11月も終わり・・師走

　次々事件がおきる。世界は生きている証拠と考えよう。死は静であり、生は動である。死も生も生きているこの世の証。人の生き死にが時代を進める。不幸な死幸福な死、幸福な生、不幸な生、全てこの世の常であろうか。

　ユーラシア大陸もまた激動の時代を迎えたようだ。インド、ムンバイでのテロ。タイの空港閉鎖。夏にはチベット騒乱。グルジアでの紛争。これほど矢継ぎ早に起きたことは嘗て有ったのだろうか。南米、アフリカは紛争が絶えたことは無いようだ。インドはイスラム教徒のテロというような情報であるが、真実はなんであろう。タイは反政府市民の行動であるらしい。ミャンマーのアウンサンスーチー女史の一連の出来事が思い出される。タイもミャンマーも、欧米が裏で糸を引いているように思えてならない。市民やアウンサンスーチー女史が正しく、政府が非民主的に弾圧しているような印象を与える報道や映像に接し、改めて真実がどこらあたりに在るか考え込む。報道は常にバイアス（偏向、歪みの意味）が掛かっている。公正な報道等と言うものは教科書の中だけにしかない、架空の概念だ、と私は断定する。
　明日から師走。様々な思い、喜怒哀楽、事件、生死と共に一年も大団円を迎えつつある。

写真:今日は良い日だにゃー　　保土ヶ谷区和田町