爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/48 F4F-4&F6F-3 その15

2018-11-04 23:32:03 | 1/48 F4F-4&F6F-3

ヘルキャットの機体上面色の塗装です。

型紙を当ててマスキングテープを貼りまくります。

主翼上面も同じ色ではありますが、一緒にやるとどうも失敗するような気がして、とりあえず胴体上面だけにします。

機体上面に使用した色は、ファレホ 71.300 GLOSSY SEA BLUE

American Aircraft Markings and Camouflage によると、FS35042 Sea Blue 、ファレホでは70.898 DARK SEA BLUE が相当するようですが、ちょっと違うような。

これも悩んでいてもしょうがないので、このGLOSSY SEA BLUEを使うことにしました。

 

と言う訳で、途中省略してほぼ塗り分けは終了。

GLOSSYというだけあって、半光沢の仕上がり。

御覧の通り、あちこち傷だらけ、はみ出しだらけのひどい状態です。

マスキングテープを貼ったり剥がしたり、境界部分をぼかすため型紙を両面テープで貼ったらその下の塗膜が剥がれてしまったり、隙間にマスキングゾルを使ったらそれが奇麗に剥がれなくて傷がついてしまったり、・・・・・要するにタッチアップというよりかなり大規模修正が必要な状態となってしまいました。

主翼上面は比較的良い状態ですが、胴体とカウリングの中がひどい。

プロペラとキャノピーもどちらかと言えば失敗。

このキット、マスキングと修正・塗り直しの時間がとにかく長い。

完成までの長い道のり・・・・・

塗装の簡単な日本海軍機に慣れてしまっているので、アメリカ機は苦労します。

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1/48 F4F-4&F6F-3 その14

2018-11-04 00:41:40 | 1/48 F4F-4&F6F-3

ヘルキャットの製作を続けます。

国籍マークを塗装で、とマスキングに取り組んでいましたが、急に面倒になってデカールを使うことにしました。

といっても相当に古いものなので、まともであるはずがありません。

「LIQUID DECAL FILM」という軟化剤みたいなものを塗って使ってみようと思います。

 

機体のほうは、下面に、71.279 INSIGNIA WHITEを塗り、いよいよ上面の塗り分けに取り掛かります。

操縦席部分のマスキングをやり直して、中間のIntermediate Blueを塗っていきます。

境界部分のぼかしをマスキングなしで、エアブラシを細く吹いてできないかやってみましたが、見事に失敗。

 

圧を極力低く、細く吹いてみましたが、どうしても広がってしまい、思うようにできません。

あきらめて、やはりマスキングしてやり直しです。

下面のInsignia Whiteで修正して、型紙を当てます。

このキット、1/48スケールのカラー図面(イラスト)が付いているので、迷彩パターンで切り取って型紙に利用できるのです。

Intermediate Blueは、これもまたファレホにはぴったりの色がありませんので、例によってカラーチャートを作りながら、調合してみました。

タミヤキットの指定だと、XF-18:5+XF-2:3となっています。

FS35164 Intermediate Blue なのですが、同じ名前のファレホの、70.903、71.299とも、グレーが強くてタミヤカラーの調合色とかなり違います。

実際にタミヤカラーをこの指定通り調合してみると、ファレホの同名のものと比べてもかなり青が強く感じられます。

そこで今回は、色々試すのも面倒なのでこの組み合わせで塗ってみることにしました。

 71.299 INTERMEDIATE BLUE :10

 71.001 WHITE         :6

 71.091 SIGNAL BLUE     :3

 

型紙を当てて、境界部分を少し浮かせて塗りなおしたのが、

これで少しは、らしく なってきました。

次はいよいよ、上面 FS35042 Sea Blue です。

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1/48 F4F-4&F6F-3 その13

2018-10-30 00:38:39 | 1/48 F4F-4&F6F-3

F4F-4 ワイルドキャット もうすぐ完成です。

デカールを貼って、アンテナ線を張って、細かなパーツを付ければほぼ完成

塗装とデカールは、空母レンジャー搭載、第41戦闘飛行隊(VF-41)所属機です。

左胴体の”41-F-8”が若干曲がってしまいました。

アンテナ線は、いつものMODELKASTENのストレッチリギング 0.6号(0.13mm)

ちょっとテンションが足りず、そのためか太く見えます。

張りなおすのも面倒なのでこのまま。

翼端灯は、いつの間にか削り落としていたらしく、影もかたちも無いので、HASEGAWA TRYTOOLの曲面追従透明シート「クリアーブルーフィニッシュ」と「クリアーレッドフィニッシュ」を丸く打ち抜いて貼ってます。

 

あとはトップコートをかければ完成です。

アメリカ機ですから、艶消しではなく半光沢ですかね。

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1/48 F4F-4&F6F-3 その12

2018-10-28 00:27:08 | 1/48 F4F-4&F6F-3

ワイルドキャットだけが進んでいます。

機体上面の塗装が終わり、主脚も付けて、細かなところを塗り分けたり、修正したりと結構時間がかかります。

ついでに墨入れも試してみましたが、やっぱりうまくいきません。

ファレホのMODEL WASH for dark vehicles 76.518 (Black)を極端に薄めてパネルラインに沿って流し込んでみましたが、ふき取りできないのでどうしてもムラになってしまいます。

これにトップコートかけたら少しは目立たなくなるか、それともこのままか。

墨入れでもしないとホントにおもちゃっぽいので、何とかしないといけません。

合間に塗ったプロペラ、ワイルドキャットとヘルキャットでこんなに大きさが違います。

 

今更ながら、資料本を引っ張り出してきました。

大変古いもので、世界の傑作機最初のシリーズ、1971年~1972年版です。

初期のものは表紙も単色刷りだったのです。

40年前の資料ですからほとんど役に立ちません。

色の指定などは、単にダークブルーとか赤と白のストライプぐらいの簡単な書き方。

図面もスケールが書いていなかったり、それでも写真は参考になります。

 

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1/48 F4F-4&F6F-3 その11

2018-10-27 20:15:22 | 1/48 F4F-4&F6F-3

ワイルドキャットの機体の塗装です。

今回調合して作った、FS35189 USN BLUE GREY(のつもり)

水色みたいに見えますが、実際はもう少し濃い感じです。

上面と下面の境をぼかすつもりでマスキングテープを少し浮かしてみましたがあまり効果は無かったような。

 

乾燥させている間に、ヘルキャットの主脚に手を入れます。

オレオの部分には、いつものメタルックを貼っています。

今回は面積が大きいのでどうしてもしわになったりちょっと引っ張っただけで端が切れたりと、それぞれ5~6回貼りなおしてやっと完成です。

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1/48 F4F-4&F6F-3 その10

2018-10-24 00:18:05 | 1/48 F4F-4&F6F-3

ワイルドキャットの尾翼の赤白ストライプを塗り分けます。

既にWhiteで下地を塗り、マスキングテープで2.5mm幅に貼ってあります。

隙間の滲み防止にいつもは下地の色を一回吹いてから上に重ねる色を吹くのですが、今回は下地のWhiteではなく、クリアーを使いました。試しに・・ということで。

Redは、71.003 RED RLM23 です。このRed、少し朱色がかかっているような鮮やかな赤なので、濃い色の機体に使うとちょっときつい感じがするのですが、これしか持ってないので・・・

結果はまずまずの出来。

若干の滲みはありますが奇麗に塗り分けられました。

マスキング中の機体につけてみても、

良い感じです。

 

 

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1/48 F4F-4&F6F-3 その9

2018-10-22 00:34:09 | 1/48 F4F-4&F6F-3

機体色が決まったので早速塗っていきます。

機体下面から。

ワイルドキャットは、FS36440 Light Gull Grey、ヘルキャットは指示通り Insignia Whiteです。

日本機の明灰白色のような感じです。

Insignia Whiteは、ファレホの71.279 INSIGNIA WHITE、そのままです。

純白ではなく、少しアイボリーが入った感じ

 

1日ほど乾燥させて、(本当は48時間置きたかったのですが)機体塗り分けのマスキングをします。

キット説明書の塗装図が機体の半分のスケールだったので、2倍に拡大コピー、切り張りします。

境界をぼかすために少し浮かせていますが、塗ってみないとわかりません。

尾翼の赤白ストライプも塗装仕上げにします

デカールを測ったところ2.5mm幅だったので、マスキングテープを細く切ってあとはだいたいこの辺という感じで。

失敗したらやり直せばいいので。

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1/48 F4F-4&F6F-3 その8

2018-10-20 11:44:58 | 1/48 F4F-4&F6F-3

引き続きワイルドキャットの機体色、今回は下面色について

説明書の指定では、タミヤカラーの XF-19:2 + XF-2:1 となっています。

Boom and Zoom Graphics  、Tamiya Mixes for some FS colors (Full up to date list, in English)によると、FS36440 Light Gull Grey 、いつもの Paint Conversion Chartには同じFS ナンバーで、71.045 US LIGHT GREYがありますが、ちょっとグリーンが強くて違うようです。

タミヤカラーにも、XF-55がありますが、これは手元にないのでよくわかりません。

タミヤカラーで指定通りに調合してプラ板に吹いてみたのが、右端の色。

”add a tiny drop of yellow”とのことで黄色をほんの少し加えろとなっていますので若干違った印象をうけます。

と言う訳で、いつものように手持ちの中から色々試した結果、赤枠で囲ったものへ落ち着きました。

割合は、

 71.050 LIGHT GREY :10

 71.001 WHITE    :10

 71.002 MEDIUM YELLOW :1

これで機体下面色は決定。

 

色合わせに時間がかかって全然進みません。

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1/48 F4F-4&F6F-3 その7

2018-10-18 23:17:17 | 1/48 F4F-4&F6F-3

F4F-4 ワイルドキャットの機体色についてです。

(※Boom and Zoom Graphics  、Tamiya Mixes for some FS colors (Full up to date list, in English) から引用)

上面色は、FS35189 USN BLUE GREYとなっています。

キットの説明書では、タミヤカラーのXF-18:1+XF-2:1となっていて、そのとおり調合してプラ板に吹き付けてみたのが赤枠の中の色です。

The Ultimate Model Paint Conversion Chartを検索してもこれと同じ色はファレホには見当たりませんので、色々試してみました。

手持ちの MODEL COLORの70.943 GREY BLUE、70.964 FIELD BLUE、70.903 INTERMEDIATE BLUEにそれぞれ1:1で70.951 WHITEを加えてみましたが、どう見ても違います。

そこで、MODEL Airの71.005 GREY BLUEをベースに何色か加えて試したところ、左下の赤枠のように近いものができました。

GREY BLUEはグレーが強いので、71.091 SIGNAL BLUEと71.002 MEDIUM YELLOWを加えて71.001 WHITEを多めに明度を上げています。

割合は、

 71.005 GREY BLUE :2

 71.001 WHITE   :5

 71.091 SIGNAL BLUE:1

 71.002 MEDIUM YELLOW:1

これで塗ってみることにしましょう。

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1/48 F4F-4&F6F-3 その6

2018-10-15 00:57:37 | 1/48 F4F-4&F6F-3

ヘルキャットのデカールはとても使う気にはなりませんので、国籍マークを塗装で。

デカールをコピーし、ストレッチマスクシールという透明のマスキングシートを使って星形に切り抜き、マスクしていきます。

白サフの上にWhiteを塗ってあります。

星形に切って位置合わせをして、結構面倒です。

 

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