研究打ち合わせで来訪。ついでにセミナーをしてもらった。あとで出席した人に話を聞いたらおおむね好評。特に「面白そうに話をしてくれるのがいいね」という感想が多かった。やっぱりこれが基本だよね。初心忘れるべからず。
見えた。きれいきれい。気象で言うところの湿舌みたいに低TEC域が北に延びているのがよくわかる。
それにしても、衛星毎のオフセットがひどい。衛星DCBが日変化しないとすると、視線方向による電離層の異方性を見ているということなのだが、どっちなのかね。
それにしても、衛星毎のオフセットがひどい。衛星DCBが日変化しないとすると、視線方向による電離層の異方性を見ているということなのだが、どっちなのかね。
久しぶりにGPS-TECの解析おば。前にやったのはもう3年も前か。はぁ。
とりあえず、前回と同じくArikanの方法に従って、衛星のコードバイアスはGLOBAL TECを決めたときのもの、地上局のコードバイアスはGLOBAL TECにあうように推定、というやり方をとってみた。ただし地上局のコードバイアスは、ある程度の(random walk)subdailyな変動を許す、とした。
以前も気がついたことだが、こうやって求めた生のTECでは、衛星ごとの下駄が目立つ場合がある。でもこれって衛星コードバイアスではなくて、たぶん電離層の異方性そのものなんだろうなぁ。なんでこんなことやっているかというと、干渉SARの補正に使いたいわけだが、こんな異方性がある場合には、TECに直すとまずくて、地上局1局ごとのデータからその場所におけるSARの視線方向のdelayを直接計算したほうがいいわなぁ、ということで、対流圏と同じくgradientを推定してみることにする。とりあえずMSTIDなんかはgradient方式でよく表現できることがわかったが、果たして干渉SARの補正方式としてはどちらが有効か。
とりあえず、前回と同じくArikanの方法に従って、衛星のコードバイアスはGLOBAL TECを決めたときのもの、地上局のコードバイアスはGLOBAL TECにあうように推定、というやり方をとってみた。ただし地上局のコードバイアスは、ある程度の(random walk)subdailyな変動を許す、とした。
以前も気がついたことだが、こうやって求めた生のTECでは、衛星ごとの下駄が目立つ場合がある。でもこれって衛星コードバイアスではなくて、たぶん電離層の異方性そのものなんだろうなぁ。なんでこんなことやっているかというと、干渉SARの補正に使いたいわけだが、こんな異方性がある場合には、TECに直すとまずくて、地上局1局ごとのデータからその場所におけるSARの視線方向のdelayを直接計算したほうがいいわなぁ、ということで、対流圏と同じくgradientを推定してみることにする。とりあえずMSTIDなんかはgradient方式でよく表現できることがわかったが、果たして干渉SARの補正方式としてはどちらが有効か。
おはずかしながら、デジタルフィルタの初歩を勉強中。バターワースとかチェビシェフとか、使ったことはあるけど自分で設計したことはなかったのよね。
とりあえずFIRの窓関数法で感じをつかむことに。最初、「なんだ、ぜんぜん位相があわないじゃん」とあせったが、原因は因果律を満たす(=過去データのみを参照にする)ように係数をシフトしたせいだった。係数をシフトすると、零位相ではなくて直線位相になってしまうのだね。はぁ。
とりあえずFIRの窓関数法で感じをつかむことに。最初、「なんだ、ぜんぜん位相があわないじゃん」とあせったが、原因は因果律を満たす(=過去データのみを参照にする)ように係数をシフトしたせいだった。係数をシフトすると、零位相ではなくて直線位相になってしまうのだね。はぁ。
The lady tasting tea: How statistics revolutionized science in the twentieth century by David Salsburg
20世紀統計学の歴史。統計で使われるいろいろな要素(中心極限定義とか、検定とか、ベイズ推定とか)について、そのエピソードを紹介した本。非常にためになったけど、統計学一通り学んだ人じゃないと読み通すのは厳しそう。
そういう意味では、昔とった松原統計がひょんなところで役に立ったというか。大変面白く読ませていただきました。
20世紀統計学の歴史。統計で使われるいろいろな要素(中心極限定義とか、検定とか、ベイズ推定とか)について、そのエピソードを紹介した本。非常にためになったけど、統計学一通り学んだ人じゃないと読み通すのは厳しそう。
そういう意味では、昔とった松原統計がひょんなところで役に立ったというか。大変面白く読ませていただきました。
ぬ、抜け駆けされたー...orz
というのは冗談だが、かの聖地へ行ってきたとの報を聞いて、ますます思いがつのることよ。
思い起こせば、初めて行ったのが1999年。イギリスのバーミンガムのことであった。衝撃的だったなぁ。売りのチキンウイングよりも、なぜかバケツ1杯食ったムール貝のほうが印象に残っている。
というのは冗談だが、かの聖地へ行ってきたとの報を聞いて、ますます思いがつのることよ。
思い起こせば、初めて行ったのが1999年。イギリスのバーミンガムのことであった。衝撃的だったなぁ。売りのチキンウイングよりも、なぜかバケツ1杯食ったムール貝のほうが印象に残っている。