かってこのブログで小泉内閣と古い自民党の間で「中途半端な安倍内閣」と書いたが、今度の組閣を見ても、同じ感想である。
古い自民党の体質は、「族議員」に象徴されるよう、特定の地域や業界への「利益誘導」が主要な要素を占めていた。選挙区、業界向きであった。これに対し、民主党などは、無党派に代表されるよう消費者、都市型であり「新自由主義」=市場主義であった
小泉ー竹中ラインの政治は、まさに「自民党をぶっ壊す」に代表されるよう、市場主義の徹底で、都市型であった。だから、都市部を中心に、自民党の内側では評判悪くても、無党派の支持を集めたのである。この矛盾を突いたのが今回の参院選の小沢民主党の地方重視路線だ。
安倍首相は、一方で、小泉改革の継承者、一方で、小泉改革の修正者。結局中途半端だ。そして、両者に共に受けるものとして
偏狭なナショナリズムを打ち出している。結局中途半端だ。自民党はどこへ行くのだろうか。
古い自民党の体質は、「族議員」に象徴されるよう、特定の地域や業界への「利益誘導」が主要な要素を占めていた。選挙区、業界向きであった。これに対し、民主党などは、無党派に代表されるよう消費者、都市型であり「新自由主義」=市場主義であった
小泉ー竹中ラインの政治は、まさに「自民党をぶっ壊す」に代表されるよう、市場主義の徹底で、都市型であった。だから、都市部を中心に、自民党の内側では評判悪くても、無党派の支持を集めたのである。この矛盾を突いたのが今回の参院選の小沢民主党の地方重視路線だ。
安倍首相は、一方で、小泉改革の継承者、一方で、小泉改革の修正者。結局中途半端だ。そして、両者に共に受けるものとして
偏狭なナショナリズムを打ち出している。結局中途半端だ。自民党はどこへ行くのだろうか。