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今度ともどうぞよろしくお願いしたします。ミュージック・ハーベスト(歌曲集)
高山千代美
おはようございます。
皆さんお元気ですか?
こちらは、台風14号も過ぎていき、とてもよいお天気です。
これから影響が出る地域の方は、どうぞお気をつけてくださいね。
台風の前の、一昨日の夕方、急に空がオレンジ色に染まりました。
薄暗いオレンジ色でしたので、とても不思議な雰囲気に包まれました。
いままでにあまり見たこともないような風景でした。
さて、昨日のこと。
中学校で国語の教師をしているK子さんから、
清少納言の枕草子の一節「秋は夕暮れ」を歌にしてほしいとのご依頼がありました。
ほいさ~~~!!と早速、歌を作っています。
一段をのせますね。全部で323段ありますが・・・
春は曙(あけぼの)。
やうやう白くなりゆく山際(やまぎわ)、
すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
夏は夜。
月の頃はさらなり、闇もなほ、螢(ほたる)飛びちがひたる。
雨など降るも、をかし。
秋は夕暮(ゆうぐれ)。
夕日のさして山端(やまぎわ)いと近くなりたるに、
烏(からす)の寝所(ねどころ)へ行くとて、
つ四つ二つなど、飛び行くさへあはれなり。
まして雁(かり)などのつらねたるが、
いと小さく見ゆる、いとをかし。
日入(ひい)りはてて、風の音(おと)、
蟲の音(ね)など。(いとあはれなり。)
冬はつとめて。
雪の降りたるは、いふべきにもあらず。
霜などのいと白きも、またさらでも いと寒きに、
火など急ぎおこして、炭(すみ)持てわたるも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、
炭櫃(すびつ)・火桶(ひおけ)の火も、
白き灰がちになりぬるは わろし。
今読むと、とっても素敵な文章ですね~~
中学の時は、まだまだ経験が足りず、単なる教材にしか思えなかったけど
今なら、本当に味わって読める気がします。
あともう一曲、好きな歌があるので、次の投稿で載せますね。
それでは、今日もどうぞよい一日を!!