平成うきよの覚え書き

日々の出来事などを老化防止の為 書いてゆきます。

日刊現代 対 日本共産党

2010年02月09日 | Weblog
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる土地取引疑惑に関連する報道で、思わぬところで「場外乱闘」が起きている。大手新聞は小沢氏の不起訴決定後も、厳しい論調を続けているが、一貫して小沢氏擁護のキャンペーンを張っているのが夕刊紙「日刊ゲンダイ」。同紙は大手マスコミの報道姿勢を批判し続けており、小沢氏批判を続けている共産党にも、その矛先を向けた。これに対して共産党側は、「小沢氏批判」批判は「金権政治擁護に通じる」と猛反発しているのだ。

 連日、1面トップを含めて何ページも小沢幹事長関連の特集に割いている日刊ゲンダイは、2010年2月5日発行(2月6日付け)の紙面では、表紙を含めて約3ページ半にわたって、この問題を特集。

■「司法権力の片棒担ぎか」

  「シロでなく灰色だと未練タラタラの真っ黒自民と大マスコミの妄言」

  「暴走検察は何度同じ失敗を繰り返すのか」

  「検察の言いなりになる大新聞の権力ベッタリ」

といった8つの論点を提示し、検察、自民党、大手マスコミなどの批判を展開した。論点のうちのひとつが、

  「自民・石破政調会長や公明、共産は司法権力の片棒担ぎか」

と題したもので、共産党にも矛先を向けている。

 記事では、「今回、とくにおかしいのが共産党だ」と指摘した上で、ジャーナリストの大谷昭宏氏のコメントを紹介。大谷氏のコメントでは、国会が司法権力に対して歯止めをかける必要性があったことを強調した上で、

  「ところが共産党までが、戦前・戦中、特高警察に嫌というほど痛めつけられた歴史があるのに、自民党などと歩調を合わせ、検察権力の味方になっていた。非常に残念です。ガッカリした人が多いと思いますよ」

と共産党を批判。

 さらに記事は、第2次大戦中の言論弾圧事件「横浜事件」で無罪判決が出たばかりだということを引き合いに、

  「そんなタイミングなのに、共産党まで暴走検察にシッポを振っているようじゃあ、連中は永久に懲りないぞ」

と、いわば「捨て台詞」を吐くとも取れる形で結ばれている。

■「『日刊ゲンダイ』の主張は、非常識きわまりない」

 共産党は、普段与党批判は激しく行うものの、メディア批判は多くない。ところが、さすがにこの記事には我慢ならなかった様子で、翌2月6日に機関誌「しんぶん赤旗」が異例の反論記事を掲載した。

 記事は「金権政治を擁護するのか『検察の片棒担ぎ』の暴論」と題して、「疑惑を追及してきた日本共産党に対して『検察権力の片棒を担いできた』などと批判する議論が一部に出ています」と指摘した上で、前出の「日刊ゲンダイ」を名指しした。

 その上で、小沢氏の疑惑は

  「政治のあり方の根本、国民の税金の使い方に関わる大問題」

だとして、検察の捜査とは別に、「しんぶん赤旗」が疑惑を調査報道してきた実績を強調。その上で、

  「それを『検察の片棒担ぎ』と非難するような立場は、結局のところ、金権政治擁護に通じるものといわなければなりません。さらにいえば、戦前・戦中の日本共産党への弾圧と、金権腐敗の摘発・追及を同列に置くような『日刊ゲンダイ』などの主張は、非常識きわまりないものです」

と切り捨てた。

 日刊ゲンダイでは、現段階では「赤旗」側への反論記事を掲載している訳ではないが、2月9日(2月10日付)の紙面では、

  「単純過ぎる世論 この国で民主主義は無理だ」

と題して、「小沢幹事長は、辞任すべきが7割」という世論調査の結果を非難。世論にも批判の矛先を向けつつある。
 転載以上

 共産党が言う戦前、戦中の共産党に対する弾圧は確かにあったかもしれないが問題は戦後も一貫して、国民の側に立ち権力犯罪を糺していたであろうかということだ。
 これはいうまでも無いことであるが、ロッキード事件の対応に見られる如く、共産党は一貫して角栄批判の立場(当時の政権与党)にたち、必然的に検察擁護の立場で有った。それは今回の小沢幹事長をめぐり、検察マスコミとともに小沢叩きに奔走するのと同じ構図である。それは端的に言えば秀才信仰であり、真実・正義とは何のかかわりも無い極めて俗物的発想を持った集団である事を示している。

 共産党の宮顕は灯台(笑い)出だ、検察官も同じ・・・だから正しいと多くのインテリ馬鹿日本人が信じていた。

 この辺り極めて正確且つ冷静に、人生学院の『れんだいこ』氏が論じておられる。山崎行太郎氏も『れんだいこ』氏の論文を引用された。

 又「灯台」出の立花隆という男も田中角栄たたきの先鞭をつけて、米国一辺倒の日本から舵を切らんとした名宰相を、誰の指示か知らないが陥れた。正に国賊である。何が知の巨人だ、聞いて呆れる。
 大体あんな分厚い本は庶民は読んでる暇が無い、こんなものを賞賛しているのも同じお仲間で、物書き互助会だ。実に下らん。百害有って百利なし(これでは駄目なのだ・・・笑い)

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