日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

新緑萌える東北へ 2018続編 - 植木屋商店

2018-05-19 19:19:39 | 酒屋
出発から3000kmを走破し、さらに10km少々走ったところで会津若松市街に入りました。ほぼ半年ぶりの再訪です。その間に目立った変化がありました。神明通りのアーケードが再建されたのが一つ。そして、それ以上に意表を突かれたのは、植木屋商店がいつの間にやら建て替えられていたことです。
そうとは知らずに車を降りると、何mあるかと思うほどの巨大な扁額が浮かび上がっているのに驚きました。暗い中でも一目で分かる存在感です。玄関の脇には酒樽が、奥には屋号をアルファベットで綴った縦長の電飾が見えており、小洒落た店舗に様変わりした様子が窺われます。
暖簾をくぐると右側の壁に沿って冷蔵庫が並び、左側の壁には常温保管の棚が設えられて、突き当たりにある分厚い一枚板のカウンターが店主の定位置になっていました。それだけでは終わりません。両脇には子供の背丈ほどある大型のスピーカーが鎮座し、両側の壁際には天井まで届くレコード棚があって、その一角だけがあたかもジャズ喫茶か何かのような異空間になっています。しかも正面に立ち上がるのは土蔵の壁です。手前の店舗を取り壊し、奥にある土蔵と棟続きにしたのでしょう。何とも凝った造りです。

植木屋商店
会津若松市馬場町1番35号
0242-22-0215
930AM-1930PM
日曜定休

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