日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

春まだ浅い北陸へ 2018完結編 - かがやき501号

2018-03-17 06:54:22 | 関東
まずは始発の「かがやき」で富山へ下ります。先週末に新高岡から乗ったのと全く同じ、西日本所属のW10編成が運用につきました。
金沢を起点にする場合、行きか帰りの一方を北陸新幹線、もう一方を北陸本線経由にする一筆書きの経路の方が、新幹線で往復するより運賃、料金ともに安くなります。これに対して高岡を起点にする場合、運賃、料金に大差はつかないものの、往路か復路のいずれかで北陸特急に乗れるという違いは自分にとって非常に大きく、今回もそうする前提で乗車券を手配していました。それが結局新幹線で往復する形になったのは、この先の天気予報を踏まえた上でのことです。一両日が晴れて明日が雨という条件からすると、九時前には現地に着くという利点が無視し得なくなったという事情があります。
しかし、たかが二時間少々しかない違いのために、北陸特急に乗る貴重な機会を棒に振る必然性があったとまでは言い難いのが実情です。運賃、料金とも大差がない高岡発だったからこそ、新幹線で往復するという発想が出てきたともいえます。金沢まで戻るとすれば、多少時間をかけても北陸本線経由を選択していたでしょう。実に微妙な判断でした。

同じく躊躇しつつも見送ったのが水戸の偕楽園です。少なくとも土曜は晴れるという天気予報を聞いて、まず思ったのは偕楽園へ梅を見に行こうということでした。昼過ぎまで滞在しても、上野に戻って北陸新幹線に飛び乗れば、夕方までには富山に着きます。富山に泊まって一献傾け、高岡には翌朝戻ればよかろうと考えたわけです。ところが、日曜の予報が次第に好転してきたことで、土日を能登に注ぎ込む案が有力になり、新幹線で直行する形に落ち着いたという経緯があります。
昨日の帰り際、近所の桜が今まさに開花しようとするところでした。戻った頃には見頃を迎えているでしょう。そうなると来週末は既に梅より桜であり、またもや偕楽園の出番はないことになります。残念ながら、今年は機会を逃すかもしれません。
もし行く機会があるとすれば翌週末でしょうか。都内の桜が散る一方、北関東ならどうにかという状況であれば、遅咲きの梅との競演を観に行くのも一興と考えているところです。

★東京616/かがやき501(3501E)/826富山

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