先日、徳間書店インターメディアから発売されていた「MSX・FAN」誌が休刊してから10年を迎えました。1995年7月8日に発売された8月号が最終号でありました。当時大学生だったのですが、大学の最寄り駅近くの書店で買った時のことをよく覚えています。
詳しい方なら「マニアなら定期購読してたんじゃないの?」と聞かれそうですが、当時はお金がなくて定期購読できませんでした。
事情を知らない方向けに書くと、休刊1年前の1994年10月号で1年後の休刊を発表したんですね。これは出版界でまずありえないことです。それは社会人になった今、余計によく分かります。それも単なる休刊発表ではなく、定期購読が1万部+店売り数千部あれば存続できる・・・ということで、年間購読のお願いが出ました。結局1万には達せず(期限を越えたところで集まった、という説もある)、1年後に休刊となりました。
休刊予告の時点で1号作ると赤字が出ていたということで、そのため既に隔月刊になっていました。そのような状況下で、当時の北根編集長がどうやって1年存続させたのかは全く謎です。(ご本人はたまにイベントに来て下さいますが、話してくれないそうです)。ただ間違いなく言えるのは、その1年の間に今に至るMSX活動の基礎を築くことができた、ということです。
私がMSX・FANを読み始めたのは高校生の1992年の夏からなので、実質3年弱しか読んでいなかったことになります。それでも、この雑誌からは多くの影響を受けました。今の自分があるのはこの雑誌のおかげと言って間違いありません。
あれから10年経って、「MSXマガジン永久保存版」のシリーズがアスキーから3号も発売されて、3号とも数万部ずつ売れている・・・というのは皮肉なことなのかもしれません。そして今一番ホットなトピックが「1チップMSXの予約数がヤバい」であろうなど、10年前に誰が想像し得たでしょうか。ふと考えてみると、ヤバいと言われるだけまだマシなのかもしれません!
ということでテキトーに締めてしまいましょう。それにしても、MSXに関する記事を乗せたblogや日記は結構多いのにこの休刊10周年ってのは全く見かけません。まさか誰も気づいてない?
詳しい方なら「マニアなら定期購読してたんじゃないの?」と聞かれそうですが、当時はお金がなくて定期購読できませんでした。
事情を知らない方向けに書くと、休刊1年前の1994年10月号で1年後の休刊を発表したんですね。これは出版界でまずありえないことです。それは社会人になった今、余計によく分かります。それも単なる休刊発表ではなく、定期購読が1万部+店売り数千部あれば存続できる・・・ということで、年間購読のお願いが出ました。結局1万には達せず(期限を越えたところで集まった、という説もある)、1年後に休刊となりました。
休刊予告の時点で1号作ると赤字が出ていたということで、そのため既に隔月刊になっていました。そのような状況下で、当時の北根編集長がどうやって1年存続させたのかは全く謎です。(ご本人はたまにイベントに来て下さいますが、話してくれないそうです)。ただ間違いなく言えるのは、その1年の間に今に至るMSX活動の基礎を築くことができた、ということです。
私がMSX・FANを読み始めたのは高校生の1992年の夏からなので、実質3年弱しか読んでいなかったことになります。それでも、この雑誌からは多くの影響を受けました。今の自分があるのはこの雑誌のおかげと言って間違いありません。
あれから10年経って、「MSXマガジン永久保存版」のシリーズがアスキーから3号も発売されて、3号とも数万部ずつ売れている・・・というのは皮肉なことなのかもしれません。そして今一番ホットなトピックが「1チップMSXの予約数がヤバい」であろうなど、10年前に誰が想像し得たでしょうか。ふと考えてみると、ヤバいと言われるだけまだマシなのかもしれません!
ということでテキトーに締めてしまいましょう。それにしても、MSXに関する記事を乗せたblogや日記は結構多いのにこの休刊10周年ってのは全く見かけません。まさか誰も気づいてない?