面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

支那と韓国の対立を煽り、分断せよ

2021-05-04 21:34:14 | 北朝鮮・韓国
米国の主敵は支那だ。日本に取っての第一仮想敵国も支那だ。だから支那と支那の友好国を分断し、孤立させ、支那包囲網を築かねばならない。

そして今回は支那の属国に再びなろうとしている韓国を支那から引き離したい。韓国経済は支那に依存しているから逆らえないのだが、韓国世論は支那への不満が爆発しているようなのだ。

中国と韓国を分断する - 面白く、そして下らない

古い記事だが、敵を分断するのは政治、外交の要諦だ。

その記事では朝鮮戦争の歴史認識で分断すると書いた。朝鮮戦争は北朝鮮による奇襲攻撃で始まった侵略戦争というのが韓国、西側先進民主主義国の歴史認識だ。しかし北朝鮮の歴史認識は朝鮮半島統一のための「統一戦争」だろう。共産主義者風に云うと「祖国解放戦争」か。

「人民義勇軍」(人民解放軍をそのまま送ると米国と全面対立しかねないので人民義勇軍と称した)を援軍として送った支那の歴史認識も北朝鮮に準じるものだろう。

朝鮮戦争の歴史認識で支那と韓国を分断しようとすると支那と北朝鮮の関係を強固にしてしまいそうだが、それはやむを得まい。

米国が支那と北朝鮮を分断するために北朝鮮と劇的な和解をする懸念があったからそれを防ぐためにも有益だ。拉致問題の置き去りは怖い。

日朝平壌宣言破棄を急げ - 面白く、そして下らない

~~引用ここから~~

「反中」爆発、韓国世論に異変 「キムチ」「PM2・5」問題が引き金 旭日旗を引き裂く映像に驚きのコメント「中国国旗も引き裂いて」

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が、「反日・告げ口外交」を加速させている。自国の原発でも大量の放射性物質トリチウムを海洋放出し、政府の合同...

zakzak

 


 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が、「反日・告げ口外交」を加速させている。自国の原発でも大量の放射性物質トリチウムを海洋放出し、政府の合同タスクフォースが「科学的に問題ない」との報告書をまとめていながら、日本政府が東京電力福島第1原発のトリチウムが含まれる処理水の海洋放出を決めたことを批判し、欧州やアジア、中米諸国などに同調を求めている。ただ、国内では「反中」感情が高まっており、これが「反文在寅」感情を爆発させかねない危機的状況だという。中韓関係を悪化させている「中国由来の微小粒子状物質『PM2・5』」と、「キムチの起源」問題。ジャーナリストの室谷克実氏が、あきれ果てる隣国の最新情勢を報告する。



 韓国の文政権は、日本政府が決定した「福島原発の処理水を海洋放出する」との方針に、「国民の情緒」を最大の根拠にして噛みつくことで、支持率低下を食い止めようとしている。文政権にとっては、中国も日本の決定を批判していることが、心理的に大きな支えになっているようだ。

 ところが、韓国の「国民の情緒」はこのところ、「反中」がすさまじい勢いで表面化している。韓国人が叫ぶ「反中」は、即「反文在寅」だ。

 韓国の「大学生進歩連合」とは、2019年10月に、ソウルにある駐韓米国大使公邸に乱入した活動家集団だ。その主張は「従北・反米・反日」。文政権の本音を体現すると言える。

 彼らは4月16日から、ソウルの日本大使館が入居しているビルの前に抗議の座り込みを始め、20日には「抗議の集団剃髪」に続いて、旭日旗を引き裂くパフォーマンスを演じた。

 ほどなくポータルサイトに、パフォーマンスの映像がアップされた。それに付いたコメント(=20日のカイカイ反応通信参照)を見て驚いた。

 1位「微細粉塵(ふんじん=PM2・5のこと)の中国にも何か言葉をお願いします」(共感2872)

 2位「日本が嫌いなのは分かりますが、どうして中国には口も開けないのですか」(共感2805)

 3位「中国の微細粉塵にもデモをして、中国国旗も引き裂いてください」(共感2537)

 政権与党のリードと、マスコミ挙げての報道により、この時点で「汚染水を放出する日本は絶対悪」とする社会心理のフレームは出来上がっていた。そのフレームと闘うことは、匿名の書き込みでも難しい。そこで、2位の意見のように「日本が嫌いなのは分かりますが」となるのだろう。

 文政権は発足以来、露骨な「対中屈従姿勢」を取ってきた。その典型が「日米韓の軍事同盟化」などを否定した「3不の誓い」だ。

 今年になると、文大統領は中国共産党創立100周年を祝う言葉を習近平国家主席に伝えた。自由主義圏の元首としては、あり得ない発言だった。

 韓国の政権中枢は、こうした「対中屈従」が支持率上昇につながると思い込んでいる節がある。昨年4月の国会議員選挙の前に、習氏の訪韓を実現しようと躍起になったのは、その傍証だ。

 しかし、民間に目を移すと、韓国の「反中」は日増しに高まっている。ネットの書き込みで、中国人を「チャンケ」と蔑称で呼ぶのは“常態”だ。

 ◆文政権「対中低姿勢」に不満爆発

 昨年暮れ、中国が「キムチの起源は中国の『泡菜(パオツァイ)』だ」と主張したことは、韓国の「反中・民族主義」を痛く刺激した。

 そして、中国の食品工場で、韓国向けと思われるキムチの漬物槽に裸の男性が入り、かき混ぜ、さびたクレーンがキムチを移し替える映像がアップされ、「反中」の度は高まった。

 さらに、黄砂にPM2・5、中国漁船の沿岸侵入、ソウル周辺での中国人所有地の拡大など、摩擦要因は山ほどある。

 李王朝が中国の属国だったことを描写した民放の大河ドラマは、視聴者の猛烈抗議を浴び、2回で放送中止になった。

 その時、朝鮮日報(2021年3月25日)は「韓国のアイデンティティーを歪曲(わいきょく)しようという一部中国人たちの動きや、現政権が見せている中国に対する低姿勢ぶりなど、積もり積もった不満が爆発したとの見方もある」と、遠慮がちに指摘した。

 今や、現政権の傲慢さへの積もり積もった不満が「反中」の衣装を着て爆発しつつあるように思える。韓国の「反中」は要注目だ。(室谷克実)
~~引用ここまで~~


韓国世論は支那への反発が爆発している。キムチの起源論争や高句麗が朝鮮民族の独立王朝だったか、支那の地方政権に過ぎなかったのか。また「黄砂にPM2・5、中国漁船の沿岸侵入、ソウル周辺での中国人所有地の拡大」などだ。

日本としてはこの韓国の反支那意識をどんどん煽りたい。韓国は経済的に支那に依存しているから逆らえないのだが、感情はまた別物だ。

支那人も端午の節句だったと思うが、韓国に文化遺産登録されて嫌悪感がある。対立点は山ほどあるのだ。日本は日本の歴史認識でそれぞれに個別に肩入れして対立を煽れば良い。

キムチは韓国起源(違うという説もあるのだが)、端午の節句は支那というように。稲作も朝鮮半島を経由して日本に伝わったのではなく、支那の華南から直接日本に伝わったと考えている。これは日本と韓国を分断してしまうかもしれないが、もう日本は韓国に譲歩するつもりはないし、正しい歴史を改竄することはできない。

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