パパキング

学童保育クラブ指導員のパパキング。
日々感じていることを包み隠さず文章化。
お暇なら見てよね。

ムテキング

2005-11-27 23:45:01 | Weblog
突然ですが、ボヤキング改め、ムテキングです。

ここ数日の俺の行動、言動は時空をも超越した感じでした。
まさに、ムテキング!!

ムテキングに変貌を遂げた俺は、今は何があっても動じない。
そんな感じです。
「・・・って感じです。」ってとこが
俺らしい一面なんですが、それが俺だし!俺なんだし!
と胸張って言い切れる今日この頃。うーん、すがすがしい!!


ここ数日の間に、俺の身に何が巻き起こったのか、すべては言えませんが、
その詳細を切々とここに記していきたいと思います。

読みたい人は、少々の時間を拝借。
別にいいやって人は、右上の×ボタンをいち早くクリッククリック。

ただ、これまでのボヤキングの受けてきた苦痛を
どこかに共感してくれていた人は、すっきりすることを保障いたします。



まず、これまで、このボヤキングブログに記してきた職場(ボス)に対する
俺のぼやき、愚痴等々。それは嘘偽りの無い確かな事実を受けて、
素直に俺が感じていたことでした。

俺のフィルターからの見解とはいえ、現実的にボスからの非難中傷は
事実としてありました。

ここで、その一例を紹介します。

・自分の分からない所の指示をボスに仰いだ時、
ボヤキング「すいません、○○が分からないので教えていただきたいんですが?」
ボ    ス「そんなこと自分で考えなさい!」
ボヤキング「はい。でも、分からないので教えていただきたいのですが?」
ボ    ス「何回も同じこと言わせないでちょうだい!」
ボヤキング「・・・はい、すいません。」


・自分の研修を終え、終了報告の電話をした際、
ボヤキング「お疲れ様です。ボヤキングです。今、研修が終わりました。」
ボ    ス「お疲れ様ですって何よ!私ボヤキングにお疲れ様でした
       なんて言われるような事してないわよ!」
ボヤキング「はい、すいません。」


・毎月の提出厳守の報告書をボスに確認、提出しようとした時、
ボヤキング「○○ができました。確認をお願いします。」
ボ    ス「やだ!見ない!」
ボヤキング「えっ、・・・お願いします。」
ボ    ス「やだ!見ない!」
ボヤキング「お願いします。」
ボ    ス「やだ!見ない!あなたが責任取ってちょうだい!」
ボヤキング「・・・。」


・自分の本来の業務以外の仕事(俺の業務に変わりないよ)に模索して、本来の業務がややおろそかになってしまっていた時のボスの一言。
「○○さんと○○さん(同僚)だけいればいいじゃない!」

・自分の担当する行事の司会(それまでは俺が司会をしていた)
を別の職員に変更することになった時のボスの一言
「これ以上、行事はつぶせないの!」

他にも、

「私に今やる気が無いのは全部ボヤキングのせいだからね!」

「私に話しかけないでちょうだい。」

「自信がないならとっとと辞めてちょうだい。」

「私の足をひっぱらないでちょうだい!」

「私に話しかけないでくれる!」

「あなたが抜けても支障は無いわよ。」

「あなたは主体性が無い!」

「あなたは計画性が無い!」

「あなたは協調性が無い!」

「あなたは時間の使い方がへたくそ!」

「あなたは視点が悪い!」

「あなたの価値観は間違っている!私とは合わない!」

「私、ボヤキングのこと嫌いだから!」

「ボヤキング大嫌い!」←ガキの発言だべ。

「私はあなたの事を信用していないから!」


・・・等々、この種の攻撃(口撃かな?)を約1年半にわたり、
受け続けてきました。
今となってみれば、このような罵声を浴びるにあたり、
ボヤキングサイドに全くの非が無かったわけではありません。
自分でも、言われても仕方ないな、しょうがないなと思えるようなことも
いくつかはあります。

が、しかーし!ボスの責任放棄的な発言や、ボヤキングの人格を否定(ちょっと
言いすぎかも?)するような発言、ボヤキングの人間性や価値観を否定する
ような発言等々は、れっきとした、今流行りのパワーハラスメントでしょう!

別に、今となっては、それを裁判沙汰にする気はさらさらないし、
今こうやって無事にムテキングに変貌を遂げた俺にとっては、
「あー、そんなんくだらない・・・」
の一言に尽きるんですな。


話を戻します。


日常的に繰り返されるボスからのパワハラを食らい続ける中、
先日、ボスと話す機会がありました。

そのとき、それほど具体的なことは言わなかったのですが、
「自分、最近情緒不安定なんですよね。病院にでも行こうかと
思ってるんですよ。」
とボスに漏らしました。

その数日後、ボスは俺の発言を受けて、その旨をボスの上司、
つまり大親分に話したそうです。
「最近、ボヤキングは情緒不安定らしいんですよ」と。

それを聞いた大親分は、
「ボヤキング君にすぐにでも病院に行って診断書をもらってくるよう
に言いなさい!今すぐ!仕事は後回しでいいから!」
とボスに言ったそうです。

翌日、俺はそれをボスから聞きました。
「大親分が病院に行って診断書をもらってきなさいって行ってたわよ!
すぐにでも行ってちょうだい!」と。

で、俺は早速、仕事の時間を使って、もともと行く予定にしていた
病院に行きました。
・・・が、あいにく、その日は病院が予約いっぱいとのことで診断して
もらえず、翌日来てください。とのこと。

その日のうちに仕事場に戻り、その旨をボスに伝えました。
ボヤキング「・・・という理由で明日来るように言われました。」
ボ    ス「あっそう。私は大親分に言われた事をそのまま伝えている
       だけだからね。後は自分で考えて判断しなさい!」

ここでもきつい口調は変わりません。相変わらず厳しい表情、厳しい口調。
が、そこで話をしている時、ふと、「今がチャンスだ!」と俺は思いました。

そしてボスに対して言いました。
何の前置きも無く、ただ一言。

「ボスから今まで言われてきた一言一言が辛かったです。しんどかったです。」
「今年度で、ここは辞めるつもりです。」と。


それに対してボスも一言。

「あー、そう。そのほうがあなたのためにもなるかもね。
ここじゃない方が、あなたの力生かせるかもね。私も、あなたには今まで
きつく言ってきた。きっと辛かったと思うわよ。」と。

今まで、自分の心の中に溜め込んで、溜め込んで、内側に隠し続けてきた
この思い。それを、ボスを前にして、ボス本人に、包み隠さず、ありったけの思いを言えた。
それに対してボスも俺の気持ちを受け止めてくれた。

その瞬間、俺の気持ちがストンとどこかにおさまった感じになり、
最強のムテキングになりました。その瞬間俺は変貌を遂げました。

「もう病院に行く必要は無い!すべてにおいて自己処理可能な状態だべ!!」
という感じになりました。人間ってすげーなぁ、やるときゃやるもんだなぁ、とその時の自分を客観視して思いました。


その後も、ボスといろいろ話しました。あーでもない、こーでもないと。
けど、その間のボスとの話合いは苦痛ではなく、どこか気持ちのいい
空間でした。ボスに対して、感謝にも近い気持ちを覚えました。



翌日、俺は大親分からの指示をシカトしちゃまずいだろってことで
とりあえず、仕事終わりに病院に行くだけ行って診察してもらいました。
時刻はPM6:00

病院では、その時すでにムテキングになった状態の俺だったので、
あくまで『過去のこと』として、今までの仕事場での境遇や扱い、環境等々、
すべてさらけ出してきました。


その結果下された診断結果、




『神経性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害』




「あー、やっぱり病んでたんだ、俺・・・。」

素直にそう思いました。

診断書を前にして、俺は医者に言いました。

「こういう診断結果が出ちゃったみたいですけど、今の自分はもう
大丈夫と思うんですよね。」と。その理由も包み隠さずすべて話しました。

それを受けて、
「うん。そうでしょうね。私もあなたが今病んでいるようには見えません。
きっと、病んでいたんでしょう。今現在病んでいる、ではなくて、
病んでいた。と思います。今のあなたを見ていて、そう感じます。」
と医者は言いました。

付け加えて、
「けども、あなたの話を聞く限りでは、実際にあなたは相当病んでいたと
思いますよ。その原因は、やっぱり職場の環境にあったと思います。
それは医者として断言できますよ。
しかし、よく耐えていられましたね。あなたは相当芯(心?)の強い人だよ。」
とお褒めの言葉ももらっちゃいました。

結果、病院からも薬なんかは処方されることなく、
ただ、『神経性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害』という
診断書のみを受け取り、病院を後にしました。

最後に医者から言われたことだが、
「あなたがこの診断書を上司に提出することで、もしかしたら、この先あなたは
辛い思いをするかもしれない。それを避けるためにも、なるべく穏やかな判断が
上司から下るよう、極力、中立の立場で診断書は書きました。
もし、この診断書がもとで事態が悪化するようなことがあったら、
もう一度来てください。その時は、何とかしますよ」と。

その診察の間、俺はその医者と、仕事とは?恋愛とは?人生とは?みたいな
診察とは全然関係ない話を2時間にもわたってしていました。
予定の診察時間を大幅にすぎてしまったため、帰宅時間が遅くなっちまった
おばちゃん看護婦さんたちには、少々申し訳なかったが、楽しい時間一時を
過ごすことができました。

今思えば、医者と話しているっていうよりかは、なんだか、
親父と話している気分だったな。しみじみそう思う今。



で、その診断書は先日ボスに提出しました。
どうやら、その診断書はボスの目に入ることはなく、
封をしたまま大親分の手に渡るそうです。いずれは
ボスの目にも入るだろうけどね。

その結果、どんな事態が巻き起こるのか全く持って予想できません。
けども、何が起きても動じない。なぜなら今の俺はムテキングだから。

「なんでもかかって来いやぁ!男の中の男!出て来いやぁ!!」

そんな気分のボヤキング改め、ムテキングでした。
長々としたこの話を最後まで見てくれた方、お疲れっす。
これまでの、この状況をブログで書き記すのも、
正直「どうだかなぁ?いいのかなぁ?」
なんて思いますが、その判断は見てくれた人におまかせ
したいと思います。











けど、俺って『神経性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害』
だったんだよね。それって世間的にはどうなんだろ?
感想をくれる人、よろしこ。



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