棚からうさもち …羊毛フェルトの、ふんわりうさぎ…

羊毛で作るうさぎと、まるみ(ネザーランドドワーフ)のいる日々

懐かしい再会

2011-06-09 23:52:54 | 思ったことあれこれ

奈良の唐招提寺で、年に3日間だけ、御影堂の特別公開が行われます。

いつも機会を逃していましたが、今年は最終日の7日に行って来ました。

 

 

 

どうしても、東山魁夷氏によって描かれた、襖絵に再会したくて。


子どもの頃、当時、万博にあった国立国際美術館で、出会いました。

完成後すぐ、お寺に入る前、各地の美術館を巡回展示されていたのだと思います。


家族に連れられて、何気なく展示室に入ると、

壁ぐるりに、「濤声(とうせい)」の襖絵が飾られていて…

エメラルド色の波が寄せて、たった一人、海に囲まれてしまったようでした。

頭がクラクラするような衝撃で、しばらく声も出ません。

こんな凄い絵を描く人がいるんだ!

 

「山雲」が飾られていた、次の部屋では、

霧深い山の中に迷いこんだようで…

 

そんな強烈な印象を残した作品を、本当に久しぶりに拝見するのは

初恋の人と、数十年ぶりに会うような、不安とドキドキ感。

 

 

 

境内に咲いていた、タイサンボク(?)の花。

甘酸っぱい、柑橘系の香りがしました。

 

仏像をじっくりみているT氏を残して、私は真っ直ぐ襖絵の元へ。

 

…一目見て、胸がいっぱいになりました。お久しぶりです…


畳の間で、膝をつきつつ、順番に横に移動しながら拝見します。

名残惜しくて、もう一度、部屋の後ろで、邪魔にならないように眺めていたら

「あー、そこ、立たないで!」と、注意されました

美術館ではないから、仕方ないですね

 

思い出と変わらず、素晴らしい作品に再会できて、良い1日になりました。

 

 

ところで、駅までの道にあった自動販売機で、

こんなジュース発見♪

 

 

出たなラムネ味! 仮面サイダー

って…

 

これも、まあ、懐かしいヒーローとの再会と言えるかも…?

 

 

 

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コメント (4)
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