名古屋グランパスエイト対首位・浦和レッズ戦。

豊田スタジアムでの名古屋グランパスエイト首位・浦和レッズ戦。
ピクシーの御前試合。レッズサポーターが、鬼門に大挙して押し寄せ、３万２千人。
ホームなのに、レッズサポーターのWe are Reds.の大声援が響き渡る。
グランパスは、ヨンセン、玉ちゃん、スギーニョの３トップ、出場停止のキムに代わって藤田。ＤＦは、３バックだった。
レッズは、グラの３トップを必要以上に警戒して、４バックに変更していた。
前半、ずーーーーっと押し込まれた。今度のＵ－２１の韓国戦に選出された左サイドの本田は、守備に追われていた。１９分に、藤田が累積４枚目のイエロー。
２１分のワシントン（以下、「ワシ」という。）のシュートは、ポスト直撃、そのこぼれ玉も拾われピンチ、グラは赤い団子状態でなんとか防いだ。２８分にも、グラのゴールマウス前をボールが横切って行った。
グランパスも、時々、カウンターから攻めたが、決定的な場面にはならなかった。
３０分には、左４５度のＦＫを本田が無回転で蹴ったが、上に浮いてしまった。
４４分には、自由にプレーできないワシがいらいらして、イエロー。
後半３分、レッズのＣＫからの流れでワシのヘッドは、楢崎が手に触ってバーの上へ行った。６分には、マレクが外に出ている間に、ワシがシュート、右に外れていった。
１３分、右４５度でグラのＦＫ。玉ちゃんのキックは直接ＧＫへ。
１７分、オフサイドに見えた山田が楢崎と１対１、しかし、楢崎ファインセーブ。
１８分に、藤田に代えて吉村投入。２３分には、本田に累積４枚目のイエロー。
２５分に玉ちゃんに代わって、先日のＵ－２１韓国戦出場の渡邊投入。ただ、渡邊の判断が遅いのが、非常に気になった。レッズも山田引っ込め小野投入。２９分には、吉村にイエロー。３２分には、トゥーリオと接触した中村直志に累積４枚目となるイエロー。あれがイエローか。
しかし、３４分に左の本田からのクロスをヨンセンがダイビングヘッド、ゴーール。　１対０。
３９分には、スギーニョにもイエロー。あれがイエローか。そのスギーニョに代えて、須藤投入。ヨンセン１人をトップに残して、あとの守備を赤い団子状態で守った。レッズも、ポンテ引っ込めて田中タツヤを入れた。
４３分には、直志の右からのクロスが、レッズゴール前を無常にも横切った。ロスタイムのトゥーリオのシュートもはね返した。楢崎が遅延行為でイエロー。タイムアップ。
グランパスが１対０で勝って、３連勝。

ワシントンやトゥーリオは、いくらシュートを打っても入らない。それに対して、ヨンセンは、この日１本しか打たなかったシュートが見事に決まった。
首位といえども、レッズはＪリーグ始まって以来、グランパスにとってはお客さんだった。これが、相性というものか。