本日の読書

紫禁城（入江曜子：岩波新書）

紫禁城の建物の説明というよりは、清朝の歴史を紫禁城の建物に絡めて詳述している本。これを読んでから紫禁城に行くと見るポイントが絞れていいかも。特に西太后のくだりには驚いた。珍妃の井戸の歴史的な背景も正確に理解した。前に行ったときにはそこらへんはほとんどスルーしたのだが、あの後宮でそんな血なまぐさい権力闘争が繰り広げられていたと知っていたならまた違う見方が出来たのに。

きわもの

職場で、お客さんが持ってきてくれた韓国みやげの唐辛子チョコをいただく。まずくはないのだが、なぜチョコに唐辛子を混ぜる必然性があるのか激しく不明。

頼まれていた作文を一通り仕上げた。あとちょっと練り直してさっさと渡してしまおう。ウィーンにいる間まったく作業できなかったのもあって、もう締め切りを過ぎているのだ。早くせねば。

女性専用車両

某所で講義。EeePC、無事に使えましたとさ。

帰りがけ、やけにすいてるなと思ったら女性専用車両だった。もちろん時間外だったのだが、それでもみんな避けるのだろうか。かくいうわたしも、最後男一人になったときはさすがにいたたまれなくなって他の車両にうつりましたとさ。とほほ。

宅配便

昨日、夜９時前だったか、突然チャイムが鳴ったので宅配便かなと思って出てみたら懐かしいお顔がずらり。そうか、ASCだったか、というわけで飲み屋へ直行。お世話になりました。楽しかったっす。

職場で工事のおかげで通路が使えなくなってしまった。ここしばらく調べ物で図書にひんぱんに行かねばなければならないのだが、めちゃめちゃ迂回を強いられる。うーん。歩く距離が増えるのはよいことではあるのだが。

明日S101デビュー。作成したスライドは問題なく動きそうだ。うまくプロジェクタに出ればよいのだが。

スパム

今度はUPSから。

>Sorry, we were not able to deliver postal package you sent on November >the 1st in timebecause the recipient's address is not correct.
>Please print out the invoice copy attached and collect the package at our >office. If you do not receive package in ten days you will have to pay
> 36$ per day.

ネットで検索すると、結構最近良く見られるスパムなようだが、こちらのは送り先まで偽装した本格派。よくやるよというか暇だねというか。。。

講談社ラクレ「論文捏造」読んだ。よく調べてあって面白いのだが、著者がJournal（特にNature/Science）について、論文の内容の正当性を（reviewerではなくて）編集部が担保すべきであり、そのために編集部の強い権限を期待しているように読めるのが気になった。別にみんなN/Sに書いてあることがすべて正しいなんて期待していないと思うし、逆にそういう読み方をしないといけないと思うのだが。

S101続き

週末を使っていろいろいじる。まずメモリを2GBに換装。裏蓋をあけるとすぐアクセスできるので簡単。Transcendの3000円弱の安いメモリだったが問題なく認識。次にPhotoFastのSDHC 16GBを挿してローカルディスク化。こちらは個人ファイルの格納用に使う予定。

ブラウジングとかYou tubeなんかでいろいろ試してみたが、思ったよりも速い印象だ。キーボードも問題ないし、電池のもちもいいし、なかなかいいんじゃないでしょうか。

S101

キター！ついでに増設用SDHC 16GBと増設用メモリ2GBを買っておいたので、連休中に作業して使えるようにしてしまおう。来週某所で講義をするので、その時に使えるとよいな。

火山の本

小屋口さんの火山物理本が書評に出てたので購入。大昔セミナーでご一緒させていただいた時期があったが、やっぱり噴煙の物理の話なんかは楽しかった記憶がある。自分でも簡単なカオスの計算をして遊んでたりしたのだがなぁ。今の自分の仕事に物理があるかといわれると心もとない。

池

調べ物のついでに昔の営繕の記録を見ていたら、職場の敷地に見慣れぬ池を発見。ちょうど今の科学館のあたりに池があって、池の真ん中を通る遊歩道なんかが整備されていてちょっといい感じ。でもどうせ水源は地下水だろうから、裏を返せば敷地全体がゆるい地盤上にあるということの現れなわけで。あらら。

査読返した。撃墜。

大車輪

諸事情により時間が逼迫してしまったので、２台のクラスタ計30ノード60CPUで大車輪のGPS解析。さすがに速い。事件事故がなければ12月の学会に間に合う計算だがどうだろう。

評価委員会の練習。ちょっと説明が平板に過ぎた。ポイントを絞らねば。8分は短すぎるが、短いなりの説明のしかたというのがあるはずだ。

査読もう一度読んだ。指摘するポイントが絞れたので明日にはレポート書いてしまおう。しっかしこの論文、どう読んでも古人の結果の（質の悪い）再生産なのだが、研究した人はこれで楽しかったのだろうか。