平成うきよの覚え書き

日々の出来事などを老化防止の為 書いてゆきます。

気持ちを奮い立たせて 書く

2010年05月26日 | Weblog
 沖縄基地をめぐる鳩山首相の、今までの言葉が全く否定されたようである。普天間基地の移転は、国外・若しくは県外という首相のこれまでの発言は、一体なんであったかということであり、旧勢力・マスコミに対して、これ以上は無い攻撃材料を与えてしまったように考えられる。今まで首相に対し大きな疑念を感じつつも(原子力発電推進の方針など)政治的問題に関しては、全てに理想的な解は有り得ないと考えて支持していたが、ここでこの考えを改めざるを得ないかと考えるに至ってしまった。首相周辺は、旧勢力と結託した人材で堅陣を築いているようだ。かなりの閣僚、殆どの官僚が首相を宥めすかし且つ脅し、政治主導路線を否定すべく全力を挙げているようだ。

 このような情勢にあってもなお、首相の起死回生の策が有るのではないかという期待を僅かに持っていた。所詮鬼人神人でない唯の人間であるという事を実証した。欲の塊の既得権益集団には、高等数学も米国大学の教鞭も、現実にそれほど役立つ武器ではない、張子の虎という事だ。

 最も高等数学がイカサマであることは、彼の悪名高き、ウォール街のトレーダーの大失敗が帰納的に証明しているところだ。

 今日は、何時も拝見している、「心に青雲」さんのブログに取り上げておられた、俳句に深く感動した事を書きたい。
 この俳句は、次の如し。
 「浜までは 海女も蓑着る 時雨かな」 というものである。

 この句をどのように感じるかが、少なくとも60代の人の感受性の強弱を決めるものだと思う。(優劣といいたいが)

 20~40代の人にはこの句を感じることは難しいでしょう。何故なら物心ついた頃に見た風景が、60台の人とは全く違っているからだ。風景の移り変わりが、人の心を変えてゆくのは間違い有るまい。そして残念ながら、わが国において、風景は益々、人の感受性人間性を悪い方向に導くように作り変えられている。これは私の独断によれば、人為的且つ故意にそのようにされている。

 この「浜までは・・・」の句は、庶民の生活感・体温のようなものが伝わってきます。小沢さん、鳩山さん、麻生さん、にこの句の感想を伺いたいものだ。(笑い)

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