村上明夫の政治,文化情報

村上明夫の政治と文化の情報と解説をお送りします

続・食の安全

2006-05-29 18:32:11 | Weblog
 今、さいたま市の農業講座に受講生で行っています。そこでも感じるのですが、「安心と安全」は21世紀の政治の大きなテーマではないでしょうか。耐震疑惑、子供への犯罪、食べ物、天災・・・・・.きりがないほど、私たちの安全や安心を不安にするものはあります。これらを、チエックするのは、個人では出来ず、公、主に行政の仕事です。
 「官から民へ!」と言う事には、妥当な面も多いのですが、公が弱くなる事は、不安な面が多くなる事でもあります。無駄な公共投資や、行政の裁量行為など、行政の問題は多いですが、「公」の仕事で重要な点は多いです。安心・安全のため「情報の公開・基準の明確化(裁量行為でなく)」はますます重要と思います。
 次は、具体的にポイント触れてみます。

動物の病気

2006-05-17 18:00:18 | Weblog
 今年から、埼玉県議会で、環境と農業の委員会に所属している。レイチェル・カーソンの「沈黙の春」の警告が現実の物となってから久しいが、影響が、私たちの食料にまで出て来ているようだ。イギリスでは、狂牛病のため500万頭以上の牛がされた。鳥インフルエンザによる鶏のは、埼玉県内や、日本で珍しく無い。「安心・安全」は私たち、共通の願いだ。「有機農業」も、一部の人だけでなく、安全な食料を求める人が多くなるにつれ、市場化し、付加価値となっている。
 肉食が主のヨーロッパでは、有機農業に続き、「有機畜産」への歴史的転換が盛んと言う事だ。家畜の飼い方によるストレスが、動物の新たな病気を生んでいると言う見方が有力だからだそうだ。「有機畜産」聞き慣れない言葉だが、安心・安全を求める私たちにとって目をはなせない言葉だ。また、この情報また報告する。

小泉改革の光と陰

2006-05-15 16:52:49 | Weblog
 小泉首相の任期が終わりという事で、後継総裁レースや小泉改革の総括が盛んである。いろいろな理由はあろうが、旧来の自民党の、特定利益集団の優遇と公共事業による、党勢維持と選挙基盤育成の構造が、終焉したのは大きな成果だ。しかし、国際社会と相容れない、偏狭なナショナリズムと受けとられる外交政策などは大きな問題だろう。格差が広がる傾向のある社会でのセーフティネットの構築や、地方分権の未成熟なども大きな問題だ。
 小沢民主党が、こうした傾向にアンチを唱え、登場したのは良い事だ。いずれにせよ政権交代は良い事で、常に、選択肢が国民の前に存在する方が良い。でも小沢新民主党が、小泉自民党への対抗心のあまり、せっかく壊れつつある。既存の利益集団と公共事業の維持などと言った、方向を選択するなら多いに問題。それは民主党と小沢一郎の破滅だと思うが。