日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

梅雨空の京都を行く - 燻吟かず家

2018-06-09 23:36:10 | 居酒屋
先々週の横須賀では、小刻みな継投策で三軒の酒場を渡り歩きました。そして今夜も一軒につき二合までの目安を堅持しました。しかし体調のせいか、それとも歳のせいなのか、酒はもういいという気分でした。もう一杯、もう一品で切り上げるという定跡からしても、あとはラーメンだけいただけば十分という状況です。とはいえ誕生日ということになると、つい拡大志向に走りたくなるのが人情です。多少の無理を承知の上で「燻吟かず家」を再訪します。
この店を知ったのは昨秋のことです。「いなせや真」で手に入れた折り畳みの地図を頼りに訪ねたのでした。そのときの記録によると、酒はもういい、ラーメンをすすれば十分という、今回と全く同じ状況で訪ねたことになっています。このようなことになるのは立地によるところが少なくありません。記憶を頼りに歩いていくと、木屋町通りを南へ下り、左に折れれば「大豊ラーメン」、右に折れればこの店という位置関係でした。つまり、経路上全く無駄なく立ち寄れてしまうということになります。相変わらず客層は若く、中年男が一人で静かに呑める店とはいいがたい面があるのは事実ながら、酒も肴も良心価格、年中無休で深夜も入れる使い勝手はありがたく、つい立ち寄りたくなる一軒です。

ちなみに、その後よくよく考えたところ、「赤垣屋」のサーバについての仮説が浮上してきました。あれは夏場だけ置かれるものではないかということです。樽酒が冬場にしかないことについては承知していましたが、ビールについても季節に応じて入れ替わるのかもしれません。いずれ再訪したときに確かめてみるつもりです。

燻吟かず家
京都市中京区河原町通三条下ル二丁目東入ル北車屋町276 永吉ビル1F
050-5590-2412
1800PM-230AM(LO)
元日休業

酒屋八兵衛
ツバスといくら
合鴨の生ハム
海鮮つみれのみそ汁

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