険極まりない激難であった…」(第5回会議での報告)という文章は、どれほどの過酷な状況が朝鮮に到来したのかということをわれわれに如実に示してくれる。

 このような人類歴史上類例を見ない激難の中、朝鮮は闘っていたのだということを、思い知らされる。この状況のなか、自力自強のスローガンを掲げ国家建設を推し進めてきたのである。

 現在、朝鮮半島情勢は危険で厳重な段階に達した。これが、現実に対する冷徹な判断である。

 朝鮮は2018年以降、朝米の信頼構築のため、核試験も大陸間弾頭ロケット発射試験発射も中断し、核試験場も廃棄した。

 先制的な重大措置にもかかわらず、アメリカはというと大統領が公約した大小の合同軍事演習を数十回繰り返し、最新戦争装備を南朝鮮に搬入することで軍事的圧迫を繰り返した。のみならず、十余の単独制裁措置をとり経済的圧殺に乗り出した。


 このような状況で一方的に公約に縛られる筋合いはない。これが朝鮮の言い分であろう。

 朝米間の膠着状態が長期化され、宙ぶらりんの朝鮮半島情勢を自国や自身の利得のためにただ消費せんとするアメリカの本心。 このようなことから、アメリカが制裁を解除してくれることを期待する必要もない。

 世紀を紡いできた朝米対決は今日、自力更生と制裁の対決に圧縮され明白な対立軸となっている。

 このような冷徹な情勢分析から出る朝鮮の答えはこうである。

 「われわれの前進を阻害するすべての難関を正面突破戦で突き進んでいこう」。

 アメリカが時間稼ぎをすればするほど、朝米関係の決算を躊躇すればするほど、予測不能に強大となる朝鮮民主主義人民共和国の威力のまえに無策でいることしかできず、より困難な状況に陥ることとなる。 そのために、今朝鮮は何をするべきか。

 それが議論されたのである。

客観的要因がわれわれに支配されるようにせよ

 アメリカがわれわれを楽にしてくれるという夢を見るな。自分の力でつかみとれ。自力更生の力で正面突破あるのみ。これが、今を生きる朝鮮の精神である。

 具体的に示されてはいないが、今会議の特徴は「正面突破戦」というスローガンが生きた言葉になるよう、具体的な計画と科学的方法論をたて実践的対策を組んだというところにあるだろう。4日間という会議の中途、「研究に入った」という文面がメディアで出されたのはかなり新鮮であった。

 全体会議が招集された昨年12月3日。この日、金正恩委員長は人民軍の指揮官たちを引き連れ軍馬で白頭山に登っていた。
 
 今年、朝鮮は経済建設において正面突破戦を拡大するだろう。

 会議決定には、「国の経済土台を再整備し、可能な生産潜在力を総発動し経済発展と人民生活に必要な需要を十分に保障する」とある。具体的なものは示されていないが、国家経済発展5か年戦略が終了する今年、朝鮮は自力更生の名のもと、「三池淵の奇跡」のような全党・全国家・全人民の闘争によって万里馬時代を確約することと思われる。

 さらに、「強力な政治外交的・軍事的攻勢によって正面突破戦の勝利を担保する」とある。
 今日、明白な対立項としてある自力更生VS制裁の構図を打ち破る「正面突破戦」の勝利を担保するものとして、外交と軍事をあげているとうかがえる。
 
 アメリカの本心は、対話と協商の看板だけひっさげ、やるやると言いながら時間を稼ぎ、一方では制裁を維持し消耗弱体化させるところにある。
 
 このような冷徹な判断から、金正恩委員長は、報告で「アメリカが対朝鮮敵視政策を最後まで追求するならば朝鮮半島非核化は永遠にない」・「衝撃的な実際行動に移る」・「遠からず、世界は朝鮮が保有する新しい戦略武器を目撃することになる」と明言した。

 2017年9月21日、国務委員会委員長の名義で発表された談話がある。トランプ大統領の「完全破壊」発言(9月20日)にたいしての答え、「国と人民を守るため…狂った老いぼれを必ず火で、火で抑え込む」。

 アメリカ側からの要請により2018年、劇的に朝米対話が開始されたが、対話の意味も意義も見いだせなくなり、「完全終了した」2019年末、金正恩委員長は、その決意を具体化して提示した。

 朝鮮は、2019年末には低高度活動跳躍ミサイルと600mm大口径長距離放射砲の実験に成功している。朝鮮を侵略しようとする帝国主義に対しての備えは万全である。

 さて、このような正面突破戦を勝ち抜くための戦略とタスクと対策が研究しつくされ、確固とした結論を持って朝鮮は2019年の幕を閉じ、2020年をスタートさせた。
 
 「われわれは、経済制裁を受けず生きてきたことがない。やりたければすればいい。」、金日成主席の遺訓が思い出される。

 いま、制裁は朝鮮人民を苦しめる装置ではなく、「怒りのバロメーター」を高める増幅ブースターとなっている。

 朝鮮人民の真の解放のため、進む道は険しいだろう。しかし、この道を超え出たその時、客観的要因は
われわれの支配下にある。

  クライマックスステージが、いま始まった。

最後通牒と「新しい道」-2019年12月

2019年12月01日 | 現代朝鮮、朝鮮半島
11月は本当に朝米関係構築において多様なアプローチがあったと思われる。しかし朝鮮の政策はブレない。

 金正恩国務委員長は、2019年の4月に施政演説をしたのだが、そこで明確に2019年末を最後にアメリカとの関係を決着づけると述べた。アメリカが計算法を改め関係改善をするのか、あるいは朝鮮が「新しい道」を行くのか。

 この「新しい道」というものにはとても興味があるが、おそらく朝米関係が正常化されるための前提がアメリカ側の傲慢な態度の転換から始まるのが、朝鮮民族にとっては望ましいものであろうことは間違いない。

 2019年末を控えた11月、朝鮮は対米攻勢に一気に乗り出した。(すでにミサイルや砲撃訓練などはトランプから言わせると「当然のこと」となった)

 日本が言う「瀬戸際外交」のために国費を浪費しながら軍事訓練に励むという意味ではない。
 朝鮮側は11月に朝鮮外務省のキムゲグァン顧問、同じく外務省キムミョンギル巡回大使、朝鮮アジア太平洋平和委員会キムヨンチョル委員長の談話を連続的に発表し、アメリカに答えを迫った。
 
トランプ大統領がTwitterを通じて首脳会談をほのめかしたことは理解する。しかし、この「時間稼ぎのような余興」を楽しむ気がない。時はすでに、アメリカが対朝鮮政策を転換するか、否かの二択を迫っているのだと、強調した。(キムゲグァン顧問)

 一方、キムミョンギル巡回大使は、アメリカ側がスウェーデンとの協議を詰めながら実務協議の準備を進めようとする動きを見ながら、これまで会談場所をスウェーデンが準備してくれたことに関しては感謝すると述べながら、すでに問題は第三国を中継してやる段階ではない。やるなら直接だ。連絡通路の問題や仲介者の問題ではない。スウェーデンは出しゃばらずともよい。さあ、アメリカどう出る?と伝えている。

 そして、とどめにキムヨンチョル委員長が結論を与えた。「アメリカは対朝鮮敵視政策を撤回する前までは非核化協議については夢にも思うな」と。現在、アメリカが延期したという米・南の連合空中訓練は「善意」や「配慮」などではない。これから手を携えていこうとするもの同士、当たり前の措置であるし、それについて見返りを求めるなど毛頭ない。すでにこちら(朝鮮側)は余りあるものを与えている、と。

 このような朝鮮側の反応は11月17日トランプ大統領が国務委員長に言及しながら「すぐに会おう!(see you soon!)」と、Twitterにつぶやいたことに端を発している。

 朝鮮側の主張として一致しているのは、トランプ大統領の手柄のために朝米関係があるのではないということ。譲歩はなさそうである。なぜならばすべての談話に共通項として浮かび上がるのは、「非核化の議論の前提」だからである。それはすなわち、アメリカの対朝鮮敵視政策の転換である。これまで、朝鮮がアメリカにたいして「計算法を改めよ」と伝えてきたのだが、どうやらアメリカの方々にはよく伝わらなかったらしい。もう教えてやるよ。敵視政策、やめなさい。そこから議論しましょうとでもいうように、といった感覚である。

 さて、来年アメリカでは大統領選挙が催される。対話のための対話、この手柄をもって選挙に臨むことがトランプ大統領には必要かもしれないが、朝鮮には必要ない。
朝鮮には急ぐ理由がない。アメリカがNO!といえば、「新しい道」を行くのみである。
現在チェソニ第一副相がロシアにて、具体的な協議を進めているように、年末まで結論が出ねば、朝鮮は自力更生のスローガンのもと、自国の力を駆使しつつロシアや中国、ひいてはインドなどと手を結びながら、新しい国際秩序を生み出していこうとする遠大なプランを提案する可能性がある。
ロシアや中国との摩擦、アメリカ帝国主義が国際社会で猛威を振るうために摩擦は避けられない。しかし、行き過ぎるとすべてを失う可能性もあるのだ。この闘い、年末までどうなるか、見届けていこう。


朝米関係の現住所と朝鮮の決意-2019年11月

2019年11月01日 | 現代朝鮮、朝鮮半島
2019年10月5日、ストックホルムにて朝米実務者たちによる協議が行われた。板門店での朝・南・米の首脳たちの集い以降、「やっと」成就された流れであろう。
 この結果は、「決裂」というものであった。
 ベトナム・ハノイでの首脳会談以降、膠着状態に陥った朝・米関係。その基本的な枠組みはおおよそ以下のようなものであると言える。

① これまで朝鮮にたいして行ってきた米国による「核脅威」という現実が終わった。
② 朝鮮は強力な核戦争抑止力としての軍事力を持つことにより、一つの戦略国家としてアメリカとの対話に臨み、これからの朝鮮半島ひいては東アジアの平和繁栄について議論を始めた。
③ トランプ大統領はこれを歓迎し、朝米間の敵対的関係を清算し、平和的な関係を築いていけるよう、相互行動を始めることを決断した。
④ 朝鮮は上記合意に基づいて、各施設を廃棄し、アメリカ側は東海で行われていた軍事訓練を凍結。
⑤ このように培った信頼関係に基づき、戦争状態を終結させ、新たな平和・統一・繁栄のプロセスに入っていこうと、ハノイで第二次朝米首脳会談が行われた。
⑥ 決裂。なぜか?アメリカは、今になって「相互行動と信頼構築」のプロセスを無視して、一方的な核放棄を要求した。朝鮮は一蹴。
⑦ これに対し、金正恩国務委員長は、現在情勢を見渡しながら国家建設および対外建設に関しての施政演説を行った。
⑧ その中心内容は「自力更生」であり、アメリカの朝鮮にたいする「計算方式」を改めるまで年末までとの猶予を与えた。
⑨ このようなやり取りの中で開催された朝米間の実務者協議。朝鮮は、アメリカがどのような計算方式で朝米関係を解決しようとするかを見定めた。
⑩ 結果は、「同じもの」であった。
⑪ 朝鮮側は、年末までの時限をまた区画し、大統領との親密な関係をアピールしつつ、対話のルートは閉ざさないとしている。
⑫ 今に至る。

さて、朝米関係というものは、もちろん歴史的にひも解いていかねばならない問題であるが、重要な観点は、朝米間においては「戦争状態が強制終了させられた」という認識である。
朝鮮が何のために1995年以降、「苦難の行軍」という路上をあるき、2012年以降もアメリカとの全面戦争状態を甘受しながら、人類史上最大最強の「経済制裁」の中、ブレずに生きてきたのか。すべては、「核をもって恐喝してくる帝国主義への反逆」を夢物語にしないためであった。
そして、その「夢物語」は、厳然とした現実として我々の目の前にある。
2019年10月16日の労働新聞は、「駿馬行軍の道のり」として金正恩委員長が、白頭から開拓されたチュチェ偉業の最終勝利のための構想を練ったと報道した。
白頭のふもとにある三池淵郡を現地指導しながら、年末までアメリカが答えを出せなかった場合に進む、「新しい道(2019年新年の辞)」から見える未来を見定めていたに違いない。
白頭から「元帥の決意」がとどろく。これは、朝鮮の常である。
2015年には、朝鮮人民軍飛行士たちと白頭に登り、2年までにチュチェの兵器を完成させようと鼓舞し、2017年11月29日には核武力完成の歴史的大業を成し遂げ、12月にはこれに基づいて、2018年4月には、新しい並進路線の歴史的勝利を宣言し、北南方針の大転換を促した。
朝鮮において、これから我々の想像を絶するような「変」が起こるであろう。しかも、それは勝利へのシグナルである。

朝鮮 「17時報道モランボン楽団インタビュー KCTV 2017/10/10 日本語字幕付き

2017年10月11日 | 現代朝鮮、朝鮮半島
リュジナ失脚説唱えていた、南の言論界よ! 懺悔しなさい。そして、もう二度とその問題を「専門とする」ということを言わないことを祈る。(そうしないであろうが)

モランボン楽団の舞台裏、インタビュー、なかなかこれ、貴重である。

北朝鮮 「17時報道モランボン楽団インタビュー (17시보도 모란봉악단 인터뷰)」 KCTV 2017/10/10 日本語字幕付き























明確なNO!を唱える国

2017年10月11日 | 現代朝鮮、朝鮮半島
2017年、朝鮮半島をめぐる情勢は大きく動いている。「戦争前夜」などと声高に喧伝される中、これまでの情勢がどう醸成されてきたのかをめぐることは決して意味のないことではないであろう。


明確なNO!を唱える国

 これまでわたしは、現代朝鮮というものを考えるうえで欠かせないものを「苦難の行軍(1995年以降の受難)」であると綴ってきたと思う。飢えと干ばつ、洪水と不作、絶え間ない暴力と圧力とに耐えながら少なくない犠牲も出しながら、朝鮮は前進してきた。今2017年の地点に立っている朝鮮人民たちが、先代たちのその意志(=遺志)を忘れてはいまい。
 かつて金日成主席がアメリカ大統領であったカーターとの面談で語った言葉が思い出される。「制裁するならすればいい。われわれはこれまで制裁を受けてないときを生きたことがない。制裁のなかでもこれだけやってこれたんだ」と。
 1940年後半、朝鮮は初めて「国際社会」からの「制裁」を受ける。その後、「制裁」がやむことはなく、むしろ強化され、今、朝鮮は人類史上最強最大の「制裁」の中、生きている。
その理由は明確だ。アメリカにペコペコしないからである。この理由もまた明確である。もう奴隷としては生きない、という「人間宣言」であろう。
 朝鮮の国是の根幹をなすものは何であろうか。植民地への抵抗、そして米・日帝国主義への反逆である。699万もの人々が連行された事実、過酷な労働と困窮した経済、奪われた名前と氏名という尊厳、連れ去られた娘と妻たち。この悲惨な状況への明確なNO!を唱えるのが、朝鮮である。だから、それを許さない輩たちは、朝鮮を「不逞」と断罪するのである。(そういえば、「関東大虐殺(1923)」の被害者たちも「不逞鮮人」と呼ばれていた)


うねりをあげて動く歴史

 歴史が動いている。しかも、大きく動いている。
 「人間として生きる」ことを宣言したがゆえに暴力に晒されてきた朝鮮はいま、アメリカにして「戦略的忍耐」が失敗作であったことを認めさせ、トランプに「すべての可能性を排除しない」と言わしめるまでになった。(もっとも現在日本では、これが「戦争の序曲なのか?」と勘違いしている方々も多いようであるが)
 朝鮮の「自壊自滅」を前提とし、圧力と制裁を加え、何をしても無視していくとアメリカによる朝鮮陥落は可能と見たオバマ政権。8年ものあいだ続けてきた「戦略的忍耐」(「制裁」を加え「国際社会」の名を動員し、暴力を加える点で、決して「忍耐」などではないのだが)を全面的に失敗だと認め、「すべての可能性」を持ち出したことは特筆に値するであろう。もちろんその後、アメリカの政策ははっきり言って「戦略的忍耐」を続けているのではあるが、対話と平和協定、米軍撤収、朝鮮統一という「事態」をアメリカが歓迎しないまでも認めざるをえないところまで、歯車が回りだしたことは確かであろう。
 2016年までのあいだ、朝鮮はアメリカによるすべての軍事的オプションを抑え込むことのできる準備を整えた。「そんなに大きくもない国でそれは不可能だ」という意見もあろう。しかし、私見としてはその答えは簡単である。朝鮮は「侵略」を前提としていない。「自衛」のみを目標としているからこそ、立派に自国を守る力を備えるのは不可能では決してないのである。

不可解な事件

 そのような新しい歴史のページが開かれようとしたとき、マレーシアにて事件が起こった。ちょうど朴勤恵「政権」が民衆の力によって転覆させれたその状況、朝米関係変動の始まり、南の民衆のTHAAD配置への不安と疑問、第二の6.15を拓こうとする勢力の台頭、など朝鮮にとっては絶好のチャンスともいえる状況に水を差したのがマレーシア事件である。(そういえばその前日、朝鮮は新型ミサイル試験を成功させている)
 そして、朝鮮によるVX猛毒・化学兵器使用の嫌疑をかけ(より正しくは「断定」)、アメリカはテロ支援国家への再指定などをうたい、南保守メディアは、司法解剖結果が発表される前に「北朝鮮偵察総局の女性要員2人による毒殺」だの、「北朝鮮の仕業に違いない」などというデマを極めて悪辣で執拗に広めはじめた。2月16日には朴大統領弾劾により生気を失った保守勢力が沸き返り、長官レベル会議を開き、仕舞いにはこの事件となんの関りもないTHAAD配備問題まで公然と論議されるに至る。

 さて、朝鮮の今の状況、南やアメリカの今の状況、この「事件」はどちら側に順風として作用し、またどちら側に逆風として吹き付けられるのであろうか。答えは明白であろう。勝利を眼前に意図的に「オウンゴール」をするはずもあるまい。


  日本は、完全に「暗殺説」を定説として確定し、「怖い国朝鮮」をヒステリックに喧伝している。「容疑者」達の裁判が始まったが、猛毒による死亡説は完全に否定されいている。さて、これらに対し、右派とも左派とも、リベラルとも呼ばれる本質においては「保守」で同一の我らが報道達はどう責任をとるつもりなのだろうか。

  安倍政権を批判しつつ、戦争反対を声高に叫んだとしても、自分たちの書いた記事、自分たちの作った偏向報道がこの結果をもたらしたことにたいして無自覚すぎる、「左派」たちの無能さ(というより不感症)には戦慄すら覚える。狙ってんのか?!とも思ってしまう。

 こちら(時事解説ディストピア)に詳細が書かれているので、説明は割愛したい。
 
 この朝鮮にたいしての侮蔑以外の何ものでもない事件を面白おかしく垂れ流し、事実無根の嫌疑を確定していく、日本当局の浅はかさには苛立ちを覚えざるをえない。朝鮮公民が不当に逮捕され、無罪放免されたにもかかわらず、「犯人」と決めつけていたことにたいして謝罪もせず、さらなる「証拠」を探し出さんとする当局の汚いやり方には吐き気すら覚えたものである。

 さて、「ロウソク革命」なるものが生み出した「革新政権(?)」は、民衆を静かに弾圧している。THAAD問題など前進は、ない!と、断言できる。

 「積弊清算」、ロウソクの意志はこれである。

  文大統領は米韓日という最強の隷属関係のなか、構造的支配の構図を「アウフヘーベン」(小池さんの発言などとは一切関係ない)できるのであろうか。期待してはいないが、民衆の意志には抗えない。

 見守るとしよう。


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三年ぶりの祖国、戦略的忍耐への答え

2016年04月18日 | 現代朝鮮、朝鮮半島
「子供の楽園」

今回の祖国訪問で感銘をうけたことの一つが、子供たちの笑顔であった。

元山に新しくそびえたった少年団キャンプ場、平壌の学生少年宮殿、各地の愛育院、育児院、遊園地やスケート場、巨大プール、など子供たちの遊び場や文化教育施設が矢継ぎ早に建設されていることに驚いた。
元山少年団キャンプ場は、参観し体験するだけで四時間半もかかったのだからその規模の大きさが窺えると思う。ここでのわたしの感想、(ここでキャンプはできない!笑)。「宮殿」に入ると、エスカレーター、エレベーターがある。部屋には冷暖房設備、シャワー、トイレ完備、医務室、休憩室、美術室、工作室、図書室、料理室にゲームセンターまである。15人ほど入れる4D映画館ではイスが動き回り、まるで映画の中に自分がいるかのような錯覚におちいる。わたしは30分ほどで吐きそうなほど酔っていた。宿泊施設の外に出ると、アーチェリーやプチ遊園地、釣り堀、動物・剥製館、水族館に鳥小屋、人工芝のグランドに体育館まで全部ある。
その辺にいる子供たちに聞いてみる。「君たちはいつもどこで遊ぶの?」
答えが返ってくる。「二週間もいるのに、全部やりますよ!」

二週間!? そんなにいるのか…。(勉強しろよ)と思いつつ、その子たちはみなチェウドゥンセン(最優等生)だったので、あまり言わないことにした。

その他にも、愛育院・育児院に新鮮な魚を届けるためだけの水産事業所、衣服生産工場、靴工場など、すべての産業や軽工業、水産・畜産事業も「子供中心」で回っており、本当にここは、「子供の楽園」だな、と思ったのである。

2012年5月、金正恩第一書記が万景台遊園地で「激怒」したことがある。園内の至る所に雑草が生えている。「イルクンたちの目にはこれが見えないのか?」、と。子供たちは国の王様。その子供たちが走り回りながら遊ぶ遊園地という場所の管理を、あなたたちは「ただの仕事」と思っちゃいないか?これは、イルクンたるものどのように人民、子どもたちのために尽くすかという「人民観」の問題だ、あなたたちの人民観はゼロでもなくそれ以下だ、と。
この精神に則り、いま朝鮮はさらなる「子供たちの楽園」へと変貌しつつある。子供たちの澄んだ瞳、愛くるしい笑顔の源泉は、国の教育政策にあるものであり、素晴らしい教育理念にもう一度憧れたものである。そして、わが同胞たちもこのような教育施設(=ウリハッキョ)を持っている、という自負で胸がいっぱいになった。

「偉大な人民」

 3年ぶりの祖国でわたしが感じたことは、一言で「偉大な人民」に対する自負である。

 2000年10月、『労働新聞』政論「我らは忘れない」にこのような一文がある。「…苦難を避けることも、遠回りをすることもできたかも知れない。赤旗を降ろし、思想と原則を譲歩すれば、一晩で豊かさを手に入れることができたかもしれない…今ほど、勝利という言葉がこんなにも荘厳で重く、涙ながらに響くことはなかった」。
 これは、朝鮮が「苦難の行軍」をのりこえ、「強盛国家」という理想実現までのプロセスをやっと見つけたとき、掲載された。

自然災害・経済封鎖・軍事的圧迫というすべての天災と人災が重なり合った最悪の状況、「食べていけない」。そんなことは自分達が一番わかっていた。にもかかわらず、すべての艱難辛苦を甘受し、「自主的人民」として生きる選択をした朝鮮人民たち。少しの譲歩でよかった、しかし、その「少し」の重さを理解した人民たちだった。
日本で「いつもぬくぬくと暮らしている」と喧伝される平壌で当時の配給はトウモロコシ20粒。逃げ出した人たちもいた。耐えられなかった人だっていた。

わたしが金日成綜合大学に通うとき共に学んだ学友たちの中で家族や親友を亡くさなかったものは、誰一人、いなかった。例外なく、である。

そのとき、はじめて思ったことがある。(オレは祖国の何を知っていたのだろうか)と。植民地、そして戦争。必然的な家族の離散、引き裂かれた山河。銃を背負って祖国を守ったことすらなかったわたしはというと、「教育援助費と奨学金」という「愛の物語」でのみ祖国を語り、ありがたいと涙し、そして知ったふりをしていたのだ。

待てよ? 何で一世たちは祖国を「祖国」と呼び始めたのであろうか。強制連行、あるいは植民地による生活苦からの渡航。1945年8月15日、その日は突然訪れた。とにかく必死に喜んだ。そして「雇い主」へ。「貯金していたはずの給料を出せ」。答えは銃を構えた米軍だった。このとき彼らは悟った。まだ「解放」されていない、と。だからこそ、一世は組織をつくり、教育をはじめた。自らを真に解放せしめる学校であったからこそ、子供たちもこう言った、「日本の学校よりいいです」、と。
ハラボジ・ハルモニはそのとき何を見ていたのだろう。その瞳に祖国はどう映ったのだろうか。わたしの足りない想像力で出した答えはこうである。

おそらく、『解放の光』。「独立」のため、共に闘っている同志…


「愛の物語」ももちろん大事であろう。が、それだけではない。いま、まさに「私」の生存と幸せ、尊厳を破壊するものが現実にある。それを打ち砕くべく祖国は闘っていたのだ。 そのとき、「私」は何をしていたのだろうか。こう考えると、次の言葉しか出てこない。「偉大な人民」。
7000万同胞がともに背負わねばならなかった「独立」という「民族の課題」。これを2500万の朝鮮人民は自ら、すべてを請け負ったのである。その代償が、わたしの学友の愛する親兄弟、友との「別れ」だった。

「偉大な人民」の決して十分ではないが、豊かになりつつある未来を確信する笑顔に、わたしはこう思い、答えた。「オレもここにいよう」、と。


「戦略的忍耐」への答え

 昨今の情勢について、触れておきたい。

 周知のとおり、朝鮮は水素爆弾試験成功の轟音で2016年の幕をあけ、人工衛星「光明星―4」号を、極軌道に乗せることに成功した。(これ、結構すごい事態!)

 10か国にも満たない、いわゆる「国際社会」の反応は、相変わらずの「違法」扱い。本当に勉強しない人たちだ。日本では「人工衛星と称されたミサイル」「事実上のミサイル」と段階を踏みながら、「ミサイル」という結論を出したようだ。次の日の朝刊を見てみると、すべての新聞には「北朝鮮ミサイル発射」という見出しが並んだ(産経のみ「北」という表記だったが)。

要点をかいつまんで、出来るだけ簡略に説明しようと思う。
 
まず、日本の新聞にたいして。核という「悪魔の武器」に手を染めなければならなかった朝鮮の苦渋の選択を想像しろ、とまでは要求しない。しかし、朝鮮半島に対しての核先制攻撃発言や訓練に対しては口をつむぐ日本の「左派」勢力。今年、アメリカと南は史上最大規模で行う演習に、「B-56」や「F-22」を動員している。両方とも核兵器搭載可能。これが朝鮮上空を超低空飛行で飛び交いまくるのだから、脅威を実際に受けているのは一体どっちなのか。日本に一言しか言えないというのならば、「原爆をだれが投下したのか、あなたたちは忘れたのか」である。
 
今回の水素爆弾試験に関して。よく聞かれることがある。「何で今なの?」と。わたしは、「いや、今でしょ」と答える。これはオバマ政権の「戦略的忍耐」に対しての答え、である。アメリカは、朝鮮がいつか崩壊するという前提のもと徹底的に無視と軍事的威嚇を繰り返した。朝鮮は昨年1月、アメリカの軍事演習一時中断と、自国の核開発凍結の同時行動を提起し、8月には「停戦協定」から「平和協定」に変えるため努力しようと呼びかけた。そして10月には、「冷戦か、対話か」を選べ、と提起している。これに対し、アメリカはどう答えたのか。無視と軍事経済的、政治文化的圧迫であった。

この「戦略的忍耐」への答えが水素爆弾試験成功であった。朝鮮半島が核の惨禍に巻き込まれないため、やむを得ず核戦争を抑止するための力をつけ、その技術は世界最高峰にまで達してしまった。核軍縮でもってノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領はこれにどう応えるのか。これから見どころである。

 最後に、衛星発射成功について。これは、軍事的な問題ではない。今年、強盛国家建設の全盛期を迎えるための必要段階である。経済発展のために通らねばならない登竜門が人工衛星であるのだ。この地球観測技術でもって農業、鉱業、漁業など人民生活すべての面で大改良が行われていくであろう。

ちなみに朝鮮と同じ日、ロシアは人工衛星を発射したし、近日種子島からもあがっている。他国の人工衛星は認めるが朝鮮の人工衛星は認めない、ということは、朝鮮は発展してはならない、ということと同意であろう。だから朝鮮が怒るのは至極当然である。
日本はヒト・モノ・カネの往来に対してさらに「厳しい姿勢」をとるという「制裁」によって日朝国交正常化実現のためのストックホルム合意を一方的に転覆させた。しかし朝鮮に対する米日の「制裁」はもはや意味を持たない。現に中国の「制裁」発動を口酸っぱく強調しているのもそのためだ。中国の発言は一貫している。「対話をしなさい」である。

しかし、これによって在日同胞に対しての監視や干渉、暴力は強まる可能性はある。よってわれわれの情勢は厳しい、と言えるだろう。

「点の視点」は一時的な厳しさだけを際立たせる。しかし、歴史的流れのなかで物事をとらえる「線の視点」として捉えると、こう見えてくる。

朝鮮は、米・日・南の「世界最強の制裁」の中でも最先端衛星技術に基づき、経済を飛躍的に発展させ、今年5月、党7回大会を盛大に迎えるだろう。「制裁」の中、政治安定・経済発展・文化繁栄の3点セットを、そして軍事的優勢まで手にすることができれば、米・日・南はお手上げになる。いま、情勢の手綱を握っているのは、まぎれもなく朝鮮である。











先制攻撃、命令待つ人民軍

2016年03月12日 | 現代朝鮮、朝鮮半島
2016年3月12日、朝鮮人民軍総参謀部声明が鳴り響いた。

題目は、「米帝侵略軍と南朝鮮傀儡軍の『平壌進撃』訓練に先制的なソウル解放作戦で断固対応する」







これまで、年初に朝鮮で成功裏に行われた水素爆弾試験、2月の人工衛星打ち上げ成功に際し、「国際社会」の仮面をかぶり、米・韓・日の三角軍事同盟、特には米韓の朝鮮侵略・転覆意向がまざまざと見せつけられる中、朝鮮は朝鮮人民軍最高司令部重大声明外務省スポークスパーソン談話・国防委員会声明(3/6,7)を発表し、今回、朝鮮人民軍参謀部声明まで発表されるに至った。

この間、朝鮮人民軍の金正恩第一書記は党中央軍事委員会委員長として、国防委員会第一委員長として、そして朝鮮人民軍最高司令官として党・国家・軍隊のすべての職責を全うしつつ、アメリカの侵略企図を改めて批判しつつ、最後の決戦をする覚悟を公にしたものと思われる。

この間、金正恩最高司令官は、3/4には新型大口径放射砲試験射撃を、そして、弾同ロケット発射訓練(報道は3/11)、「朝鮮人民軍タンク兵競技大会―2016」(報道は3/12)を指導したと伝えられている。核弾頭の小型化にも成功したようだ。





訓練を指導するたび、最高司令官は、おおよそ次のように述べている。

一、自衛的措置はより先制的で攻撃的な方式に移行すること。
二、共和国転覆企図に対して人民と軍隊はもはや黙っておらず、敵の妄動的ともいえる判断を後悔させるため、チュチェ式の強力な対応措置を多発的、連発的に執ること。
三、このような的なこの地に永遠に生存できないように死滅するであろうということ、それを避けるのならば、自重自粛しかないということ。

総じて、そのような現実を迎えられる準備がすでに朝鮮では整い、先の最高司令部重大声明で明かされた、打撃標準もすでにあわされ、あとは引鉄を引くチャンスを待っているのみである。

何のチャンスなのか。

朝鮮で帝国主義的野望を打ち砕き、朝鮮独立としての統一を果たす、ということである。

韓国がこれまで朝鮮に取ってきた措置というものは、6・15や10・14のみならず、党6回大会での10大綱領や7・4南北共同声明までも覆すものであり、「覆水盆に返らず」というように、朴謹恵がしでかしたことは、朝鮮にとってもはや韓国政府は「ウリ民族同士」などと叫べるレベルはおろか、戦によって白黒はっきりつけなければいけないものとして判断するほかないくらいのものである、という判断ではなかろうか。

統一独立とは、外部勢力の一掃であり、民族同士が民族的課題を分かち合い、民族内部に現存する諸課題を追及していく再出発に過ぎない。こんなところでもたもたしてるわけにはいかないにも関わらず、韓国政府は、もはやこのような話に興味など示さず、朝鮮転覆のみを考えることによって=アメリカの下手人になることによって生存の道標を見出さんとしているのである。

おそらく、この朝鮮人民軍総参謀部の声明がラストチャンスとなる。朝鮮半島が核の惨禍に巻き込まれ、自主権と生存権、民族の安寧と平和がまたも帝国主義によって踏みにじられている今日、朝鮮はこの民族自主を妨げ、民衆の生存を脅かす根源を根こそぎぶっ壊す準備を進めている。自分の命をかけて、である。

党第7回大会が行われる5月、この情勢はどのように動いているのであろうか。朝米対決が臨界点にまで達し、主席と総書記の遺訓の通り「民族同士」の理念のもと、新しい段階に突入する統一事業が、朝鮮の強盛国家建設が、在日同胞たちの未来が描かれる作戦図が華やかに開かれる。

そんな期待と確信を持って、私はいま朝鮮人民軍総参謀部声明を、見ている。(翻訳は時間があるとき、あるいは翻訳が出たのち掲載予定)


最新鋭武器に人海戦術で持って対抗し、武器を奪いながら闘争を繰り広げた偉大な人民は、今、アメリカが自重し、考え改めるほどの威力をもった最新鋭自衛兵器を手にかざし、着実に真なる解放へと向かっている。

「平壌進撃作戦」に「ソウル解放作戦」で。狂った狼は棒で(미친 승냥이는 몽둥이로 다스려야 한다)

報復の砲声を祖国統一の祝砲音として。

60-70年代のプエブロ号拿捕事件や、EC121機撃墜事件の比ではない、全世界そして帝国主義を震撼させる雷光と雷鳴なりやまぬ、朝鮮人民の決意が、今、述べられた。

朝鮮は、党と国家、軍隊すべてが、戦争体制に入り、社会主義国家を守ろうと走り出した。

行く末を、見守り、共闘の道で励みたいものである。

朝鮮人民軍、労農赤衛隊、赤星少年近衛隊のすべての戦力がいま、最高司令官の「帝国主義牙城」にたいする「先制攻撃」号令を待っている。
幾百年の恨(ハン)を込めて。

朝鮮が引くことはあり得ない。米韓よ、どう出るか。


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(以下、朝鮮人民軍総参謀部声明)

미제침략군과 남조선괴뢰군의 자멸적인 《평양진격》훈련에 선제적인 서울해방작전으로 단호히 대응할것이다-조선인민군 총참모부 성명

미제와 남조선괴뢰들이 벌려놓은 《키 리졸브》,《독수리 16》합동군사연습이 날이 갈수록 더욱 무모하게 번져지고있다.

우리 공화국북반부에 대한 상륙을 가상하여 벌리는 침략적인 《쌍룡》훈련이 바로 그러하다.

우리 공화국의 해안조건과 류사한 남조선 포항일대에서 력대 최대규모로 강행되는 이 상륙훈련에는 미제침략군과 남조선괴뢰군의 해병대를 포함한 특수작전무력 수만명과 《본홈 리챠드》호와 《복써》호를 비롯한 많은 상륙함선들과 공격수단들이 총투입되고있다.

적들은 이번 《쌍룡》훈련이 우리 공화국에 대한 불의적인 기습상륙을 동반한 《평양진격작전》을 통하여 우리의 최고수뇌부와 주요핵심시설들을 타격하여 《제도전복》을 달성하는 《작전계획 5015》의 최절정단계임을 꺼리낌없이 공개하고있다.

이로부터 미제가 보유하고있는 상륙작전수단들과 세계도처에서 악명을 떨친 미제침략군의 모든 군종 특수살인집단들이 모조리 동원되여 기승을 부리고있다.

동서남북도 분간하지 못할 정도로 적들의 군사적대결광기는 극히 무모해지고있다.

조성된 험악한 정세는 우리 백두산군대의 전체 장병들로 하여금 지금까지 참고참아오던 마지막 인내의 탕개마저 끊어버리게 하고있다.

우리 혁명무력의 작전전반을 총괄하는 조선인민군 총참모부는 존엄높은 최고사령부의 위임에 따라 다음과 같은 군사적대응조치를 취하게 된다는것을 공식 선포한다.

지금 이 시각부터 전선동부,중부,서부에 위치한 1차련합타격부대들은 《쌍룡》훈련에 투입된 적집단들에 대한 선제적인 보복타격작전수행에로 이행할것이다.

우리의 자주권이 행사되는 신성한 령토,령공,령해에 대한 침략기도가 판단되는 즉시 작전에 투입된 병력과 수단들이 기동하기 전에 군사적으로 단호히 제압소탕해버리는것은 우리 군대의 주체적인 대응작전방식이다.

우리 군대는 적들의 《평양진격》을 노린 반공화국상륙훈련에는 서울을 비롯한 남조선 전지역해방작전으로,《족집게식타격》전술에는 우리 식의 전격적인 초정밀기습타격으로 대응할것이다.

《평양진격작전》에 투입된자들도,이를 고안해낸 음모의 소굴들도 가차없이 불마당질해버리려는 우리 군대의 보복의지는 드팀없다.

그가 누구든 우리에게 침략과 전쟁의 마수를 뻗치려고 작정한다면 그 순간부터 제손으로 제 무덤을 파는 가장 어리석고 가장 고통스러운 자멸의 운명에 처하게 될것이다.

전쟁도발에 광분하는 침략자들을 사정권안에 잡아넣은 우리 군대는 징벌의 발사단추를 누를 시각만 기다리고있다.

우리 백두산군대가 지켜서있는 사회주의천리방선은 그 누구도 건드릴수 없는 난공불락의 요새이다.

침략자들을 향한 보복의 뢰성이 터지면 그것은 조국통일의 축포성으로 이어질것이다.

원쑤증오로 달아오른 멸적의 총대를 추켜든 우리 혁명무력은 존엄높은 최고사령부가 침략의 무리들을 향해 정의의 불벼락,선제타격명령만 내릴것을 고대하고있다.


주체105(2016)년 3월 12일
조선인민군 총참모부























やっぱり怒ってる。でも囲碁みたい

2016年03月04日 | 現代朝鮮、朝鮮半島
朝鮮労働党金正恩第一書記が、新型大口径放射砲試験射撃を指導したとのニュースが朝鮮労働党機関紙『労働新聞』で4日伝えられた。(2016.3.4)

いわゆる「現地指導」消息で、情勢に対しての具体的な指摘がなされるのは、なかなか異例なことといえる。

全文は少し長いので、掻い摘んで説明すると前回の記事「朝鮮人民軍最高司令部重大声明」と同じ論調での米南批判、それとプラスして今回の「制裁決議」にたいし「主権国家の自主的権利までも非法化する極悪非道な敵対行為」と断罪したことであろう。

中国やロシアに対しての論調が感じられなかったのは、今回の「現地指導」消息が、放射砲試験射撃に関する指導であった点を考慮してのものと思われる。

中国やロシアは、一貫して「朝鮮半島の非核のため、対話を」を投げかけており、今回の「制裁決議」に関しても慎重で対話のため、という点を強調してきた。その点をすべての安保理が一斉に「同じ言葉」で報じているのも特徴だと思う。昨日(3月3日)の報道ステーションを見ても、相変わらず腹の立つコメントはあるものの、朝鮮が昨年、停戦協定を平和協定にかえるための対話をアメリカに投げ続けたこと、アメリカは「北朝鮮の非核化」をさけび、それに対してロシア・中国は「朝鮮半島の非核化」ですよと戒める、という構図があらわになっている。最近のメディアでこれほど対話の重要性を強調してきたものはない。何かが変わったのか?という違和感をわたしは持っている。

もちろん、個人的に中国の姿勢には違和感が残っている。ZED氏もブログに掲載しているように(翻訳記事)習近平主席にモノ申したいことはかなり多い。ZED氏も翻訳していたが、南のHP「진실의 길」(真実の道)に掲載されている小説家・金甲洙(김갑수)氏の記事を二つ、紹介したいと思う。

「多くの同志達は出兵に反対する。我われが忘れてはならない事がある。抗日戦争と解放戦争を行うあいだ、朝鮮の人民と党の同志たちは中国革命の為に血を流したのだ。朝鮮は数百数千の理由を突き付けられとしても替えられない血盟にある」(毛沢東)

「中国人民は永遠に忘れられないだろう。北伐の戦火の中で、長征の道で、抗日の艱苦な歳月の中で、蒋介石の統治を覆す勝利の進軍のなかで朝鮮人民の優秀な子弟達が中国人民と共に闘い、命の犠牲を顧みることなく中国革命と中国人民の解放事業を援助したということを。」(金日成主席の1958年訪中に際しての「人民日報」社説)

日本共産党(こちら中国などが腹立つレベルではなく、すでに敵となって久しいが)といい、中国といい、国民国家という化け物に完全にとりつかれている感が否めない。
かつて、偉大な思想家カール・マルクスの述べた「労働者たちは祖国は持たない(共産党宣言)」という言葉は、まさに金言である。

今回、金正恩第一書記は新型大口径放射砲試験射撃を指導しながら、次のような内容で述べている。以下に記してお伝えしたい。

第一書記は監視所で、試験射撃命令を下した。破片地雷弾、地下浸透弾、散砲弾などいろいろな射撃方法が試されたという。
第一書記は、これに対して、敵を戦慄させるもうひとつの強力なチュチェ弾、統一弾を使える威厳ある労働党時代のチュチェ武器が研究開発されたことは、国の尊厳と自主権を守るためチュチェ的な国防力強化のため献身労苦をささげた主席と総書記の不滅の業績、党の国防科学技術重視政策が誇らしい結実であると同時に、われわれの自律的な国防工業の威力がどれほどの力を秘めているのかを指し示すものだと述べたという。(個人的に「統一弾」という響きが好きだ)
第一書記は、これからは敵に対するわれわれの軍事的対応方法を先制攻撃的な方式に転換させるとも述べている。朴謹恵がどれほど愚かであるのか、今は虎の威を借り調子に乗っているが、こうなるんだぞ、ということをこれからの執権者がわかるように教えてあげなくては、という話なのだが…。それから今日の試験に対してまたどれくらい騒ぎ立てるんだろうな、と。見ておこうや、という話である。戦争を起こしてもいいのだが、その時には後悔する時間さえも与えないというのだ。

今のように、われわれに対しての先制攻撃、核による恐喝を表ざたにしながら(これまでは一応「定例訓練」「防衛訓練」などと言っていた)、戦争脅威をもってくるアメリカと対峙しながら思うことは、われわれが核保有を選択しこれを最強の水準まで発展させることがどれほどの先見の明があったことだろうという自負心である。

この報道を見て、将棋や囲碁を思う。囲碁は1万手までをも先を見越せるというが、朝鮮の大将はどこまで見えているのであろうか。「国際社会」の看板を携え、核放棄を一方的に強要し、大国の利害関係で世界をかき回す。そんな行為を許すほど、朝鮮は気長ではない。やっぱり、怒っているのだ。

そういえば、カーターに会った後の金日成主席はこんなことを述べていた。「최근에 카터가 왔다 갔는데 우리더러 제재한다요 안한다요 하더라고. 제재하갔다면 하라. 우리 제재 받고 살아왔지, 제재 안받고 산적이 없다. 한다면 해라」(最近、カーターが来てわれわれに制裁するだのしないだの。制裁したいならしろ、われわれは制裁を受けながら生きてきたんだし、逆に制裁なしで生きてきたことがない。やりたきゃやれ。と)

制裁を受けてこれだけやれるんだ。制裁解除の暁には…。はっきりこのロードには近づいてきている。

何にせよ、朝鮮は朝鮮戦争が始まったその瞬間から、制裁だらけ。その中で国家をまもり、社会主義を守り、民族の自主権を守った「祖国」に、ただただ誇らしさを覚えるのみである。


以下、『労働新聞』報道内容を転載する。

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경애하는 김정은동지께서 신형대구경방사포시험사격을 지도하시였다


우리 국가의 자위적선택인 핵억제력강화와 정정당당하고 합법적인 지구관측위성 《광명성-4》호발사를 걸고 전례가 없는 날강도적인 새로운 《제재결의》를 조작하여 주권국가의 자주적권리까지 비법화하는 포악무도한 적대행위를 감행한 미제와 그 추종세력들의 정치,경제적압력과 공갈,군사적침략광기가 더이상 방치할수 없는 엄중한 단계에 들어섰다.

주권국가라면 마땅히 행사하게 되여있는 우리 공화국의 평화적인 우주개발권리마저 범죄시하고 자위적인 핵억제력보유가 국제법위반으로 된다고 몰아붙이면서 전대미문의 악랄한 반공화국《제재》소동에 미쳐날뛰는 미국과 남조선괴뢰들을 우리 군대와 인민이 추호도 용납할수 없다는것은 명백하다.

더우기 우리 혁명의 수뇌부와 《체제붕괴》를 노린 천하무도한 《참수작전》을 떠들어대면서 숱한 특수작전무력들과 핵살인장비들을 남조선에 대대적으로 끌어들이고 우리의 코앞에서 《작전》의 현실성을 검토하는 합동군사연습을 거리낌없이 벌려놓음으로써 지금까지 말로나마 《년례적》이며 《방어적》인 훈련이라고 정당화하던 합동군사연습의 파렴치한 간판마저 쫄딱 벗어던지고 조선반도의 핵위기를 폭발시킬 위험한 전쟁도박을 하려 하고있는 침략자들의 흉심이 드러난 이상 우리의 군사적대응은 불가피한것으로 되였다.

민족들이 자주적으로 존엄있게 살아갈 길이 과연 어디에 있는가를 생각해보지 않을수 없게 하고있는 오늘의 현실은 강력한 방위력을 가질 때에만 횡포무도한 제국주의와 단호히 맞서 자기의 안전과 평화를 지킬수 있다는 교훈을 다시금 새겨주고있다.

상식도 리성도 모르고 부정의의 힘을 함부로 휘두르는 무지막지한 침략자,호전광들은 오직 힘으로 답새겨 짓뭉개야 한다는것이 바로 정의적인 힘의 론리이다.

전체 조선인민이 자기 삶의 전부보다 더 신성시하는 우리 운명의 눈부신 태양을 감히 가리워보려고 생각만 해도 치가 떨리는 천추에 용납 못할 특대형범죄행위를 저지르고있는 철천지원쑤 미제와 천하에 둘도 없는 사악한 박근혜역적무리들에 대한 치솟는 보복의지를 안고 원쑤격멸의 전투명령만을 기다리고있는 격전전야의 시기에 조선인민군 예비포병부대들에 실전배비하게 되는 신형대구경방사포의 조종방사탄전투부위력판정을 위한 시험사격이 진행되였다.

조선로동당 제1비서이시며 조선민주주의인민공화국 국방위원회 제1위원장이시며 조선인민군 최고사령관이신 경애하는 김정은동지께서 신형대구경방사포시험사격을 현지에서 지도하시였다.

조선로동당 중앙위원회 비서 최룡해동지,조선로동당 중앙위원회 부부장들인 홍영칠동지,김정식동지,인민무력부 부부장인 륙군상장 윤동현동지가 동행하였다.

경애하는 김정은동지를 현지에서 국방과학부문과 군수공장의 일군들,과학자,기술자들이 맞이하였다.

경애하는 김정은동지께서는 지금으로부터 4년전인 2012년에 현대전에 대처할수 있는 우리 식의 강위력한 타격수단인 신형대구경장거리방사포개발을 직접 발기하시였으며 지난 3년간 개발단계의 대구경방사포시험사격을 무려 13차례나 화선에서 직접 지도하시며 조종방사탄의 비행조종안정성을 최신군사과학기술적요구에 완전히 도달시키고 탄의 위력을 높이는 문제에 온갖 심혈과 로고를 다 바쳐오시였다.

경애하는 김정은동지의 직접적인 지도와 가르치심을 받으며 3년이라는 짧은 기간에 연구개발완성된 신형대구경방사포는 남조선작전지대안의 주요타격대상들을 사정권안에 두고있는 정밀유도체계를 갖춘 첨단장거리대구경방사포체계이다.

경애하는 김정은동지의 지도밑에 또다시 진행하는 신형대구경방사포 조종방사탄전투부위력판정을 위한 시험사격에 참가한 일군들과 과학자,기술자들의 가슴은 끝없는 격정으로 세차게 설레이였다.

경애하는 김정은동지께서는 감시소에서 신형대구경방사포시험사격계획과 조종방사탄의 전술기술적제원을 구체적으로 료해하시고 시험사격명령을 내리시였다.

순간 우리 군대와 인민의 멸적의 기상이 어린 방사탄들이 시뻘건 불줄기를 내뿜으며 거세차게 날아올라 푸른 하늘가에 원쑤격멸의 비행운을 자랑차게 새기였다.

파편지뢰탄,지하침투탄,산포탄에 의한 여러가지 사격방식으로 진행한 시험사격에서는 고에네르기물질을 혼합하여 위력을 높인 방사탄전투부의 파괴살상력이 놀라울 정도로 위력하다는것을 검증확인하였다.

경애하는 김정은동지께서는 신기할 정도로 정확한 조종방사탄의 명중성과 적대상물로 가상하여 견고하게 설비한 인원,땅크,포,전투차은페부들을 콩가루같이 부서뜨리는 전투부의 놀랄만한 위력을 보시면서 커다란 만족을 표시하시였다.

경애하는 김정은동지께서는 원쑤들을 전률시킬 또 하나의 강위력한 주체탄,통일탄을 쏠수 있는 위엄높은 로동당시대의 주체무기가 연구개발완성된것은 나라의 존엄과 자주권을 굳건히 지켜주시려 주체적인 국방력강화발전에 헌신과 로고를 바쳐오신 우리 수령님,우리 장군님의 불멸의 업적과 당의 국방과학기술중시정책이 낳은 자랑찬 결실인 동시에 우리의 자립적인 국방공업의 위력이 얼마나 무진막강한가를 웅변으로 보여준다고 말씀하시였다.

경애하는 김정은동지께서는 우리 식의 신형대구경방사포들이 계렬생산되게 됨으로써 이제는 우리 군대의 타격력을 질적으로 더욱 강화할수 있게 되였다고 못내 만족해하시였다.

경애하는 김정은동지께서는 지금 적들이 우리의 존엄과 자주권,생존권을 해치려고 미친듯이 발광하면서 이른바 《참수작전》과 《체제붕괴》와 같은 어리석기 짝이 없는 마지막도박에 매달리고있는것으로 하여 정세는 더이상 수수방관할수 없는 험악한 지경에 이르렀다고 하시면서 이제는 적들에 대한 우리의 군사적대응방식을 선제공격적인 방식으로 모두 전환시킬것이라고 말씀하시였다.

경애하는 김정은동지께서는 박근혜가 지금 뒤일을 감당해낼 대책도 없이 《단호》하고 《용감》한척이라도 해보려고 무진 애를 쓰며 미국놈들과 맞장구질을 해대며 무모한 무력증강놀음을 벌려놓고 《선제공격》까지 운운하고있는데 이는 섶을 지고 불속에 뛰여드는것과 같은 누가 봐도 못나고 어리석은짓이라고 하시면서 력대 집권자들이 림종을 앞두고 마지막발악을 하던 때를 련상시키는 박근혜의 광기는 결국 스스로 자멸의 길을 재촉하는것으로 될뿐이라고 하시였다.

그러시면서 앞으로 그 어떤 집권자가 올라앉아도 박근혜와 같이 무분별하고 못난 짓거리를 하지 못하도록 하기 위해서라도 그의 종말이 어떠한가를 똑똑히 보여줄 필요가 있다고 하시였다.

우리 공화국의 자주적이며 평화적인 우주리용권리를 빼앗아보려고 생떼를 써오던 적들이 우리를 겨냥한 저들의 대규모합동군사연습을 앞두고있는 지금시점에서 우리가 오늘 진행한 새로운 무기체계시험을 놓고는 또 어떤 요사스럽고 간교한 궤설을 늘어놓으며 여론을 오도해보려고 발악할지 두고볼것이라고 말씀하시였다.

경애하는 김정은동지께서는 박근혜《정권》이 미제를 겨냥하고있는 우리의 핵타격무장의 조준경안으로 자발로 게바라들어오는 자살적인 망동을 당장 걷어치우고 리성적으로 분별있게 처신하고 심사숙고해야 할것이라고 하시였다.

경애하는 김정은동지께서는 만일 박근혜가 미국상전의 핵전쟁책동에 편승하여 못난 불장난질을 해대며 존엄높은 우리 국가를 반대하는 사소한 군사적망동질이라도 저질러놓는다면 그때에는 미처 후회할 시간적여유도 가질수 없게 될것이라고 하시면서 영웅적조선인민군은 섬멸의 포문을 열어두고 박근혜의 생존욕과 생존방식을 지켜볼것이라고 엄중히 경고하시였다.

경애하는 김정은동지께서는 국방과학부문에서 조성된 첨예한 정세의 요구에 맞게 만반의 최후결전준비를 완성하기 위하여 이번 시험사격에서 그 위력이 확증된 신형대구경방사포를 비롯한 최근 개발한 타격무기들을 최고사령부의 작전전역들에 하루빨리 실전배비함으로써 적들이 제땅에서 최후의 종말을 맞는 순간까지 단 하루,단 한시도 발편잠을 자지 못하게 하여야 한다고 말씀하시였다.

경애하는 김정은동지께서는 적들이 과시성,위협성의 각종 전략전술무기들을 조선반도의 남쪽땅에 배비해놓고 우리에 대한 선제공격기도를 로골적으로 드러내보이며 위협공갈을 일삼고있는 지금이야말로 핵무력강화의 필요성을 보다 더 절실히 느끼게 되는 력사적시기라고 하시면서 우리가 핵보유를 선택하고 핵무력을 백방으로 장성강화시켜온 길이 얼마나 선견지명하며 천만번 정당했는가를 확신하게 된다고 말씀하시였다.

경애하는 김정은동지께서는 미제가 군사적강권을 휘두르며 다른 나라와 민족들에게 전쟁과 재난을 서슴없이 강요하고있는 오늘의 극단적인 상황에서 우리 민족의 자주권과 생존권을 지키기 위한 유일한 방도는 앞으로도 핵무력을 질량적으로 더욱 강화하여 힘의 균형을 이룩하는것뿐이라고 하시면서 국가방위를 위하여 실전배비한 핵탄두들을 임의의 순간에 쏴버릴수 있게 항시적으로 준비하여야 한다고 강조하시였다.

경애하는 김정은동지께서는 국방과학부문의 일군들과 과학자,기술자들이 조국수호의 전초선을 지켜선 높은 책임감과 사명을 깊이 자각하고 최고사령부의 전략적구상에 따라 마음먹은대로 작전을 진행할수 있는 새로운 공격형최첨단무장장비들을 계속 줄기차게 개발완성하여 조선로동당 제7차대회를 맞는 올해에 군력강화에서 새로운 질적비약을 이룩함으로써 나라의 방위력을 더욱 억척같이 다져나가리라는 크나큰 기대와 확신을 표명하시였다.(본사정치보도반)

2016.03.04