まえのブログで日本に「社会民主主義」の伝統が無い。それが「緑の党」の出来ない一つの理由と述べた。「社会民主主義」とは、選挙、議会制民主主義を通じて、社会の変革をめざし、市場経済の問題を、政府の介入によって克服しようとする、経済政策を重視する。日本ではかっての「社会党」が、社会民主主義政党で、現に「社会民主党」という名前の政党があるが、これらは、どちらかと言えば、マルクス、レーニン主義、共産主義であり、本格的社会民主主義政党とは言えなかった。1960年代後半の「新左翼」も、レーニン主義であり、議会制民主主義を重視するグループは無かった。「緑の党」の基盤、すなわち、選挙、議会制民主主義を重視する勢力はあまりに少なかったのだ。「社会民主主義」と「市民社会」の問題は次にゆずろう。
最新の画像[もっと見る]
- 見沼、星川の弁財天です 18年前
- 利根大堰の見沼元圦の弁財天 18年前
- 利根大堰の取水口の行きました 18年前
- 「御影用水」です。 18年前