13:18川原湯温泉→(吾妻線・普通)→14:53高崎
15:12高崎→(信越本線・普通)→15:45横川
廃線となった 信越本線の 横川~軽井沢駅間の線路を、遊歩道として整備した「 アプトの道 」を訪問。
廃止から 約19年が経ったにもかかわらず、ほとんど 当時と変わらぬ光景が広がっていた。
一旦は、横川駅で 行き止まり となっていた線路だが・・・
その先には、軽井沢へと向かう線路が しっかりと残されていた。
昨日 訪れた、日本一のモグラ駅「土合」のある 上越線 が開通するまでは、この信越本線が 関東~新潟のメインルートだったらしい。
だが、北陸新幹線(当時は長野行新幹線) 等の開通により、鉄道としての役目を終えてしまった。
頭上には、現在の 交通の大動脈、上信越自動車道 の立派な橋が見える。
徐々に、辺りが暗くなってきた。
この辺りは 直線区間が続く為、遠くまで見渡す事ができるが、自分以外に「アプトの道」を歩いている人は、いない。
まさか、クマとか 出て来たりしないだろうね・・・
時期的に “冬眠中” のハズだが、今年は残暑が長かったので、人間で言う「夜更かし」をしているヤツもいたりして・・
すると、森の中から、
ガサガサ という音が!!
まさかっ!
と、思ったが、
それは、サル 。
暗くなってから ここを歩くのは 不気味なので、帰りは 平行する 国道18号を利用する事にする。
長~い直線区間を しばらく歩くと、ようやく変化が表れる。
なかなか レトロ感のある施設だが、
これは、変電所 らしい。
変電所の前には、トロッコ列車が停車する為の駅もある。
ここで、線路(信越本線)は、大きく左カーブ。
カーブを終え、少し進むと、さらに勾配がキツくなる。
線路を 真横から見ると、その勾配のキツさが より実感できる。
通常の鉄道路線で、この勾配はすごい!
この区間は、勾配のキツさゆえ、列車の後ろに 機関車を2両連結し、後ろからも押す形で、この上り坂を攻略していた。
列車だけの力では、上れなかったのだ。
逆に 下る時は、前に機関車を2両連結し、勢いがつくのを抑えながらの走行。
列車だけのブレーキでは、加速がつきすぎて、止まれなかったのだ。
そのような区間ゆえ、新幹線の開業とひきかえに、廃止されてしまった。
その新幹線とやらは、この区間は ほぼすべてトンネルのようなもの。
かつての難所を 全く感じさせる事なく、長~いトンネルを抜けると、あっという間に、軽井沢。
便利さとひきかえに、自分のような旅人には 少々そっけない。
このような場所を通ってこそ、高地にやってきた実感が沸くのだが・・・
後ろを振り向くと、
やはり、相当な勾配である。
ついに、終わりが見えてきた!
かつての線路上をゆく遊歩道は、ここで終わりのようだ。
その先にも 線路はあるはずだが、草が生い茂っていて、目視する事はできない。
道は、左側の線路の下を通り「 峠の湯 」へと続いている。
ここで、湯に浸かって 引き返すのも良いが、とある お店の閉店時間が18時という事で、入浴している時間はない。
外は、だいぶ暗くなってきた。
どのみち、今回の散策は この辺りで終了ですな。
アプトの道としては、まだ 全体の半分も来ていないが・・・
つづく
15:12高崎→(信越本線・普通)→15:45横川
廃線となった 信越本線の 横川~軽井沢駅間の線路を、遊歩道として整備した「 アプトの道 」を訪問。
廃止から 約19年が経ったにもかかわらず、ほとんど 当時と変わらぬ光景が広がっていた。
一旦は、横川駅で 行き止まり となっていた線路だが・・・
その先には、軽井沢へと向かう線路が しっかりと残されていた。
昨日 訪れた、日本一のモグラ駅「土合」のある 上越線 が開通するまでは、この信越本線が 関東~新潟のメインルートだったらしい。
だが、北陸新幹線(当時は長野行新幹線) 等の開通により、鉄道としての役目を終えてしまった。
頭上には、現在の 交通の大動脈、上信越自動車道 の立派な橋が見える。
徐々に、辺りが暗くなってきた。
この辺りは 直線区間が続く為、遠くまで見渡す事ができるが、自分以外に「アプトの道」を歩いている人は、いない。
まさか、クマとか 出て来たりしないだろうね・・・
時期的に “冬眠中” のハズだが、今年は残暑が長かったので、人間で言う「夜更かし」をしているヤツもいたりして・・
すると、森の中から、
ガサガサ という音が!!
まさかっ!
と、思ったが、
それは、サル 。
暗くなってから ここを歩くのは 不気味なので、帰りは 平行する 国道18号を利用する事にする。
長~い直線区間を しばらく歩くと、ようやく変化が表れる。
なかなか レトロ感のある施設だが、
これは、変電所 らしい。
変電所の前には、トロッコ列車が停車する為の駅もある。
ここで、線路(信越本線)は、大きく左カーブ。
カーブを終え、少し進むと、さらに勾配がキツくなる。
線路を 真横から見ると、その勾配のキツさが より実感できる。
通常の鉄道路線で、この勾配はすごい!
この区間は、勾配のキツさゆえ、列車の後ろに 機関車を2両連結し、後ろからも押す形で、この上り坂を攻略していた。
列車だけの力では、上れなかったのだ。
逆に 下る時は、前に機関車を2両連結し、勢いがつくのを抑えながらの走行。
列車だけのブレーキでは、加速がつきすぎて、止まれなかったのだ。
そのような区間ゆえ、新幹線の開業とひきかえに、廃止されてしまった。
その新幹線とやらは、この区間は ほぼすべてトンネルのようなもの。
かつての難所を 全く感じさせる事なく、長~いトンネルを抜けると、あっという間に、軽井沢。
便利さとひきかえに、自分のような旅人には 少々そっけない。
このような場所を通ってこそ、高地にやってきた実感が沸くのだが・・・
後ろを振り向くと、
やはり、相当な勾配である。
ついに、終わりが見えてきた!
かつての線路上をゆく遊歩道は、ここで終わりのようだ。
その先にも 線路はあるはずだが、草が生い茂っていて、目視する事はできない。
道は、左側の線路の下を通り「 峠の湯 」へと続いている。
ここで、湯に浸かって 引き返すのも良いが、とある お店の閉店時間が18時という事で、入浴している時間はない。
外は、だいぶ暗くなってきた。
どのみち、今回の散策は この辺りで終了ですな。
アプトの道としては、まだ 全体の半分も来ていないが・・・
つづく