眞子内親王殿下のご結婚について

眞子内親王殿下が小室圭さんと年内にもご結婚されるという。小室圭さんというより小室圭さんの母親が週刊誌に色々と報道されたことにより、国民はあまりこのご結婚に賛成ではない。父親である秋篠宮殿下もそうであるようだ。

しかし眞子内親王殿下は小室圭さんとどうしても結婚したいと意思を貫かれた。そして年内のご結婚内定につながったようだ。

上皇陛下は上皇后（未亡人ではないが、皇太后と呼ぶべきだと思うのだが）陛下とのご結婚にあたり上皇后陛下が初の民間出身（皇族でも旧華族でもない）であるにも関わらず御意思を貫かれ、御結婚にこぎ着けた。テニスコートの恋などといわれる。

上皇后陛下は初の民間出身の皇太子妃（当時）として週刊誌に叩かれるなどして声が出なくなるなど大変な苦労をされた。

今上陛下も皇后陛下と御結婚されるにあたり皇后陛下の母方の祖父がチッソの社長であったことから（水俣病を発生させた後に建て直しのために興銀から入ったらしいが）、反対があった。しかし今上陛下は御意志を貫かれ、皇后陛下と御結婚された。

また皇太子時代に

「雅子のキャリアを否定する動きがあった」

と述べられるなど皇后陛下への「愛」は並々ならぬものがある。

昭和天皇も

「人倫に反することはできない」

と側室を持たれなかった。大正天皇もそうだ。

明治天皇には側室が何人も居られた。

皇室は結構「情熱的な家系」なのだ。「愛」に生きている。側室が多いことも情熱的といえるので、皇后陛下一筋とどちらが情熱的なのかその点はわからない。

だからというわけではないが、眞子内親王殿下の小室圭さんとのご結婚には賛成でもないが、特段反対でもない。

皇族でも結婚はある程度自由にするべきだからという考えからではない。

眞子内親王殿下が女性であり、ご結婚の後は皇籍離脱されるからだ。これが悠仁親王殿下の御結婚であれば反対しただろう。皇室は情熱的な家系なので御意志を貫かれるかもしれないが。

叩かれれば埃が出ない人間はなかなかいない。完璧な人間などいやしない。だから女性皇族のご結婚はそれほど目くじらを立てなくても良いのではないか。皇籍離脱されるのだから。

小室圭さんは米国で弁護人になるエリートなのではないか。皇族の結婚相手として申し分あるまい。

一時金やご結婚の儀式も辞退されるようだが、辞退しなくても良いのではないかと私などは思うのだ。

だから女性宮家創設には反対で、小室圭さんが皇族になることはあってはならない。男性皇族は生まれつきの皇族でなければならず、女性のように結婚で皇族になれることがあってはならない。

皇位継承の有識者会議がどのような結論を出すかわからないが、その点は強調したい。私個人の意見が通るわけではないが、賛同者を1人でも多くしたい。

安定的な皇位継承のためには旧宮家の男性皇族が皇室に復帰して貰いたいのだ。

眞子内親王殿下のご結婚は、私としては祝福したい。