先日、お陰さまで娘が6歳になりました。
その日一日、娘はお姫様気分だったみたいで、何か知らんけど一日中ドレスを着ていました(笑)
が、朝一、些細なこと(テレビの真ん前でバランスボール乗ってチョロチョロしてた)で私に叱られ、へそ曲げる娘。
お咎めなしでもいいかと思ったけど、それとこれは別!と考えて叱っちゃった。
以前、同じことして口を強打して出血したんです。
痛い思いしても面白いから繰り返す。
誰かに似てますな(汗)
その後、私は娘の機嫌取りすることもなく、一緒に公園に行って遊んでたら仲直りしてました。
お互いに単純。
その日の夜、私は娘とお風呂に入りながら彼女に話をしました。
「ねぇ、あーちゃん。今日はお誕生日おめでとう。あーちゃんはお誕生日ってどんな日か知ってるよね?」
「あーちゃんが生まれた日のことだよ。」
「うん、そうだよね。あーちゃんが生まれた日だよね。じゃあさ、あーちゃんはなんで生まれたの?」
「お父さんとお母さんがいたから。」
「うん。そうね。けどね、あーちゃん生まれた時、お父さんはお母さんと一緒にいただけで、何もしてないんだ。」
「そうなんだ。」
「あーちゃんを産んでくれたのって誰?」
「お母さん!」
「そうだよね。あーちゃん、お誕生日ってね、一年に一回、みんなからお祝いしてもらえる日なんだけど、他にも大切なことを伝える日なんだよ。一年に一回、お母さんに大切なことを伝える日なの。分かる?」
「うーん・・・。分からない。」
「分からないか。じゃあ、教えてあげるね。」
「お誕生日ってね、一年に一回、お母さんに『私を産んでくれてありがとう』って言える日なんだよ。母の日とかもあるけど、その日は『いつもご飯作ってくれてありがとう』とか『いつも洗濯してくれてありがとう』って言えるけど、『産んでくれてありがとう』ってのは何か違うよね。」
「うん。」
「でしょ。だからね、それを言えるのは誕生日の時なんだよ。」
「えー、でも、恥ずかしいよ。」
「恥ずかしいのは分かるよ。けど、あーちゃんからそんなこと言ってもらえたら、お母さん嬉しすぎて飛び上がっちゃうよ!」
「本当に!?」
「うん。そのくらい嬉しい気分になると思うよ。それを伝えるタイミングはあーちゃんに任せるから、お母さんに伝えてごらん。」
「うん。あー、なんかドキドキするぅ。」
「がんばれ。」
このやり取りのあと、娘はパンツ一丁で嫁に伝えましたとさ。
嫁も機転を利かせて
「ありがとう。あーちゃんも、お母さんの子どもでいてくれてありがとう。」
とお返し。
二人で抱き合ってましたよ。
感謝するって大事やなぁ。