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フィギュアスケートグランプリファイナル2009、キム・ヨナさんが優勝。

2009年12月05日 21時16分00秒 | フィギュアスケート
フィギュアスケートグランプリファイナル2009、今年は東京で開催。
女子の出場者は地元・日本の安藤ミキティ&鈴木明子さん、韓国のキム・ヨナさん、カナダのジョアニー・ロシェット、ロシアのアリーナ・レオノワさん、それにアメリカのアシュリー・ワグナーの、それぞれ今シーズンのグランプリシリーズで上位に入ったベストの6人だった。
浅田真央ちゃんがいないのが残念。

SP
鈴木明子さん、闘牛士のような上が黒で赤いスカートでフラメンコ調の「アンダルシア」、最初のジャンプがうまく行って、その後も持てる力を十分発揮して、スピンやステップも安定していて、会場の拍手も味方にして、それでも場内から不満の声も聞かれた5位。
アシュリー・ワグナー、薄紫&グレーの衣装で映画「ワンス・ア・ポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の音楽、時計回転のジャンプで両足着氷になったが、勢いのあるステップ、バックスピンからビールマンスピンなど、結果は6位。
アリーナ・レオノワ、上が青、下が赤のスカートでロシア民謡「Barynia」、右手に赤いヒラヒラ、ジャンプで危なかったが、かわいらしい笑顔で楽しそうにスパイラル&スピン&ステップの演技、最後はビッグマウススマイル、もう会場もみんなニコニコで自己ベストをたたき出して3位。
ジョアニー・ロシェット、黒を基調とした衣装でアルゼンチンタンゴの「ラ・クンパルシータ」、最初のジャンプでバランスを崩したが、あとは持ち直してしっかり演技、ちょっといつもより物足らない感じがして、4位。
安藤ミキティ、青紫の火の鳥の衣装でモーツァルトの「レクイエム」、最初のトリプル・ダブルのコンビネーションジャンプから勢いがあって、他の2つのジャンプもきっちりこなし、あとはスパイラル、スピン、体全体を使った素晴らしいステップ、最後はスピンで決めて、まだまだ納得はできないが、首位。
キム・ヨナさん、黒を基調としたラメの衣装で映画「007」、最初のジャンプから素晴らしいと思ったら、次の苦手のフリップジャンプがシングルに、それでもそのあとは表情も豊かで素晴らしい演技、最後はバキューン 、ミスが響いて2位。

フリー
キム・ヨナさん、青の衣装で「ピアノ協奏曲へ長調」、しなやかな演技でヨナバウアーからコンビネーションジャンプ、会場から拍手も起こったスパイラル、終盤のジャンプやステップも無難にこなして普通の出来映え、それでも逆転で優勝。
安藤ミキティ、青にゴールドの衣装で「ローマ」のクレオパトラ、最初の2つのジャンプコンビネーションを安全に跳び、落ち着いた表情でスパイラル、中盤のジャンプで片手をついてしまったが、終盤のコンビネーションジャンプのあとは会場からの手拍子でステップ、最後はスピン後に左手を上げて終了、ファイナルで初の表彰台に立ちたいと言っていたが2位、バンクーバー五輪代表内定。
鈴木明子さん、赤い衣装で「ウエストサイド・ストーリー」、コンビネーションジャンプが決まって波に乗り、スピンからスパイラル、後半のジャンプも勢いに乗って次々に決め、演技力もあるステップ、音楽にも乗って素晴らしい演技、初のファイナルで3位表彰台GET。
アシュリー・ワグナー、紫の衣装で「ダッタン人の踊り」、最初のコンビネーションジャンプをしっかり決め、あとはしなやかな演技、後半にもいくつかジャンプを跳び、ステップは勢いがよく、最後は普通のスピンからビールマンスピンへ、ガッツポーズで終了、4位。
ジョアニー・ロシェット、水色のセパレートに見える衣装で「サムソンとデリラ」、最初のジャンプからず~~っとジャンプがうまくいかず、ステップなどでも力強さを感じられず、不出来な5位。
アリーナ・レオノワ、青紫の衣装でミュージカル「シカゴ」より、2つ目のジャンプで着氷が乱れ、その後のジャンプでも手をついてしまったり、ひっかかってしまったりして、良い時のはじけるような楽しさが消されてしまい、初のファイナルは最下位で涙ぐんだ6位。

男子は織田信成が2位で、バンクーバー五輪代表内定。


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6 コメント

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Unknown (haru)
2009-12-05 15:20:22
こんにちは。
だんだん欲がでてきました。表彰台にのってくれればいいと思ってましたが、こうなったら優勝して欲しいです。今夜が楽しみです。
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コメント&TBありがとうございます。 (まっちゃ)
2009-12-05 16:32:12
>haru様
まさかのキムヨナ失速で安藤ミキティに表彰台中央に乗るチャンス、TV見てしっかり応援しましょう。
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ミキティ、五輪内定おめでとう。でも… (14masa)
2009-12-06 00:53:05
こんばんは、まっちゃさん。

安藤ミキティ、いつも課題が残り、今シーズン納得した演技が出来ていないことが、少し心配です。

今回のキム・ヨナの出来であれば、五輪を見据えると、是非とも勝って頂きたかったです。
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コメントありがとうございます。 (まっちゃ)
2009-12-06 11:01:38
>14masa様
そうですね、14masaさんのおっしゃるとおりで今回のキム・ヨナさんの出来ならば、約3点差、安藤ミキティがジャンプの難易度を下げずにトリプル・トリプルのコンビネーションに果敢に挑戦していれば、勝てたのではないかと思います。
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Unknown (haru)
2009-12-06 12:37:38
再びお邪魔します。
あと3点は悔しいですが、五輪に向けて手ごたえがありました。一度五輪を経験している安藤にはアドバンテージはあります。今は全日本で何をやってくれるか楽しみです。笑顔のはじけるレオノワがキス&クライの号泣は見てるほうも辛かったです。また遊びに来ます。
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コメントありがとうございます。 (まっちゃ)
2009-12-06 17:27:34
>haru様
安藤ミキティ、手ごたえはありました。
全日本、失うものは無いので果敢に挑戦してもらいたいです。
レオノワさん、あんな悲しそうな顔を見たのは初めてでしたね。
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