思いつくまま

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夏の高校野球第91回高校野球選手権大会、中京大中京高校(愛知)が優勝。

2009年08月24日 22時00分00秒 | その他スポーツ
第91回高校野球選手権大会で愛知の中京大中京高校が優勝した。
愛知県勢としても43年ぶりの優勝だった。

愛知県大会、準々決勝での愛工大名電戦、事実上の決勝戦と思ったが、結果は15-0の歴史的な大勝・コールド勝ちで、このチームは本当に強いと思ったし、このチームなら甲子園でも勝てると思った。
準決勝は愛知啓成に10-2、決勝は公立の進学校ながら勝ち進んできた刈谷に5-0で勝って優勝し、5年ぶり25度目の甲子園を決めた。

愛知県勢、やはり甲子園では私学4強(中京・名電・東邦・最近全くふがいない享栄)でないと勝てる気がしない。
ちなみに春の選抜では、中京大中京は準々決勝まで進みながら、報徳学園(兵庫)に9回土壇場で逆転され敗退した。

そして、今回の甲子園での戦い。

8月12日 1回戦
中京大中京 5-1 龍谷大平安(京都)
2回に一挙5得点で古豪対決に勝った。

8月17日 2回戦
中京大中京 5-4 関西学院(兵庫)
9回表に4対4に追いつかれたが、9回裏、河合がサヨナラホームラン。

8月20日 3回戦
中京大中京 15-5 長野日大(長野)
1回に5点取りながら、一時は追いつかれどうなるかと思ったが、6・7・8回に突き放し、最後は大勝で5年ぶりのベスト8進出。

8月22日 準々決勝
中京大中京 6-2 都城商(宮崎)
1回に捕手の磯村が3ラン、堂林が6回以降はパーフェクトピッチング、27年ぶりの4強進出。

8月23日 準決勝
中京大中京 11-1 花巻東(岩手)
1回に堂林のタイムリー、4回には5長短打を集めて5点、その後も4本のホームランを放つなど大勝、 花巻東のエース・菊池雄はリリーフしたが、背中の痛みでまともに投げられず。

8月24日 決勝
中京大中京 10-9 日本文理(新潟)
堂林が初回から2ランホームラン、6回にも6点取って楽勝かと思いきや、9回に魔物が潜んでいた。 5点取られて1点差、尚も2アウト1・3塁で最後のバッターがサードライナーでゲームセット。
春の選抜、2アウトランナー無しからひっくり返された試合が頭をよぎったが、何とか勝った。
試合後、堂林はうれしさよりも悔しさで涙涙。


「ここ八事山 東(ひんがしの)~~~~」という校歌を何度も聞いた。
練習では、160キロのバッティングマシーンを打ち込んできたとのことで、3・4・5番のクリーンアップは破壊力抜群で打撃のチームかと思ったが、実は2番と9番は全く打てず、それでも守備はどのポジションもよく鍛えられていて、実は守りのチームだったとか。
エースの堂林、剛速球でねじ伏せるというよりも、低めの変化球で内野ゴロの山を築くピッチングだったが、やはり投手というよりも強打者という感じだった。

ともかく、中京大中京、43年ぶり回目の夏の大会・甲子園制覇、おめでとう。


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