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オガレオガサワラ

岩手出身者がオガサワラ選手を応援しています。
・・・チュウゴクから。

日本一になってから

2009年10月25日 12時31分34秒 | 高校野球 花巻東
菊池、まずは日本球界で=花巻東の豪腕、進路表明-プロ野球(時事通信) - goo ニュース

一度書いたのに消えた…

 日米プロ球団が獲得を目指している岩手・花巻東高の菊池雄星投手(18)が25日、岩手県花巻市の同校で記者会見し、日本のプロ野球を目指すことを表明した。

というわけで、ネットにもアップされましたね。

そして岩手日報 電子号外も!

 菊池は184センチの長身から150キロを超える快速球や切れのあるスライダーを投げ、今年春夏の甲子園を沸かせた。選抜大会は準優勝、全国選手権大会では準決勝に進み、最速154キロもマーク。プロ側の評価は極めて高く、本格派の左腕投手として「20年に1人の逸材」とも言われている。

あれ、“10年に1人”だったような気もしますが…笑。評価がよけいあがりましたな。

◇日本一を狙いたい
 菊池雄星投手 きのう両親と相談した結果。高校で日本一を目指したが、あと一歩届かなかったので、もう一度(プロで)日本一を狙おうと思った。まだまだ自分のレベルでは、世界に通用しない。メジャーは、日本で認められてからプレーしたいと思う。ひとまず封印です。


日本で認められてから…。
うんうん。
いいと思います。

高いレベルに身を置いて鍛錬するのもいいと思うけど、まずは足下固めてからって言うのがいいですよね。よかったなと思います、個人的には。

となると…
どこの球団に行くか…

ってわけですが。

個人的希望はやはり楽天か日ハムか…でも楽天はちょっと問題あり?な感じなのでねー。あとは熱いラブコールを受けていた阪神ですか(亡き父が阪神ファンだったというのもありますが)

次は29日!ですね。木曜か。ネットでチェックします!





にきびが増えたそうです

2009年10月25日 10時31分59秒 | 高校野球 花巻東
菊池悩んで「ニキビ増えた」25日に進路表明へ(スポーツニッポン) - goo ニュース

 この日は、今春夏の甲子園で旋風を起こした花巻東ナインの活躍をきっかけに花巻市が制定した「花巻市民栄誉賞」の表彰式にチームメートとともに出席。市民約1100人の前で行われた質疑応答では、「最近眠れない日々が続いているようだね」との司会者の質問に「ニキビが増えました」と返答し、会場を盛り上げる一幕も。ただ、注目の進路についての質問はなかった。

そりゃ、ニキビも増えますよ。高校生だし。

高校3年で一大決心しなきゃならないのかー。
ま、やり直しは何度でもきくとは言え、自分と家族以外からも大注目されちゃって、そんな中で出す決断は簡単ではないよね。たぶん、話を聞く前からある程度気持ちは固まっていたんじゃないかな~なんて私は思うんですけども。

 菊池は20日までに日米20球団との面談を終了。あこがれであるメジャー球団から直接、育成システムなどについて話を聞き「新しい発見があり、さらに迷ってしまった」と胸中を明かした上で、29日にドラフト会議を控えているため「直前にならないようにできるだけ早く決めたいと考えています」と話していた。

ここでゆらいだよねー
本物のメジャーリーガーとか、遼くん(字あってる?)パネルとかもらったらねー(笑)

どんな結論でも応援しているので、頑張ってくれー!!岩手の宝っこ!


この後すぐ!

2009年10月25日 10時00分51秒 | 高校野球 花巻東
花巻東・菊池、きょう進路希望表明(産経新聞) - goo ニュース

 米大リーグ挑戦か、日本のプロ入りかで注目される高校ナンバーワン左腕、岩手・花巻東の菊池雄星投手は25日に記者会見を開き、進路希望を表明する。

発表されますねぇ…
どうなるんでしょう?

 父、雄治さんは「決めたからには、後はその方向に進むだけ」と息子の選択に理解を示した。この日、菊池は筋力トレーニングなどをこなしたという。

偉いですね、こんな中でも筋力トレーニング。

いや、それはあたりまえか。

 150キロを超える直球とスライダーを武器にする18歳は、今月初めにプロ志望届を提出。その後、メジャー8球団を含む20球団が面談を希望し、20日まで4日間にわたって直接面談を行った。終了後は「話を聞く前よりも迷っている」と悩める胸中を語っていた。

私なんて上海来るの、半年も悩んだっていうのに、数日で進路を決めなければならないって、すごい大変だよね。

ハハから実況生中継が入る予定なのですが、テレビで生放送もあるとか、前はニュースになってましたよね(確かTBS)。さて、どんな結論がでるのでしょうか…どきどきするー!!



菊池、国内球団との面談開始

2009年10月17日 11時58分49秒 | 高校野球 花巻東
菊池 国内なら12球団OK!(スポーツニッポン) - goo ニュース

メジャー志望を打ち出している菊池だが「日本(の球団)に行くと決めたらどこでも行きます」として、今後国内球団に進路先を絞った場合は、12球団指名OKの姿勢を通達した。

先陣を切った西武は菊池が最重要事項とする育成システムについてアピール。高卒で入団した松坂(レッドソックス)、松井(アストロズ)が腕を磨いてから渡米したことを説明した西武・鈴木編成部部長は「育成の話に関してはいい反応だった」と好感触を口にした。一方、オリックスも長村編成部長が「寮の話をする中でイチローの部屋もそのままにしてあると話した」。イチローがどんな練習をしていたかなどの話に熱心に耳を傾けていたという。

 また、甲子園を本拠地にする阪神は菊地東日本統括スカウトが「甲子園でスターになってほしい。(阪神を)背負って立ってほしい」と熱烈なラブコール。「タイガースの考えを100%理解してくれたと思う」とこちらも手応えを話した。


イチローの部屋!ちょっと気になりますね~。私的には阪神をというか、イワテを背負って立ってほしいところです。立つ場所は国内でも、海外でも、どこでも同じ気持ちを持って頑張ってほしいですよ。本当に。

菊池“決断の瞬間”をTBSが生中継へ(スポーツニッポン) - goo ニュース

29日のドラフトを生中継するTBSでは、菊池の進路表明会見を生中継することを検討していることが分かった。

 菊池は16、17日に国内12球団、19、20日にメジャー8球団と面談を行い進路を決断。早ければ21日にも日本か大リーグか、進路について表明する。日米が注目する155キロ左腕の決断とあって、TBSでは当日の会見を生中継するプランの検討に入った。

 過去には06年、プロか進学かで揺れた早実・斎藤(早大)の進路表明会見を民放各局が夕方のニュースで一斉に生中継している。国内志望を打ち出せば、前代未聞となる最大11球団からの1位指名の可能性もある菊池だけにその決断は日本中が注目している。

平日の進路表明となれば会見場所は花巻東の講堂を予定。放課後の対応となるため、午後4時53分からの同局ニュース番組「イブニングワイド」内で映像が流されることになりそうだ。

 この日、菊池は同校ナインとともに岩手県の達増(たっそ)県知事から県民栄誉賞を受賞。面談については「緊張とかはまったくありません。いずれは世界を舞台に活躍する姿を見ていただきたい」と話した。いずれにしても面談終了まであと5日。運命の瞬間は迫っている。


前代未聞となる最大11球団からの1位指名の可能性もある菊池

なんかだんだん本当に花巻東にいる菊池の事なのか信じられなくなってきてるんですが、これは「できるはずがないと思い込んでしまう岩手県民のコンプレックス」によるものでしょうか。そんなコンプレックス、私だけかもしれないけど…。だって私が高校生の時って、無理だよなーだって田舎だもん。って感じで、ここまで全国区(世界的にか)に注目されるニュースってなかったので。

すごいねーすごいねー
駒大苫小牧が優勝して「近い将来、岩手も…」なんて思ってたけど、その近い将来がまさかこんなに早く来るとは思わなかった(優勝じゃないけど)

小笠原がワールドカップに出場したり、イタリアにチャレンジしたのもすごいなって思ったけど、頑張ってるよねー岩手っこ。結果が出て来てるというか。Jリーガーにも岩手出身多くなったと思うし。(だからよけいにステラミーゴに頑張ってほしいのだ!)

どうなるんだろうねぇ。
母からのメールに「前日までは特に大きな騒ぎはなかったんだけど、やっぱり今日から報道陣がすごいわ」とありました。うっかり写り込まないようにしてほしいと思います。(ないか)




史上最多、大争奪戦

2009年10月09日 12時44分12秒 | 高校野球 花巻東
花巻東・菊池に12球団異例の要望(スポーツニッポン) - goo ニュース


チュウゴクでは年に2回の長期休暇“国慶節”で、10月1日~8日までお休みでした。久々の長期休暇!3連休は年に2~3回程度で、一週間単位のお休みも、春節(旧正月)と国慶節(建国記念)の2回しかありませんので、貴重なお休みでした。

前半は家族が来ていたのでアテンドしてましたが、後半は疲れからか風邪+口内炎でしんどかったので、ゆっくりしてました。上海市内の公園(けっこう大きい)へ写真を撮りに行ったりして。

そんなこんなでうっかりしてましたが、鹿島はずるずる引き下ろされています。大丈夫でしょうか。

菊池君は相変わらずにぎやかそうですね。

 プロ野球の実行委員会が8日、都内で行われ、今秋ドラフトの超目玉、花巻東・菊池雄星投手(18)に対して12球団が異例の要望を出すことを決めた。スカウトとの面談に本人の同席、さらにドラフト前のMLB球団との面談で条件提示を受けないことを求めるもので、早々に日本高野連を通じて学校側へ伝えられた。

当初の報道では「佐々木監督が面接対応」とあったので「へぇ、本人に会えないんだ。本人も決めがたいだろうなソレは」なんて思っていましたが、やはり要望が出ましたか。

菊池は5日にプロ志望届を提出。国内外のプロ球団と面談が可能となったが、授業などを理由に本人は同席せず佐々木洋監督(34)が対応するとしていた。下田コミッショナー事務局長は「本人と一度も会わないのでは誠意が伝えられないという声が12球団からあった」と説明。ロッテ・石川球団副代表も「本人が同席しないことが前例となってしまう」と今後への懸念も示した。

だよね。

また、菊池がメジャー志望を表明していることも重視。国内球団はドラフト指名前の面談で金銭面の交渉が認められていないが、MLB球団に制限はない。同条件で各球団の誠意を伝えたいという狙いから異例とも言える要望となった。

こういう交渉ごととなると、MLBの方が得意そうです(ただのイメージです)


雄星一転会う!プロ球団申し入れを了承(日刊スポーツ) - goo ニュース

日米プロが獲得を狙う花巻東(岩手)菊池雄星投手(3年)が、当初監督だけ出席するとしていたプロ側との面談に同席することが8日、内定した。この日、プロ野球12球団が都内で実行委員会を開き、日本高野連に対して(1)佐々木洋監督(34)に一任されている面談を、本人同席にしてほしい(2)メジャー球団の条件提示をストップさせてほしい、の2点を要望した。

レッドソックス松坂、横浜寺原など、大物高校生は本人同席で全球団と面談を行ってきた。この日、プロ側から多数の声が上がり、日本野球機構(NPB)として正式に要望した。さらにメジャー流失阻止へ、金銭面についても言及。日本高野連の取り決めでは、指導者同席ではプロから条件提示はできないものの、本人や保護者だけなら可能としている。ただし日本の球団はドラフト指名するまで、条件提示はしないことを慣例としている。メジャー球団に対しても同様の姿勢を求め「監督にその話をさえぎってほしい」(NPB下田事務局長)と要望したという。

監督に…。
ほんと、本人も、監督も、いろいろ周りととりまく人々、大変です。

ドラフト直前に、12球団が結束して高校生の面談方法に注文をつけるのは異例のこと。日本球界が大きな危機感を持っていることが証明された格好だ。史上最多、日米20球団が獲得に興味を示す大争奪戦。まずは菊池側が基本路線とする国内球団が、本人に熱意を訴えることから始まる。

史上最多、日米20球団が獲得に興味を示す大争奪戦。

すごいねぇ…
これが本当に岩手っ子なんだねぇ…

と感無量でございます。
さてさて。どうなる事でしょう!?これから楽しみですねぇ♪

メジャー10球団あいさつ

2009年09月16日 21時52分24秒 | 高校野球 花巻東
花巻東・菊池にメジャー10球団あいさつ(サンケイスポーツ) - goo ニュース

日米球界が注目する花巻東・菊池雄星投手(18)=3年=に対し、メジャー10球団以上がすでにあいさつに訪れていることが15日、分かった。岩手・花巻市内の同校で野球部の佐々木洋監督(34)が明らかにした。今月27日からの新潟国体終了後にプロ志望届(10月15日締切)を提出する予定で、激しい日米争奪戦となることが必至となった。

 太平洋を渡ってきたメジャーの波が、みちのくに押し寄せていた。佐々木監督が、“衝撃の事実”を明らかにした。

 「かなりの数の球団にあいさつにきていただいています。10球団くらいかな。条件とかの話ではなく、あいさつでした」


なんていうか…
メジャー関係者が花巻市内に来たってだけで、ちょっと驚くんですけど。花巻はそんな感じの田舎です。

準優勝した今春のセンバツ以後、マリナーズ、ドジャース、メッツ、ジャイアンツ、ブレーブス、ヤンキース、カブスなどのスカウト陣がマーク。さらに夏の甲子園大会準決勝・中京大中京戦翌日の8月24日に、菊池が「高校生としての先駆けになりたい気持ちがある」と発言。初めてメジャー志望を口にすると、米球団のアタックが本格化していた。

高校生としての先駆けでもあるんですけど、これ、岩手っ子にしてみたらもう何か、おっつけない感じです。

現段階での方向性について佐々木監督は「国内かメジャーかは五分五分というより白紙。菊池本人も半分半分といってます」と説明。これまで菊池が進路の判断材料のために「米国にいってみたい」としていたが、「学校の行事もあって無理。行く予定はありません」と話した。

 菊池は、27日から30日まで行われる新潟国体終了後にプロ志望届(10月15日締切)を提出する予定。その後、佐々木監督同席の下でプロ側との接触が可能となる。

 「国内球団は全部お話をうかがうつもり。メジャーは1、2球団の話を聞いて興味があれば、他の球団の話を聞くことになると思う。どの球団に聞くかは日本高野連に相談したい」  佐々木監督は、まずは国内球団優先を強調したが、国体終了後に菊池争奪戦が日米でヒートアップすることが確実となった。


私的には、歴史は切り開いてほしいが、まずは地元球団からって言う気持ちもあったり…(ま、地元に球団ありませんが、近いところって意味で)

どうなんでしょう。

そのへん、よくわかりません。

メジャー、苦労しそうだし。海外なんて。ねぇ。
自分も海外いますが、こんな平凡な私ですらやはり大変ですから。

とにもかくにも注目度がまたあがってきた菊池選手なのでした。



オツカレ!!

2009年08月24日 01時17分54秒 | 高校野球 花巻東
背筋痛、マウンド守り切れず…菊池雄の涙(読売新聞) - goo ニュース

ネットで画像速報を見つつ、skypeで妹に電話しながら観戦でした。

夏と春は違う。
そんな事はわかってました。
でも彼らの頑張りはいつも同じだ!

目指した日本一を逃したことが、その理由ではない。「仲間が信じてくれたのに、最後までマウンドにいれなくて……」

できる事なら、最後まで立たせてあげたかったなー。
本当にその痛み、変われるものなら変わりたい!と岩手県民は思った事でしょう。

 レフトの守備へついたときには、立っているのもやっとの状態だった。六回、佐々木監督から「申し訳ない」と言われて、交代を告げられた。言葉の代わりに涙があふれてきた。

 佐々木監督も泣いた。菊池雄については、こんな言葉を贈った。「ボールは速く、身体能力はすごかったが、それ以上に人間的な能力が高かった」。単なる怪物左腕なら、こんなチームはできなかったろう。菊池雄がいての花巻東だったし、花巻東あっての菊池雄だったことが、最後にはっきりわかった。


未来ある選手達ですから。これでよかったんじゃないでしょうか。
きっと彼らはこれからも私たちを楽しませてくれるでしょう。

ありがとう~!!オツカレ!
岩手が君たちの帰りを待ってるよ。

熱球甲子園

2009年08月22日 19時45分51秒 | 高校野球 花巻東
菊池選手以外にも良い選手はたくさんいますよ~
みんな岩手ッ子ですよ~

【熱球甲子園】花巻東の追っかけファン「佐藤涼君カワイイ」 2009.8.21 11:32
 甲子園にも“追っかけ”のファンが存在する。今大会は、今春の選抜大会で準優勝した花巻東の選手に特に熱心なファンが多い。

 花巻東の試合日は有給休暇を取ってすべて見に来ているという兵庫県姫路市の立花祐美子さんは「佐藤涼君はかわいいし、菊池雄君の笑顔が最高。また見に来ることができるようにきょうも勝ってほしい」と熱っぽい口調だった。


お、おっかけ!?って思ちゃったけど(失礼…)、岩手の子が人気になるのは嬉しい♪

【熱球甲子園】花巻東・柏葉二塁手「一目散に駆け抜けた」 2009.8.21 14:55
 ■花巻東・柏葉二塁手(延長十回に勝ち越しの本塁を踏む)「内野を抜けたら迷わず三塁を回ろうと思った。一目散に駆け抜けた」

 ■花巻東・横倉一塁手(九回に同点の2点タイムリー)「(菊池)雄星におまえならいけると言われて打席に入った。ベンチ、スタンドで応援してくれる人のために絶対、打とうと思った」


ほんと、びっくりしたよ君たち…祈ってたけどさ、もう気が気でなかったな。しっかり期待に応えてくれる子たちです。

【熱球甲子園】激突しても出場続行、花巻東の佐藤涼に歓声と拍手 2009.8.21 15:39
 花巻東の佐藤涼が延長十回、勝ち越し点につながる送りバントを決めた際に一塁手と激突。身長155センチの小柄な体は吹っ飛び、担架で運ばれた。

 しばらく治療に時間がかかったが、元気いっぱいにグラウンドへ飛び出し、中堅の位置に向かった。スタンドからは大きな歓声と拍手が送られた。頭部打撲と診断された外野陣の要は「出たいと自分から言った。ああいった歓声を受けることは、この場所で野球ができることの幸せを感じる」と笑顔だった。


そうそう、友達から速報してもらった時、この事を聞きました。
「なんか担架で運ばれちゃった小さい選手がいてね。でも大丈夫だったみたい。」なんだかその「小さい選手」が気になりましたが、佐藤くんの事でした。この子は2番打者の使命をしっかりこなすいい選手だそうですよ。

【熱球甲子園】花巻東・猿川、菊池雄降板の緊急事態に粘りの投球 2009.8.21 15:39
 花巻東は菊池雄からマウンドを受け継いだ猿川が粘りの投球を見せた。「負けたら雄星(菊池)に申し訳ない。最後まで投げるつもりだった」と興奮を抑えきれなかった。

 絶対的なエースが五回途中で負傷降板する緊急事態。8安打を許して5失点したが、最後までマウンドを守りきった。

 菊池雄が抜けた場面を想定して練習してきたという。4番打者は2点を追う九回に安打で出塁し、同点のホームを踏んでいる。背番号5の右腕は「こういうときに野手で勝つ力がないと優勝できない。やってやろうと思った」と満足げだった。


そうそう。菊池頼みではなく、花巻東で勝つんだ!

【熱球甲子園】エース突然の降板 花巻東、全員野球でベスト4勝ち取る 2009.8.21 17:51
 治療を終えてベンチへ戻ると、必死に声援。2点を追う九回無死二、三塁の場面では伝令として打席の横倉へ指示を伝えた。「力みがある。『二塁の頭をねらえ』と」。助言通り横倉は中前へ2点適時打。打線の粘りで試合を振り出しに戻した花巻東は延長十回、川村の適時打で勝ち越した。

 その裏一死から猿川が四球を出すと、伝令としてマウンドへ。「何だ?雄星。お前また投げるのか」。一塁手・横倉の冗談に集まった内野陣とバッテリーは大笑い。肩の力の抜けた猿川は続く2打者を打ち取り、岩手県勢90年ぶりのベスト4進出を決めた。

 「チームが一つになっての勝利。野手に感謝したい」と菊池雄。悲願の頂点まであと2勝となった。「医者とも相談しますが、ここまできたら投げるしかないでしょう」。エースは悲壮な決意を固めている。


笑っていた理由が明らかになりました(笑)このピンチに、こういう冗談言えるっていいな。ところで菊池ですが、本人はまだ若くこの先の未来もあるわけで…確かに菊池も一緒に優勝してほしい。けど、これだけじゃないって事もあるのです。岩手っこはもう十分感動もらったから。体を大事にしてほしいなと思います。



『岩手の選手はすごい』

2009年08月22日 18時47分45秒 | 高校野球 花巻東
「雄星のため」ナイン奮起 花巻東、全員で勝利手に
岩手日報 大阪支社 (2009/08/22)

 救援の猿川拓朗選手(3年)は六、八回の失点で4―6と逆転を許したが、花巻東は決して勝負をあきらめなかった。  

 ピンチで伝令に走った菊池投手の「おれにもう1試合投げさせてくれ」の言葉がチームを一つにした。千葉祐輔捕手(3年)は「みんなが『よし、任せろ』という気持ちになった」と語る。

 背番号1のいないゲーム。負傷者も出て斉藤奨、柴田貴博、佐々木康佑の3年生控えメンバーが大会初出場。傷だらけになりながら全員野球で乗り切った。


この菊池が猿川に伝令に行った時。
母が言うには、みんな笑顔で集まっていたそうです。逆転されてピンチの時にですよ。この記事についてる写真、
【写真=8回裏のピンチでマウンドに集まる花巻東の選手たち。右から3人目は伝令の菊池雄星投手=兵庫県西宮市・甲子園球場】
そう、これがちょうどその時の写真ですが本当にみんな笑顔。ピッチャーなんて満面の笑みだし、菊池くんもこわばってない自然な表情。試合中、相手に得点を許しても「あれ?花巻東の攻撃だったっけか?」って思うくらい、明るい雰囲気なんだとか。

九回に6―6に追い付く中前2点打を放った横倉怜武(さとむ)選手(3年)は「全力疾走とベンチの元気な声で、絶対に流れを取り戻せると信じていた」と胸を張った。

ほんと、このみんなの気合いで流れをぐっと引き寄せてると思います。

 これぞ「逆転の花巻東」にふさわしい執念の1勝。佐々木監督は「雄星だけのチームと思われるのが嫌だった。野手が頑張り『岩手の選手はすごい』と見せることができた」と感無量の様子。川村主将は「技術ではなくチーム一人一人の気持ちの強さ、団結力の勝利だ」と喜びをかみしめた。

夢の大旗を心待ち 花巻東・初代寮母の高橋さん
岩手日報 (2009/08/22)

 センバツ準優勝の花巻東。従来のチームにない一面をたびたび目にした。猿川拓朗選手や横倉怜武(さとむ)選手(ともに3年)らが「たくさん食ったか。オレ食べたぞ」と互いの体を気遣い食卓で声を掛け合う。

 夕食を先に食べたレギュラー陣が控え選手や後輩のために、新しいご飯釜のスイッチを入れて帰る。全員が分け隔てない思いやり。グラウンド外でも崩れないチームの和があることに気づいた。

 「あの子は本当に優しいよ」。エース菊池雄星選手(3年)のことだ。入学当初は細身で物静か。投手と聞いて驚き、「野球は優しいだけじゃ駄目。心に悪(闘争心)を持ちなさい」と諭すと、「大丈夫ですよ」と笑顔だけが返ってきた。  

 「春のヒーローなのにごく普通。まったく偉ぶらないあの子が、結束の理由かも」と高橋さん。寮の名前「雄風」の由来「勇ましく心身を鍛えて品格を整え、神の子のように育て」と書かれた玄関先のプレートを指さし「(菊池選手は)申し子だね」とつぶやいた。

 雄風寮が完成した1993年、勝負強くと願い込めて高橋さんが一株植えたショウブが寮を取り囲み数百株に増えた。夏を前に珍しいほど咲き誇った黄色い花が、夢の大旗を待っている。


そうだねぇ。一人偉ぶってたら、絶対「和」が崩れそうだものね。

今朝、母と電話したら「“あの子達”がいないから、いつものウォーキングも行ってないの」と笑っていました。母はいつも“あの子達”が練習している近くでウォーキングしています(家から散歩にちょうどよい距離なので)。あの子達は、通りがかると声をかけてくれるそうで、励まされるとか。

甲子園に出発した当初は、まだ1年生の子が残って練習していたので(ストレッチの時)に「君たちはいつ甲子園に行くの?」とか話してたそうです。「花巻から応援してるから、あんた達も頑張ってきなさいよ」なんて、応援してみたり。

近所のおじいちゃんやおばあちゃんも散歩がてら花巻東に集まるんだとか。そして練習風景を見ては帰って行くと。

ほんと、地元を元気づけてくれる存在です。
明日はシャンハイからネットを通して応援します