平成うきよの覚え書き

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ロッキード事件に関する資料

2010年02月12日 | Weblog

以下Asahi Comより転載

 ロッキード事件『中曽根氏がもみ消し要請』米に公文書
ロッキード事件の発覚直後の1976年2月、中曽根康弘・自民党幹事長(当時)から米政府に「この問題をもみ消すことを希望する」との要請があったと報告する公文書が米国で見つかった。裏金を受け取った政府高官の名が表に出ると「自民党が選挙で完敗し、日米安全保障の枠組みが壊される恐れがある」という理由。三木武夫首相(当時)は事件の真相解明を言明していたが、裏では早期の幕引きを図る動きがあったことになる。中曽根事務所は「ノーコメント」としている。

 この文書は76年2月20日にジェームズ・ホジソン駐日米大使(当時)から国務省に届いた公電の写し。米国立公文書館の分館であるフォード大統領図書館に保管され、2008年8月に秘密指定が解除された。

 ロッキード事件は76年2月4日に米議会で暴露されたが、ロ社の裏金が渡った日本政府高官の名前は伏せられた。

 与野党いずれも政府に真相解明を要求。三木首相は2月18日、「高官名を含むあらゆる資料の提供」を米政府に要請すると決めた。

 文書によると、中曽根氏はその日の晩、米国大使館の関係者に接触し、自民党幹事長としてのメッセージを米政府に伝えるよう依頼した。中曽根氏は三木首相の方針を「苦しい政策」と評し、「もし高官名リストが現時点で公表されると、日本の政治は大変な混乱に投げ込まれる」「できるだけ公表を遅らせるのが最良」と言ったとされる。

 転載以上
 この記事は実に無責任かつ曖昧である。卑しくもマスコミとして社会に有益な情報を提供するという責任感が皆無である。
 見つかったたとはどういうことか。誰かが偶然に読みそれを誰かに伝え、それを朝日の記者が聞いて書いたという事か。この辺りを明確に書くことが最低限の記事の体裁ではないのか。こんな事を言ってて見たところで何の社会的意味も無いが。一連の『小沢氏の政治資金』の件をめぐり、マスコミが頻繁に使った『関係者への取材』と同様無責任である。
 政治と金の問題をめぐり、与党対旧政権の自公・既得権益集団・大手マスコミ・高級官僚・・特に検察 の攻防が一層激化している最中に、偶然このような文書が発見されたという事だ。余りにおかしくは無いか。発表のタイミングを計っていたのであろう。

 大手コンビにローソンの不祥事は一昨日ニュースとなり、トヨタのリコール問題は昨年暮れ辺りからくすぶっていたように記憶する。全てこれらのニュースは交通事故や他の突発事件とは異なり、政治的社会的背景を考慮しつつ、当事者またはその利害関係者(外国を含む)が、マスコミを道具として使い、世論誘導を図っているのであろう。

 ロッキードのこの件に関しては、近いうちに『れんだいこ』氏が記事を書かれることを期待する。

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