平成うきよの覚え書き

日々の出来事などを老化防止の為 書いてゆきます。

「伯家神道の聖予言」という著作

2011年05月17日 | Weblog
 この著作の前書きは極めて重要なことが書かれている。
以下転載
 神道は、日本の伝統宗教といわれる。しかし、神道を宗教と呼ぶことは、本当は余り適当ではないかもしれない。神道は、日本人のアイデンテイテイとも結びついた生き方の指針であり、その教えは発祥から数千年を経た現在でも、日本人の血肉となって、生活上の欠くべからざる一部となっているからである。それなのに戦後の日本では、神道を奉じるものイコール国粋主義者、あるいは右翼という誤った観念が広がり、真面目な神道家や、真の意味での神道を理解しようとする者たちが少々窮屈な思いを思いをしているようである。戦前から戦中を通じて国家権力と結託し、諸外国との戦争を進める上で精神的な原動力となった、という過去の歴史も、何がしかの影響を及ぼしているだろう。

 しかし戦争中の国家神道は、実は神道の教えとは必ずしも一致するものではない。 以下省略 
 現在この著作を拾い読み、つまり見ているだけであるが、明日から本格的に読もうと思う。ここ数日現在の困難で、不安に満ちた状況を切り開く、有力な知恵が神道には秘められていることが確信となりつつある。困った時の神頼みと、俗に言われていることは、実に深遠な意味があるようだ。神意なるものを廃した(と思う)近代文明も、自然の法則の前になすすべも無いことが余りにも多すぎる。此処で神のお出ましを願うことがどうして非難されようか。歴史的合理性があるのではないか。

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