エムズ日記

株式会社エムズコーポレーション社長の不動産日記

金融機関の役割

2007年01月31日 | Weblog
消費者金融のグレーゾーン金利問題。金融機関の役割
消費者金融各社は企業として大変な様ですが、
借りる方の中には普通の銀行では貸してもらえず、
仕方がないので消費者金融で借りている方も多いと思います。
しかし、その消費者金融も貸し渋りをはじめるとその方々はヤミ金に行くしかありません。
悪循環です。

グレーゾーン部分がなくなると会社がおかしくなるという消費者金融もおかしいと思いますが、
消費者金融に融資をしているのは都市銀行で、その都市銀行は業績がいいというのも皮肉なものです。
根っこの部分で一番の悪は銀行のようにも思えます。
銀行の役割とは何?

日本の金融システムはどこかおかしいと思います。
とにかく自分達のことだけを考えているグループとしか見えません。
社会の経済活動を円滑に発展させようとするバンカーの微塵も見受けられません。

お金がある方はお金を借りません。
お金を借りなければならない事情があるから借りたいはずなのに、
優良者(銀行にとっての優良者、お金持ち)の金利は低く、
借りたい人の内容が悪ければ悪ければ悪いほど金利が上がっていく。
とてもおかしなことです。

住宅ローンでも同じことが言えます。
本物のバンカーに会ってみたいものです。




不動産相談・売買の不動産コンサルタントエムズコーポレーション

呆れた営業マンと会社

2007年01月29日 | Weblog
先日、情報通信の会社が電話営業をしてきました。
内容は「ネット回線を使って、電話・FAXを使用するように切り替えれば通信費が安くなります」
という営業だったのですが、電話で話した相手ではなく別の人間が、約束の時間を大幅に遅れて来るという人を馬鹿にしたような営業でした。

呆れた営業マンと会社また、ある保険会社に保険内容の確認をし、現時点で解約したら解約金はいくらか、解約しない場合貸付金はいくらで金利はどの位かなどを問い合わせたところ、担当者から折り返しの電話があり、
「そんなに会社が大変なんですか」と一言。
営業での言葉使いを知らない無神経な社員です。
会社に社員教育についてクレームを入れたところ、しかるべき人間から電話が入りました。
その社員は他でもクレームが出ているとのことでした。

そのような人間をお客様との窓口に使い続けることに呆れてしまいました。
社員も社員ですが、会社も会社だなと思います。
ちなみにその保険会社は一昨年に保険料の支払いをめぐって話題になり(ほとんどの保険会社が対象になりましたが)社長が代わった会社です。

消費者のことは横において、会社の上司は「社員が悪い」と思い、社員は「上が悪い」と思い責任の擦り合いをしているようです。最近の不二家みたいなものでしょう。
不祥事があっても社員はまったく認識していなく、少しも社内は変わっていないと実感しました。
自分のことしか考えない人達の集まりのように思います。



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コンプライアンス

2007年01月15日 | Weblog
また起こりました。

洋菓子会社の「不二家」が賞味期限切れの材料を使用した問題が
連日テレビ、新聞で大きくとり上げられています。

賞味期限切れの材料使用、工場内で大量のネズミが発見されたなど
食を司る企業としてはとんでもないことですが、
それ以上に会社の対応に呆れてしまう
11月に会社のトップに報告があがったが、
経営陣はクリスマス・お正月商戦の売上低下を懸念して公表をしなかった。

こんな経営陣がまだたくさんいるのにはびっくりします
そんな上層部に嫌気がさしたのか、内部告発で問題が発覚。
会社の体質が垣間見れます。
テレビの報道では、事が上層部に報告された時に「雪印の二の舞になる」という言葉がでたとの事です。

私もサラリーマン時代に同じような経験をしました。
7年ほど前、建物の欠陥を指摘し上層部に報告したところ、
このままだと雪印の二の舞になる」という言葉が出たのです。
役員からは「余計なことするな」や「大騒ぎするな」など叱責され、嫌な思い、仕打ちをされました。
その時の仲間(同僚)の中には、このときとばかりに役員にごまをすり、行動を翻した者もいました。そんな同僚が今、役員を勤めています。

つまり自分さえ良ければいいという考えなのです。
会社は必ず危機に遭遇します。
いつかまた事故を起こし同じような対応をするのかと考えると大変恐ろしく思います。
私は今でもその欠陥のあった建物が心配で時々通っています。

雪印事件のときの通報者や今回の不二家の社員はすばらしく勇気があると思います
尊敬します。
不二家の役員も事が発覚したとき保身にはしり、
消費者のことが頭から飛んでしまった
のでしょう。

そんな人が会社を動かしているかと思うと、まじめに働いている社員がかわいそうになります。
やっていることが犯罪と同じという認識がないのでしょうか。

人は窮地に立ったときに本性が出るものです。
私も嫌というほど辛い経験をしました。
不二家も経営者の資質を備えた方に早く代わり、立ち直って、おいしいお菓子を供給してほしいものです。
そうでないとペコちゃんがかわいそう。


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新年ご挨拶

2007年01月10日 | Weblog
新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

昨年末より地域によって物件(土地・建物・マンションなど)が不足しております。
新年のご挨拶いわゆる「売り手市場」のエリアが出始めました。
一部企業が好調で社員の方に購入意欲が出始めているようです。

しかし、かってのバブルの頃と違い、無理せず自分の力に見合った物件を求める傾向にあります。
非常に賢い考え方です。
また、物件購入にあたって“物件の調査”“売却物件の調査”“契約関係の調査”なども昨年後半から非常に増えています。
そして“不動産トラブルの相談”も増えています。

本年も全力で頑張ります。何卒よろしくお願いいたします。


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