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洞爺湖サミットで明らかになった低炭素化社会への3コース

2008-07-09 17:31:20 | Weblog
 洞爺湖サミットで、地球温暖化防止=低炭素社会への3つのコースがはっきりした。
ひとつは、大方から否定されているアメリカに代表された「化石燃料」依存の従来のコース。
二つは,フランスに代表される化石燃料に変わる「原子力発電」のコース。
三つは、ドイツなどに代表される化石燃料に変わる「太陽光発電」などの自然エネルギーのコース。
 個人的には、第三の道が良いと思うが、大勢を占めたのは第2のコースのようだ。
日本にとって有利なのは一体どれか。
 日本が世界に誇れるものは「技術」。資源を多く食うものより太陽光などが有利だと思う。
太陽光や風力、波・・・などの自然エネルギーを利用する技術に力を入れるべきと思う。
そのため、大学や研究機関などのお金を投入し、人材を育てる必要があると思う。
若い人材に投資すべきだ。「公共投資」は、大学、研究機関、人材育成に投入すべきだ。
 今、日本に欠けているのは、そういう市場や人材を育てる仕組み、制度を作る「政策」だ。
政治の遅れこそアキレス腱だ。「大学・研究機関」を本当に重視する政党は一体どこだ?
地方の活性化が言われるが、地方に大学を研究機関をもっと作るべきだと思う。
 (毎週月曜日更新予定)

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