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「小泉政権」と新左翼

2008-07-15 10:17:37 | Weblog
 「小泉政権」の評価は、色々である。概ね、旧左翼
(1970年当時の区分けで、社会党や共産党など当時の
ソ連の影響が大きい「既成の左翼」)からは評判がすこぶ
る悪い。自民党の大勢も同じだ。
 これに対し、「新左翼」(1970年当時、「既成左翼」
と対立した、学生など、ソ連型マルクス主義を否定しよう
としたグループ、いわゆる「過激派」と呼ばれる人達から
古いソ連型マルクス主義否定に重点のあったグループまで
色々な人がいた)
 この出身の人の「小泉政権」の評価は、大きく割れている。
「靖国問題」などを重視する人は否定的。
行革や将来の財政赤字の縮小、地方分権などを重視する人
は肯定的だ。面白い、評価の分かれだ。
 正直、言って自分も評価が、ジグザグだった。
概ね、外交問題等では、否定的、経済政策等では肯定的だった
色々ジグザグしたが、現在では、評価が高い。
 いずれにせよ「小泉政権」の評価は大事な問題だと感じていた
面白い本が出た。森政稔著「変貌する民主主義」(筑摩新書)だ。
「小泉政権」「新自由主義」と民主主義の関連は面白い。
次回に、少し詳しく触れてみよう。(毎週月曜日更新予定)

 

面白い本を読んだ。森 正稔著「変貌する民主主義」(ちくま新書)だ。

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