エムズ日記

株式会社エムズコーポレーション社長の不動産日記

愚かな不動産屋

2007年08月04日 | Weblog
数日前に路線価の発表がありました。
かなりの上昇です。30~40%の上昇の地点もかなりあります。

しかし、すべてが上昇しているわけではありません。
この辺がバブル期と違うところです。

そして、この発表は前年の数値です。
現時点の状況は違っています。

しかし、愚かな不動産屋はまだ、どこの地点も上っていると勘違いします。
販売に関して「買うと決めた人にしか物件を見せない」と宣ふ業者がいました。
とんでもない馬鹿です。

こんな会社から買ってはいけません。


不動産相談・売買の不動産コンサルタントエムズコーポレーション

不動産引渡時の注意点

2007年08月04日 | Weblog
不動産引渡時の注意点不動産は契約を行い、その後引き渡しを受けて取引を完了します。(一般的には)

この引渡が非常に雑に行なわれトラブルになるケースが多くあります。
特に中古の物件の場合、入居中で引渡直前に転居し空室になった状況を確認しないで決済を行い、鍵を渡され内部を見て、「こんなの聞いてなかった」というトラブルがあります。

その後売主側仲介業者、売主に申し出ても「もう決済は済んだし、現況有姿だから」という始末。
こんなケースからとんでもないトラブルに発展することが珍しくなありません。

中古物件の取引は要注意です。



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偽不動産業者

2007年08月04日 | Weblog
最近、相談を受けた案件で類似した相談が3件ありました。

3件とも相談者は会社の経営者です。
不動産の売却に関して自らの会社の経理を委託している税理士が不動産屋、司法書士、その他ブローカーを連れてきて取引に絡んだケースでした。
仲介手数料以外にいろいろな名目をつけて手数料をとっているというものです。

あるケースは1億5千万円の取引で報酬が470万程なのに1千万円の手数料を取られていました。
その上、領収書は1千万円分なく、不信に思った経営者の方が相談してきたのです。

このような相談を最近よく受けます。
ちょっとびっくりするのは税理士、司法書士などの肩書きを持つ人たちが自分のクライアントを平気で騙すということです。

原因は格差ではないでしょうか。
国家資格をもった人間でも二極化していると思われます。

しかし、とんでもない人たちである。
騙してでもお金を取ろうとする。
そういった人たちの共通点は50代後半から60代の人間です。
バブルの時においしい思いをした人間で、その感覚がまだ抜けないようです。



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初めはよかったのに

2007年07月21日 | Weblog
新潟でまた大きな地震がありました。
一週間経ちましたが現地の復旧が進んでないように思います。

避難場所も蒸し風呂のように暑いようなので、季節がら衛生面も心配です。
各地から届けられる支援物資も保管場所がないなど有効に使われていなく、
ボランティアが来ても仕事の割り振りが上手くいっていなかったりして
全然過去の経験が生かされてないようです。


こんなときに国がリーダーシップを取るのでしょう。
震災があった当日に総理大臣が現地に行くところまではよかったがその後の指示、対応に手腕を発揮していません。
選挙向けのパフォーマンスにしか見えません。

「私はすぐに来ましたよ」よりは担当大臣でも副大臣でも現地に張り付かせ、自分は中央で具体的陣頭指揮をとり被災者への救援を具体的にさせていったほうがいいのに。
初めはよかったけど



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お客様主義?

2007年07月21日 | Weblog
我々は仕事上、住宅ローンとは深いかかわりがあるわけですが、最近銀行の住宅ローンの段取りで銀行員の態度に呆れるばかりです。

それはお客様を軽視しすぎることです。
銀行ローンを借りるわけですが、
まず、多額のお金を借りていただくお客様という意識はなく
貸してあげるという態度で接する者が多くいます。

また、手続きをする日時についてもお客様に合わせるのではなく銀行の都合に合わせるようにせまるのです。
銀行員個人の都合が合わなければ他の者で対応するような、組織としての対応する姿勢など微塵もありません。
「私は休みだから違う日にしてくれ」という者までいました。

銀行はお客様主義を忘れているように思います。


ある銀行員が資産1億以下の客はゴミだと言っていました。お客様主義?
いわゆる富裕層というのは1億以上の客を言うらしい。

こんな感覚で仕事をしていたら、いつかまた業績悪化なってしまうでしょう。
ちょっと前に国民の血税で助けられたことを忘れてしまったのでしょうか?
彼らは「借りたお金はもう返した」と言うかも知れませんが、そういう問題ではないのです。

私が銀行の方と仕事をした経験からいうと、銀行員は余計なことはしません。
つまり、業務において×を残さないようにするのが処世術になっているようです。
保身のためには余計なことはしない主義のようです。

社会保険庁の職員に近い気がします。
もちろん大勢の中には本物のバンカーもいるのでしょう。

ローンの窓口の人間をみていると総理大臣と同じで
お客様、国民の目線に立って言葉を発していないようです。



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呆れた話3

2007年07月14日 | Weblog
呆れた話3ある警察で、窃盗容疑で逮捕した容疑者が取り調べ中に逃走。何故…

取調官が居眠り中に逃げたそうです。

本当にこんなことがあるの?
テレビドラマじゃあるまいし。信じられない。
取調べ中に警官が居眠りするのでしょうか。馬鹿者です。


テレビといえば最近ニュース番組や報道番組の中で映像とテロップが違っていたり、テロップの文字の誤りや、人の名前が間違ったりするケースがものすごく多いように感じます。

テレビ局の社員の悪事も多い。

社員も弛んでいるのかな。


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不動産トラブル

2007年07月14日 | Weblog
住宅トラブル2006年の住宅トラブル(雨漏り、傾斜、ひび割れ、漏水などのいわゆる欠陥住宅)の相談件数が9087件におよびました。
2005年は耐震偽造事件や悪質リフオーム事件があったため1万1200件と異常でしたが、
2000年の4500件からみると倍以上に膨れています。

これに営業の方法、契約のやり方、説明不足、契約内容のトラブルなどなどのクレーム相談を入れると相当数になります。
東京都だけでも年間1万5000~1万6000件くらいになります。

相変わらず減らないトラブル。原因は何でしょう。

まず

①取引件数が増えていること。
②不動産でも建築でも経営者が利益追求に走り、住宅産業の社会的役割・意義を理解している経営者が少ないこと。

よって

③ 社員の研修などに時間・金はかけないため知識、経験が乏しく事故が起きやすい。
④ 熟練の社員(年配)を退け若い社員だけに切り替えするため、教育できる社員がいなくなっている。

などが考えられます。


とにかくトラブルが多すぎます。
土地に関して公図と実測が乖離している率は驚くほど高く、今後トラブルは増えるはずです。


また、賃貸物件の原状回復に関してガイドラインは作成したものの、
古くから長く賃貸している物件では必ずトラブルが出てくるはずです。



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役人?

2007年07月07日 | Weblog
最近、区役所などの公の機関の窓口対応やサービスに格差が出ています。
民間と同じように「いらっしゃいませ」の対応、言葉使いなど非常に感じがいい役所と、相変わらず昔のままのえばった対応のところと二極化されているように思います。

先日ある税務署に行きました。
そこに国税局から来ているというエリートがいました。
対応がなんとへたくそか。
相手を上から見下したようなしゃべり方、具体的な話を聞いているのに一般論しかしゃべらない。

こんな役人がまだいるんですね。恐らく社会保険庁の職員もこんな感じで長年働いていたのでしょう。
役所の人間も新人のときに接客術を民間で研修させればいいのに。



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社員教育は?

2007年07月07日 | Weblog
新入社員は社会人になって3ヶ月が過ぎました。
新卒、入社2~3年目位の方が飛込営業、電話営業などいろいろアプローチしてきます。

話をしていて感じることがあります。社員教育は?

それは、自分の会社のことをあまりにも知らない人間が多いことです。
そして自分たちがやっている業務に対してあまりにも無知であることです。

会社は社員教育を疎かにしているように思います。
当の本人達も何年か前に比べると子供が多いように感じます。



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老ご夫婦

2007年07月07日 | Weblog
近々、決済を向かえる老ご夫婦、80才目前です。
お付き合いするようになって1年が経過しました。
30年間住み慣れた家を訳あって売却しなければならなくなったお客様です。

この1年に50~60回近くお会いし、売却しなければならなくなった経緯、商売をやって景気がいいときにいろいろな人間が集まり利用された話など、よくも悪くも様々な人間模様をお伺いしていて涙が流れました。

バブル期に金融機関の担当者が複数寄り付き、保険屋やゴルフ会員権屋、不動産屋、税理士、化粧品屋、各種物販屋などを紹介され付き合わされたそうです。
お金は銀行が融資するパターンです。当時はよくあった話です。
それがバブルの崩壊とともに借金だけが残ったという典型的な話でした。

老ご夫婦いちばんの原因である金融機関の担当者は辞めたり、転勤、出向で音沙汰無し状態。
お話を伺っている中で本人は自分を責めていらっしゃいました。
当然だとは思いますが、私はそれだけではないと思います。
金融機関にも責任はあると思います。
同じような仕組みで倒産した会社、破産した個人も多くいます。
当時金融機関の責任問題はかなりありました。
当の担当者は嫌気がさして辞めた者、責任を取る形で辞めさせられた者、出向で子会社に出された者、地方に左遷された者様々です。

ひどい話です。血も涙もない人たちです。

本来ならもう悠々自適に暮らす年齢なのにまだ頑張る気力、姿勢に頭が下がります。
私はパワーをいただいております。

このように仕向けた金融機関の担当者、あなたはいい死に方はしないでしょう。


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おかしな日本

2007年06月30日 | Weblog
総理大臣がおかしいと思いませんか。
わがままな子供がそのまま大きくなってしまったような感じです。
バランスがないリーダーのように映ります。

変にむきになったり、逆ギレしたり、はぐらかした返答をしたりと大人の対応になっていません。

とにかく見ているとむかついてしまいます。

おかしな日本恐らく霞ヶ関のエリート役人に相手にされていないのではなでしょうか。
このようにポリシーがないあやつり人形では日本は本当に元気な強い国にはなれません。

早く退場してください!



不動産相談・売買の不動産コンサルタントエムズコーポレーション

コンプライアンス

2007年06月30日 | Weblog
コンプライアンスの意味:要求や命令への服従、法令遵守

どこの企業も個人も簡単に口にしますが軽く扱われているのが現状です。


特に食の偽装表示からはじまり、排気ガスのデータ偽装、耐震偽装、牛肉問題、警察の調査資料の改ざん、冤罪、一連の介護問題、寵児のインサイダー取引、ミート問題それに関する役所の業務怠慢、年金問題などなど。

個人の倫理観の欠如、組織の倫理観の欠如、政治家の倫理観の欠如、経営者の倫理観の欠如。
ここに問題があるのではないでしょうか。


とにかく楽をして財が築けないか、自分さえよければ他人はどうでもいい的考えが蔓延しています。
また、その一時的成功者をヨイショする悪い風潮もあります。

そのくせ企業は「コンプライアンス」とか「社会貢献」とか「危機管理」とか「個人情報保護」などと軽く口にしますが、実態は利益追求に走るあまり、かなりモラルが欠ける企業が多い。
かなり有名な企業でもそうなのです。


消費者はその企業がどのような仕事をどのようにやっているかをしっかり見極める目と知識が必要になります。



不動産相談・売買の不動産コンサルタントエムズコーポレーション

人格?モラル?風潮?

2007年06月30日 | Weblog
朝鮮総連所有の不動産売買に関して、公安庁元長官や日弁連元会長が関与した事件で逮捕者が出ました。

現職の日銀総裁が不明瞭な投資で非難されたこともありました。

これまでも要職に有る者や社会的立場が有る者の不祥事はありましたが、最近は内容があまりにも短絡的に思えます。

要職にあった者や社会的立場ある者はその後もそれなりの言動が要求されると思うのですが、そういう人格の持主がいなくなってきています。


人格?モラル?風潮?また、社会の風潮もよくないと思います。
一度沈んだ者も時間が経つと忘れてしまい、また芽を出すことを平然と認める風潮があります。
それを認識して悪さをする輩もいます。
悪質な脱法行為、ルール違反をした者は永久追放する強い姿勢も必要ではないのでしょうか。

非常に情けなく感じます。
これも倫理観の欠如ではないのでしょうか。


とにかく毎日のニュースを見ていて非常に寂しい。
資本主義、競争社会、格差社会などと都合のいいことをいって人間性を失くしているだけにしか見えません。

経済においても、経営においても、教育においても、政治においても何においても「愛」と「モラル」が欠けているのではないでしょうか。


こんな日本でいいのだろうか先が心配でなりません。



不動産相談・売買の不動産コンサルタントエムズコーポレーション

いい加減な不動産屋

2007年06月23日 | Weblog
不動産業を行なうのには所轄官庁に所定の用件をクリアし届けを行い、審査され許可が下ります。

そして業務を始めるわけですが、最近は経験不足から行なった仕事に手落ちが散見されます。

この手落ちはすぐに発覚するものではなく、いずれその時が来ると発覚するものが多い。
例えば物件の面積の違いや境界の不確定、隣接との争い、越境、その他物件の抱える問題など買ったときにはすぐにわからないような問題です。

これは不動産業者が行なわなければならない調査に手落ちがあるからなのです。


ひどい業者はその義務すらも知らない者もいます。

ただ定型の契約書、重要事項説明書に数字を羅列して業者印を押せばお金になると思っている者も少なくありません。

よく共同仲介で相手方業者にそのことを注意すると面倒くさそうに仕方なくやる者や「それなら契約しなくていいよ」と開き直る者様々です。

いい加減な不動産屋売ったり、買ったりを決めるのは当事者のお客様なのに自分のものと勘違いしている愚か者も少なくない。


消費者の方もよく業者の仕事ぶりをチェックする必要があります。
業者の仕事ぶり要注意です!

しかし、そんな業者に当たったお客様は本当に可哀想。



不動産相談・売買の不動産コンサルタントエムズコーポレーション

これでいいの?

2007年06月23日 | Weblog
大手企業の業績が回復して、ちょっと気になることがあります。

それは消費者のほうに目がむいていないことです。
会社の方に目がむいていたり、自分のことだけを考えている人間が多いことです。

例えば銀行は、担当者が休みであれば用件も聞かずに「またかけ直して下さい」と言う対応が当たり前です。
組織でお客様をフォローしていこうという考え方はないのでしょうか。

また、あるマンションの組合から「管理会社が悪いので代えたい」旨の相談を受け、大手管理会社に紹介をしたところ対応が“親方日の丸”でさも「やってあげるんだ」という姿勢でした。


お客様に合わせるのではなくすべて自分たちのペースに合わせる。

これが商売でしょうか。
業績が悪化したときはなりふり構わずやるのに、ちょっと業績がよくなると手のひら返した高飛車な態度をとります。
その上、提案もなく高い管理受託料を提示し、これで納得しないのであればやりませんという姿勢です。

土地の仕入れをしている不動産会社の社員も同じでした。
土地の仕入れが難しいこの時期に、休んでいるばかりでコンタクトが取れないので、
同じ会社の方にその旨話しても「担当が違うから」と受け付けてもらえません。

まさしく個人主義を貫いていて組織で動く姿勢はない。

これでいいのでしょうか。
これでは危機管理もできないでしょう。

個人主義にすると社員は好き勝手をします。
情報を他に回し小遣い稼ぎをするのです。
楽して収入を得る怠け者が増え、おかしな人間が増え始める。


これでいいの?



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