終わりの時

ドラマ「ドクターX」が終了した。
失敗しない医者大門、病気で死寸前の友 を救う。
若く、まだ人生にやり残しある若い人間には、命を救ってもらえる
名医の存在は大きい。
しかし、人生の終わり近い老人に名医の存在は、価値があるのだろうか？
「私、失敗しないので」の名セリフが、苦悩の言葉になる。
生かされる人間、その人生価値は終わりがある事に意味があると思う。
医療ドラマは、面白が反面、生きることへの失望感を感じる。
混乱する社会の中で、最後にすがるのは健康を害した事による医者なの
だろう。