天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

原田龍二さんのお父さんのカフェ「百福」

2012年01月15日 | 旅行・お出かけ
1月14日、かねてより行ってみたかった、原田龍二さんお父さんが経営されているカフェに行ってきました。

JR浦和駅から幹線道路沿いにあるようでしたので、ネットの地図を見ながら
てくてくと歩いて、歩いて、歩いて、歩いて…… 

たどり着かない。

30分ほど歩いても、まだ半分のようでした。

しかしながら、初めて行くところなので、とりあえずひたすら歩き続けました。

約一時間ほど歩いていると、住宅地に古い家屋を発見。

そしてこの看板


 
【原田龍二の父の店】
という文字に疲れも吹っ飛びました。

いそいそと、そのお店へ。







なんと入り口のところにまで
【原田龍二】



中に入ると、高い天井に、大小の洋風のテーブルがあって、20人くらい座れるようになっています。

時間も遅かったせいか、店員さんがお一人上がられるようでした。

素朴な感じの女性の店員さんに、ケーキセット(栗のロールケーキとコーヒー)を注文。

はあ、と一息ついて壁を見ると、なんとまあ!

目の前には「怒れ求馬」のポスター(特大サイズ)、そのほかには
明治座の水戸黄門の舞台、弟さんの本宮泰風さん主演のやくざもの、そしてとの隣には
奥さんの松本明子さんのCDの販促ポスター(いつの?)が貼ってありました。

ほかにもテレビの水戸黄門代38部(しょうえいさんと晶ちゃんがいる)と、もうひとつ水戸黄門、多分最後の部?(しょうえいさんと晶ちゃんがいない)、
「極道の妻たち」、舞台「大奥」のチラシ、TV雑誌の助さんが表紙の号、
原田さんと本宮さんの名の入った手ぬぐいやら、原田さんのちょうちん、舞台最後の忠臣蔵の大入り祈願の額、原田さんのアイドル時代のグラビア?など、
まるで、映画村?原田さんマニアの部屋?みたいな雰囲気でした。
ちょっと「好色一代男」がないのが残念でしたが。

このようにして、ポスターやらなにやら物色していると、階段前にスリッパが8足ほど並んでいて、
「骨董品展示即売」の張り紙が。

そしたら、男性の方(多分、お父さん)が、「2階へどうぞ。あがって左側に電気のスイッチがありますから。」
と声をかけられました。
それじゃあ行ってみようじゃないの、と急な階段を上ると真っ暗。
古いスイッチを「パチン」と入れると、白熱灯が。真っ暗から薄暗~い屋根裏部屋が広がりました。

そこには、古そうなトンボ玉やら、簪、櫛、笄、煙草入れ、キセルに、箪笥、箸置き、京都とかで売ってそうな手作りのヘアアクセサリー、浮世絵、何かの置物、香水瓶などなど、そのほかたくさんの骨董品?が並んでいたり、置かれていたりしていました。
やっぱり、興味があるものに手や目がいって、トンボ玉(1個200円)や煙草入れ(値段なしガラスケースに並んでいた)や、浮世絵(誰だかわからなかったです。暗くて)をひとしきり見た後、
下に下りると、ケーキとコーヒーがテーブルに置かれていました。



ケーキは甘くなく、コーヒーも深い味わいで疲れが吹き飛ぶおいしさでした。
というより、この環境ですでにナチュラルハイでしたが。

よく見ると、棚に、古い骨董品とか売る資格?許可?のプレートが置かれた棚があり、大きなお皿とかいろいろ並んでいました。

おいしいケーキとコーヒー、目の前、周りにある原田さんのポスターで和むどころか、ますますハイになっていく私。
30分ほどで、もうあかん、と思い、失礼することに。

お会計のとき、どうしてお店の名前が「百福(ももふく)」なのか思い切ってたずねてみました。
すると「うちの倅が出たドラマの名前で。ちょうど店をやろうかなっと思っていたところで。」とのことでした。
やっぱり、チキンラーメンの安藤百福さんのドラマからかあ、と思ったのと同時に、この男性はお父さんということがわかりました。
「あのドラマ面白かったですねえ。」と、お気に入りのようでした。
ちょっと感想をお話したり。

「松本明子さんのポスターもありますね。」というと「うちの次男の嫁でして。」とか、「私ファンなんです。」というと「ありがとうございます。」とおっしゃられたり。
「大阪からきました。近かったら、1週間に1回くらいお邪魔しますのに。」というと、名刺をくださいました。
そこにも「原田龍二の父の店」とありました。

別に、原田さんとお話しているわけではないのですが、うれしくって、うれしくって。
またハイテンションに。

ずっとお話していたかったのですが、バスの時刻がせまっていましたので、後ろ髪を引かれる気分でお店をあとにしました。

ほんと近かったら、頻繁にお邪魔するのになあ。
古いもの好きなので、お伺いしたいです。

行きは歩いていきましたが、帰りはバスで15分ほどで浦和駅についてしまいました。
210円でした。

原田龍二さんファンの方、お近くにお住まいの方がぜひ。

次は百福バーガーセット(800円)をいただきたいです…が、いつ行けるかなあ。

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