原発のもっと根本的な事を考えてみた

こちらしばらくご無沙汰しておりましたが、
先月末に無事千葉の我が家に戻ってまいりました。

とりあえず小康状態を保っていると聞いている原発が
どうのこうのという話もあるんですが、
それよりも、この話はもっと根本的な事を見直す必要が
あるんじゃないかと、そんな事を考えてる矢先、
ネイティブアメリカン・ホピ族発のこのような話に
出会いました。

母なる大地から心臓をえぐり出してはならない、もしえぐり取ったならば、それは灰のつまった瓢箪と化し、空から降り、やがて世界を破滅に導く。この瓢箪の灰は、恐ろしい破壊力を持ち、川を煮えたぎらせ、大地を焼き尽くし、生命が育たなくなる。そして人々は不治の奇病に苦しむのだ。

母なる大地とは彼らが住まう聖地、フォーコーナズ、
心臓はウラン鉱石の事で、灰のつまったひょうたんは原子爆弾、
灰とは放射性物質の事だそうですが、
個人的には、本当の問題はこれが予言かどうかという事より、
現実としてこの記述にあるように、人々が彼らの住まう土地から
ウラニウムを掘り起こし、彼らの土地を汚染し、
その恩恵を、私達が当たり前のように授かってきた事だと思います。

正直、１歳になる私の娘には健康でいて欲しいから、
出来る限り安全な食べ物を与えたいと思ってはいます。
しかしそれも何かすごく的外れのような気もしたり、
傲慢な考えなのかもしれないと思ったりもします。

今を元気に生き延びている私達の知らないところで、
人や動物、植物、数え切れない命が、
原子力を開発する過程で失われているからです。


これを知ったからといって、今すぐ私に何が出来るわけでもなく、
最良の策を即座に思いつくわけでもありません。

韓総理の要請により、浜岡原発の停止が決定しましたが、
今現在、浜岡原発で働く方々とその周辺の方々は
これからの生活がどうなるのかも聞かされてないままですし、
そんなところに一個人の私がどうしろこうしろ言えるわけがありません。
(缶総理の名前は間違ってない気がするので放置)

ただ、全ては知る事から始まるので、
かなりつながりの悪い文章ではありますが、
長期にわたって是非考えていきたい事として、
思いつくままエントリさせていただきました。


小さなことからコツコツと、とりあえずはうちの庭や出窓を
緑だらけにするべく、小さな鉢植えをちまちま集め中です。
よくわかんないけど、私の中で緑化計画超推進中なので。




カワク・ワ　ロロマニ（ありがとう。未来に良きことが起こります
ように）




読んでくれてありがとう