棚からうさもち …羊毛フェルトの、ふんわりうさぎ…

羊毛で作るうさぎと、まるみ(ネザーランドドワーフ)のいる日々

智積院、養源院へ☆

2015-06-22 23:46:44 | 思ったことあれこれ

京都に居るものの、恥ずかしながら行ったことがないところは結構あって…

お誘いいただいて、三十三間堂近くの養源院へ。

 

血天井、狩野山楽の襖絵、鶯張り廊下など見どころはいくつもありますが

印象に残ったのは、俵屋宗達による杉戸絵。

 

 

 

 

これは絵葉書ですけれど、この象が杉戸に直接描かれています。

伸びやかな筆使いで、杉の戸から飛び出さんばかりに

生き生きと描かれている象や獅子や麒麟…

まるで現代アートのよう。

 

 

そして、智積院には、お参りはしたことはありますが、

長谷川等伯の障壁画を見るのは、今回初めて。

桃山時代らしい絢爛豪華な作品の中でも、「楓図」に心を打たれました。

 

25歳で大作を描いて翌年、26歳で亡くなったという長男を悼みつつ描き上げたという「楓図」。

太い幹が、前のめりに前進する人の姿のように見えました。

深い悲しみの中、それでも前を向いて進もうとする生命力が胸に迫り

忘れられない作品です。

 

 

智積院の庭園では、畳に座り、一休み。

 

 

 

 

話をしていると、いつの間にかサギが舞い降りて

ポーズをとってくれました

 

 

 

 

季節をかえて、またゆっくりと訪れたいと思います。

 

 

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コメント
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