初詣

今年の初詣は、鹿島神宮に行ってきました。

おんげ（娘）さんがまだお腹にいる頃、なんとなく浮かんだイメージを辿って
この神社に来てみたところ、常陸帯という由緒ある安産の御守りがあって、
その後ありがたくお守り頂いたわけですが、
おんげさんも無事産まれ、そして今日まで健やかに育ってくれたということで、
やっとその常陸帯を返しに行くことが出来ました。

参道の駐車場の客引きおじさん達は、ピークを過ぎて随分少なくなっていましたが、
それでもまだ自分の店に車を停めるよう誘導している、商売熱心なおじさんもいます。
でも当日は一番鳥居に近い駐車場が空いていたのでそちらに停めたところ、
なぜか普段車を停めてなさそうな奥の方まで案内され、停める事になりました。

ところで最近、宮崎吐夢にハマってる私は、つい彼の歌を口ずさむクセがついており、
「右大臣 左大臣」という無難なフレーズにもかかわらず、
パパさんに「不謹慎」「ここをどこだと思ってるんだ」と、厳重注意を受けました。

その日は午後6時から「白馬祭（おうめさい）」なるものが催されるという事で、
なんでも新年に白馬を見れば、一年の邪気が祓われるという習わしがあるとか。

私もそれにあやかってぜひ白馬を拝んでみたいと思ったのですが、
お参りが終わったのは午後3時半、白馬祭までは2時間以上待たねばならず、
プチ遠方な我が家から来たパパさんとおんげさんをそれまで付き合わせるのも
いかがなものかと、心の中から何度も出てくる「見たい」をずっと抑えたまま、
その件には触れずに車に戻る事にしました。

駐車場に戻ると、車を停めた場所から少し奥に、3頭くらいの白いポニーが、
大人しくブラッシングを受けてました。あきらめていたあの白馬が、
ちょうどいい場所に繋がれて、私の前に姿を見せてくれました。

これはマジで幸先がいいです。よくは分かりませんが、これで1年の邪気が払われた、
ということになるのでしょうか？なにはともかく、ありがたいです。
この素敵な偶然に感謝、感謝です。ありがとうございます。

幸先の良い初詣で気分も上々な私、帰り道も軽やかな気分でつい歌を口ずさみます。

「は～み～げ はみちち はみなかみ～」

邪気以外の何かはまだ残っているようです。



今年は全体的に飛躍、変革の年だそうです。
今年一年、皆様の幸せ満つる幸満を心よりお祈り申し上げます。