糖質制限を始めて丸３年が過ぎた － HbA1c・血糖値を下げる『糖質制限食』

このゴールデンウイーク明けで糖質制限を始めて丸３年が過ぎた。

一抹の不安を抱えながら、他人には内緒で始めた糖質制限だったが、３年も過ぎると自信を持って『糖尿病食事療法の選択肢の一つ』と言えるようになってきた。

ダイエットと言えば『糖質制限ダイエット』がもうすぐ主流になるだろう。『結果にコミット』とＣＭを流しているプライベートジムの食事も結構厳しい『糖質制限食』のようだ。

しかし糖尿病治療のための食事療法として、医者が『糖質制限食』を勧めるようになるにはまだまだ多くの時間がかかりそうだ。越えなければならない『壁』が多すぎる。

医療関係者からは相変わらず『長期の安全性が解らない』との声が多い。
私の担当医（糖尿病では有名な某私立大学の先生）は『あなたは効果が出ているから認めるが、他の患者には勧めない』と言っている。具体的な理由は聞けていないが・・。

目の前にあるリスクを回避するのか、将来的にあるかないか解らないリスクを優先するのか。
医者のスタンスが変わらない以上、ネットで調べ、本を読み、自分で判断するしかないだろう。

糖質制限を知る機会が無いまま、医者の言うとおりにカロリー制限食を頑張り、結果として数値が悪化していくことだけは避けなければならないと思う。

糖質制限食を知った上で『炭水化物はやめられないから、薬でコントロールする』という個々人の判断には、全く口をはさむつもりは無い。