ようやく時間があいたので、新クラスタでGPSのグローバル解析を行う準備。ま、こういう解析は解析センターでやってくれるので、下々は座標時系列か、せいぜいsinexを使うのが一般的である。ただ、今回解析ソフトウェアのバージョンが新しくなって、基線を選択してambiguityを解けるようになった。このオプションで時系列の誤差がどれだけ小さくなるか調べたいのだが、解析センターが解析をやり直してくれるまでにはかなりの時間を要する。だったら自分でやってしまおうというわけだ。また、一度グローバル解析解を作っておけば、後で日本国内の地域解析をする際にもこの解と結合することでreference frameを与えることが出来る。このときグローバル解、地域解ともに同じソフトウェアの同じ解析戦略で計算してあれば、結合に伴う誤差を小さくすることができるというわけだ。
ひとつの研究室単位でこのような贅沢な解析を行えるのは、大変ありがたいことである。銭のにおいのするところ、どこにでも出没しまっせ。
ひとつの研究室単位でこのような贅沢な解析を行えるのは、大変ありがたいことである。銭のにおいのするところ、どこにでも出没しまっせ。