面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

菅義偉のイカれ具合

2020-09-19 23:32:52 | 政治
~~引用ここから~~
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2020/09/17/kiji/20200917s00042000138000c.html

(略)

 首相はブレーンの竹中平蔵慶応大名誉教授や三木谷浩史楽天会長兼社長、新浪剛史サントリーホールディングス社長らの入閣を一時、検討したが「党内には優秀な議員がたくさんいる」と二階氏が否定的で断念。叩き上げが叩きのめされて迎えた船出。かじ取りを不安視するささやきが早くも漏れ始めた。
~~引用ここまで~~


菅義偉は一時竹中平蔵や三木谷浩史、新浪剛史の入閣を検討していた?正気なのだろうか。スポニチだけに飛ばしと見たいところだが。

菅義偉が安倍晋三以上の構造改革主義者だということはわかっていた。しかしこれほどとは。竹中平蔵パソナ会長をまた閣僚にするつもりだったとは菅義偉のイカれ具合は想像以上だ。記事にした当たりを誉めたいが、竹中平蔵を入閣させれば「改革路線」などと称賛するのか。やはり新聞は狂っている。

竹中平蔵を入閣させていれば保守派には蛇蝎のごとく嫌われていたに違いない。だがその方が支持率が早く下がり、総辞職に早く追い込めただろうか。安倍晋三「信者」でさえ竹中平蔵を民間議員にしていることは擁護できなかったのだから。

政商、レントシーカーが「民間議員」として政府に潜り込み、「改革」と称して自分達に都合の良いように政治を操り、利権を貪る。小泉純一郎時代から見られる仕組みだ。竹中平蔵は小泉純一郎には経済財政担当相、総務相にすら任命されている。

だが思い起こして欲しいのは竹中平蔵は参議院議員を任期途中で放り投げたという事実だ。閣僚としてブレーンとして政府を思うままに動かした身が今更陣笠議員などやっていられるかということなのだろう。

だが参議院をこれほど侮辱したものはない。自民党の参議院議員は平気なのだろうか。参議院には採決を取る際には平気なのだろうか。野党も竹中平蔵をブレーンあるいは閣僚として使うことは参議院に対する侮辱だと国会で追及するべきなのだ。

18歳以上の日本国籍を有する日本人は誰しも参政権がある。しかし参議院議員を任期途中で放り投げた故大橋巨泉と竹中平蔵にだけは政治に関わる資格がないのだ。自民党であれ野党であれ国会議員、とくに参議院議員はそのことを追及しなくてはならない。

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