Invitation to W★ING

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嗚呼! 懐かしの国際プロレス

2010-06-26 17:45:09 | 日記
◇週プロの今週号(1531号)の中カラーは,またまた(笑)国際プロレスの特集だ!
今月10日には国プロの吉原 功代表が亡くなられて何と,早いもので四半世紀……25年が経ったのだ。年月の流れの早さに改めて驚かされる。
僅か8ページの中カラーで,14年半に渡る国プロの歴史……国際プロレスとは,こういう団体だったという事を,今の若いファンに伝えるには些か少ない気もするが,その”魅力”を伝えるには十分では無かったのだろうか,と思う。
僅か8ページ(笑)に点在する写真の一枚,一枚に当時が思い出される。私が,特に目を引いたのは……日本人初のマスクマンとして売り出された”覆面太郎”のストロング小林,第4回ワールド・シリーズの入場式,そしてG・草津とW・マクダニエルの”インディアン・ストラップ・マッチ”は印象深い!
覆面太郎は,私が勿論『プロレス&ボクシング』誌に入る前だし,リアルタイムではそのファイトを見た事がないが,”プロボク”で見た思い出が蘇った……”プロボク”の記者時代に,ストロング(小林)から,椎名町の自宅(当時)で,あの”日の丸”の覆面太郎のマスクを見せてもらった事があった。
<ワールド・シリーズ>は,老舗・日本プロレスのワールドリーグ戦に勝るとも劣らない,実に豪華なメンバーだったと思うが……第1回の大会には日本側からは豊登,杉山,草津の三選手がエントリーし,外人レスラーも実にバラエティーに富んだ正に,”ワールド・シリーズ”の名に相応しいメンバーであった。
ビル・ロビンソン(イギリス代表),ジョージ・ゴーディエンコ(カナダ代表),レイ・ハンター(オーストラリア代表),ジョン・ダ・シルバー(ニョージーランド代表),ジルベール・ボワニー(フランス代表),マイケル・ネイダー(ハンガリー代表),ピーター・メイビア(南太平洋代表),レイ・ゴールデン・アポロン(南米代表)……その試合形式はアマレスのバッドマーク・システムという実にユニークなものだった。
そして,写真の第4回の時は日本側からは小林,木村,杉山が参加。外人レスラーはドン・レオ・ジョナサンを筆頭に,モンシター・ロシモフ(アンドレ・ザ・ジャイアント),ホースト・ホフマン,ジョージ・ゴーディエンコ,レイ・ゴールデン・アポロン,イワン・バイテン,アリババ,ティト・コパ……というメンバーだった。
この大会は正に”リアルタイム”で取材していた訳だが,G・草津とW・マクダニエルの写真は……私が二人にお願いして”特撮”したもの。ワフーには本誌の読者プレゼントにと,インディアンの羽飾りをアメリカから取り寄せてもらったりもした。この二人の戦いから実に20年近く経って,W★ING にワフーを呼んでグラップラーと”インディアン・ストラップ・マッチ”をやったけれど…このカードは私の若き日の思い出と,国際プロレスへの思いを込めた”オマージュ”でもあったのだ。<茨城>

※写真は第3回IWAワールド・シリーズ(1971年)での一コマ

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