MSX研究所長の日常

80年代を駆け抜けたオールドパソコンMSXの研究の日々を綴ります。

「画楽多」5本

2005年01月31日 00時30分59秒 | MSX
負けじとMSXの同一タイトルばかりを集めてみる

ああ、懐かしい「画楽多(ガラクタ)」です。今は亡き和知電子工業がMSX2用に発売したお絵描きソフトです。

いかんせんツールとしてデキが良くなかったためにタイトルに恥じない扱いを受け、90年代中頃から数年間、秋葉原の山手線下のガードにある「ニュー秋葉原センター」の店頭でいつ行っても300円で置いてあり、「買っても買ってもなくならない」と言われながら多くのユーザーに愛され続けました(基板が)。一説には100本以上のデッドストックであったと言われています。

私も300円で数本買い求め、「似非RAM」「MEGA-SCSI」などに改造して長い間利用していました。今では製品版のMEGA-SCSIにしていますが、当時の経験は今でも私の財産であります。価格的には今でも300円相当でしょうが、「潰しても惜しくない」というのが最大の価値とも言えます(これが「アレスタ」なんかだと勿体なくてとても改造できません)。


ちなみにこのソフトの面白いところは、メガロムコントローラーを持ちながらメガロムマークが無いことです。確かにこれに使用されているロムは64キロバイトで、1メガビットにあたる128キロバイトに足りないため普通のROM同様のマークがついています。律儀と言えば律儀ですが、それならデータのセーブ形式をちゃんと公開しておけ~と思った記憶が蘇りました。(COPY文形式でセーブされているのは調べがつきましたが、パレットの形式が分かりませんでした)

ところでこのソフトにはサンプルデータを収録したFDが別売りされてましたが、どんなパッケージだったんでしょうか?ちなみに、広告で見たサンプルの一つに当時HARDのCG描きだった「尊辺友(たかべ・ゆう)」氏の絵が入っていたような覚えがあります。この人も今はどうしているのやら。

メイド萌えとMSX

2005年01月30日 23時54分47秒 | MSX
今やオタクの世界では「メイド」という職業(というか服装)はある一定の市民権を得ていると言ってよいでしょう。しかし「メイド萌え」などの感覚はパソコンゲーム界では90年代後半の18禁ゲーム群あたりから起こったムーブメントであるため、それ以前に市販ソフトの絶えたMSXの世界には、当然ながらそれに乗っかった作品は出現していません。

しかし「メイドそのもの」が出てくるゲームは何本か存在します。「ハイドライド3」(1987年)、「ドラゴンスレイヤー英雄伝説」(1989年、MSX2版は90年)などに出てきます。もっとも役柄らしいものはなく、雰囲気を出すための駒として使われているだけでした。

では単独で存在感のあるメイドが出てくるMSXのゲームと言えば何か?私はこの疑問の解答を得ました。

そう、「パロディウス」(1988年)です。4面ボス「メイズ」の余りにも強烈なキャラクターはご記憶の方も多いでしょう。その面のテーマである迷路にちなんでメイドの複数形、メイズ…。あまりにもしょうもないダジャレに涙が止まりませんが、やはりMSXユーザーとしては押さえておくべきキャラクターでしょう。

しかしあの造形に萌えられるかと言うと私には不可能です。MSXユーザーたるもの、メイズに萌えてこそ!と思うのですがやはり生理的限界というものがあります。というわけで「メイズでも、いやだからこそ萌えられる!」という方がいらっしゃいましたらぜひコメントを頂きたいと思います。

なお「英雄伝説」のメイドさんは始まってすぐにセリオス王子を守る楯となり、また「ハイドライド3」のメイドさんは当たり判定があるため袋小路に入った状態で進路を塞がれると最悪の場合餓死するという、微妙なシチュエーションでの登場であることを付け加えておきます。

MSX研究所blog(テスト)開始。

2005年01月30日 23時23分38秒 | MSX
というわけで始めてみました。オールドパソコンMSXに関する疑問や発見を色々書いていこうと思います。また、どんな質問でも受け付けますのでドンと来なさい太郎君。

個人的には「見る側が使い方を覚えないといけない」blogというシステムに対していま一つ好感度が低いのですが、身内にサイトがバレているという事情があること、またRSSリーダーを使ってみたその日に元MSX・FAN投稿者のF・I・S氏のblogが引っかかったことがちょっと嬉しかったのでとりあえずテストとして始めてみます。

しばらくは本体のサイト「MSX研究所」の日記のほうも並行して続けます。