面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

『ドラゴン桜外伝エンゼルバンク3』の紹介

2019-02-17 00:27:17 | 漫画


マンガ図書館Z ドラゴン桜外伝エンゼルバンク3

井野は北川にベンチャー企業の社長秘書を紹介した理由を聞かれるが、海老沢に理由までは聞いていない。そこで機転を利かせて後日ということにする。

斉藤に50代の転職は難しいことを告げ、本当に転職したいのか尋ねる。斉藤は転職よりも他人から評価されたいのだと井野に答える。井野はその答えに感激しはりきるのだが、海老沢に無駄だと叱責されてしまう。

お悩み相談しても転職を成功させられないし、信用も得られない。「時間と労力をもっとも効率良く現金化する。これがビジネスの本質だ」と述べる。そしてそれが結局は顧客の利益につながる。

田口に愚痴をこぼすがニッチに強い小さな転職支援会社を紹介すれば良いと教えられる。そのことを斉藤に伝え斉藤とともにその会社に足を運ぶ。しかしその会社の社長室田に転職は評価を受けるものではないと告げられる。人の価値を決めるのは相場だと。そして斉藤に見合う求人はあるが本当に転職したいのか尋ねる。斉藤は沈黙してしまう。本当に転職したいのかわからないのだ。

北川との面接を明日に控えるがまだ答えがわからない。海老沢にも尋ねにくく桜木に助言を求めに行くがいない。バイトの南と食事と会話をする。そこで南は大規模な会社で働くことが自分には合っていない。こじんまりとした規模の仕事上の工夫が伝わるような仕事場が自分には合っていたと答える。

そこにヒントを見つけ海老沢にベンチャー企業社長岡本を紹介して貰いなんとか会う約束を取り付ける。実際は面接で、騙し討ちみたいなやり方は嫌いだし大企業で働きたいと断るが井野は粘って説明だけでもさせて欲しいと頼む。ベンチャー企業はトップとの距離が近くパートナーになれる可能性がある。しかし大企業では目に見えないルールがあり、一般職の北川は出世は無理だが、ベンチャー企業なら社長の一存で出世できる。 

その後斉藤からメールで中高年のエンジニアばかりを集めた技術者集団の面接を受けることを伝えられる。

偶然か必然(海老沢と岡本が示し会わせた?)か井野、海老沢、北川、岡本が揃う。そこで海老沢が岡本に独立起業を勧めたことを教えられる。育休から復職したら元の職場に戻れず、会社と喧嘩していたから。論理的に怒れる人は経営者に向いている。

「日本という国は非常にアンバランスで一方では冷酷だが反面お人好しなほど国民にサービスする国なんだ」。どうも最近は冷酷な面が目立つ気がする消費税増税、年金削減、給与差し押さえなど。

助成金をうまく使えば借金も背負わず主婦でも起業できる。今国は情報、環境、福祉に力を入れているからその分野では手厚い。

北川はなぜ自分を岡本に推薦したか尋ねる。海老沢はやはり怒っているからと答える。論理的にきちんと怒れる人だから岡本と合うと考えたと。北川はさらに自分でも起業できるか尋ねる。可能性はあるが、起業は不況時が良いと答える。

成功したければ他人と逆の道を行け。市場が停滞していても焦っていなければ視野を広くもってビジネスモデルをじっくり練れる。不景気だから国の支援も多くアイデアもくれ助成金も多い。不況だから能力のある人も獲得しやすい。これが不景気に起業しろの理由。

ベンチャーとは冒険。冒険はみんな体力と度胸で大自然に挑むと思いがちだがこれは全くの誤解。冒険とは十分過ぎるほどの装備完璧な計画のもとで出発するもの。目標に確実に到達し必ず生還すること。

北川はこの話と皆と出会った縁を大切にして岡本の社長秘書になることを決める。そして祝杯を上げる。

次の顧客は高島。有名私大卒で短期留学の経験もあり非の打ち所のない人材に見えるがどうにも常識がなく頼りない。

海老沢に相談するが社会はそんな人ばかりだと答える。それでも社会は回っていく。そして普通のことを当たり前のようにやっている企業こそ成功していると。

カテゴリー、ジャンル修正。

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