中国と韓国を分断する

中国と韓国、両国共に日本の敵と言っていい。「国家に真の友人はいない」という言葉を別にしても筋金入りの反日国家だ。所詮この２国、北朝鮮を含めた特定亜細亜３ヶ国との友好はない。
まずこのことを強く認識する必要がある。全てはそれからだ。特定亜細亜と「友好」などと寝ぼけたことを考えている人は眼を覚まして欲しい。

その上で、だ。その上でこの２国を分断する必要がある。「敵は分断して統治せよ」。古来よりの鉄則だ。あるいは米国が日本に対しても行っているかもしれないが、特定亜細亜と手を結んでも日本の国益につながらないから問題はない。頭の片隅には入れて置く必要はあるが。

～～引用ここから～～
正しい歴史認識と対話を＝北東アジアの対立に憂慮－国連総長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012103000445

　【ソウル時事】訪韓中の潘基文国連事務総長は３０日午前、国会で演説し、日中、日韓間で歴史、領土をめぐる対立があることに関し「過去からの葛藤要因がいまだに消えていない。正しい歴史認識と対話を基礎とし、未来を見通しながら平和的に（問題を）管理し、多方面の交流を拡大していく２国間協力が推進されなければならない」と述べた。
　さらに「これとともに、域内の経済的統合と政治的協力を推進する努力も並行して行われなければならない」と強調した。（2012/10/30-12:33）
～～引用ここまで～～

潘基文が言いたいことは、ことさら強調しなくてもわかる。要は「敗戦国・日本」は中国、韓国の歴史認識に従え、ということだ。怒りを覚える。国連事務総長という中立を求められる立場だというのに、自国と中国の立場に立った発言をするとは。南北どちらでもあろうとも朝鮮人は所詮こういう人間だということだ。

しかし、ここで怒りを胸に抱えたまま、「戦略」を考える。中国と韓国を分断する方法を。

どうすれば良いか。潘基文は言及していないがここで中国、韓国の間にある「歴史認識」に言及する。「朝鮮戦争」についてだ。
朝鮮戦争は北朝鮮による侵略戦争というのが、おおよそ世界あるいは米国、西側諸国、自由主義・民主主義諸国の歴史認識だと思われる。しかし北朝鮮にとっての朝鮮戦争は朝鮮半島の「統一戦争」だ。人民解放軍を「人民義勇軍」と称して参戦させた中国は北朝鮮とは完全に一致しなくても、侵略戦争への「援軍」を出したとは考えていまい。

そこで潘基文の言葉を借りて「朝鮮戦争」に言及し、朝鮮戦争に関して歴史認識に言及すれば良い。たとえば日本の立場に立ち

「我が国としても、中国と韓国のように北朝鮮の侵略であった朝鮮戦争を同一の歴史認識として共有したい」

などだ。中国はまさか朝鮮戦争を「侵略戦争」だとは言えまい。韓国もまた朝鮮戦争を北朝鮮による侵略戦争以外の何物とも考えてはいまい。そこに「分断」する余地がある。

この方法なら日本の誇りも傷つかない。中国と決定的対立を避けたい米国はあまり良い顔をしないかもしれないが、朝鮮戦争に従軍した退役軍人の手前あまり口を挟めないだろう。北朝鮮の侵略を防いだ、朝鮮半島の共産化を防いだ戦争以外の解釈を取れないはずなのだ。

また韓国国内で保革対立を激化させる効果も見込める。自殺したノムヒョン前大統領や北朝鮮に５億ドル送金してノーベル平和賞を買った金大中元大統領などは明らかに北朝鮮に共感していた。革新派は現在もそうだろう。しかし保守派は北朝鮮との対立に疲れているものの、朝鮮戦争を北朝鮮の侵略戦争以外の解釈は取れない。

中国や韓国が第二次世界大戦の歴史認識で日本を悪と決めつけるならば、日本も冷戦の歴史認識を持ち出すまでだ。この方法なら金は掛からず、誇りも傷つかない。あからさま過ぎれば逆に日本が非難を受ける恐れもあるので、そのあたり慎重に行うのは当然として。

他には文化財の起源も問題もある。漢方などは明らかに中国起源だが、韓国が起源を主張して中国から猛烈に反発を買っている。日本も韓国の起源捏造にはネットを中心に嫌悪感が広がっている。これでは中国に分があるのだから、また片方で韓国を支持したのだから、中国を支持し２国を分断する。こちらも中国のパクリで日本の国益が損なわれない範囲でだが。

このように「歴史認識」で日本も反撃に出るべきだ。敵を分断することこそ、政治（外交）の要諦なのだから。



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