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日常一般

日常生活にはびこる誤解、誤りを正す。

終末は何によってもたらされるか

2013年09月05日 | Weblog
終末は何によってもたらされるか
 今日の深夜祈祷会において、私が意見を述べる機会を与え賜うた神様に感謝します。
今、終末が近づいていると云う人は多くいます。この世は神の教えに背く人によって満ちています。罪に満ちた世界です。人は神の恵みによってつくられた地球を破壊し、神の恵みによって与えられた世界平和を侵しています。神はかつて、大洪水を起こして罪に満ちた人類を滅ぼしています。これを第一の終末と考えるならば、今、第2の終末を迎えようとしています。第Ⅰの終末が大洪水によってもたらされたとみなすならば第2の終末は何によってもたらされるのでしょうか?
私はそれは原子力だと思います。原子力は爆弾として、広島、長崎に落とされ多くの人を殺戮しました。そして平和利用の筈の原子力は、原発として、チェルノブイリや、福島第1原発の事故にみられるように、ソ連(当時)と日本の2つの街を廃墟にし、住めなくしています。チェルノブイリは20数年たった今でも死の街です。住む人はいません。
 原子力は戦争にも平和にも利用できると云われています。原爆はともかくとして、原発は平和をもたらしたでしょうか?原爆も、原発も共に町を破壊しています。
 戦後間もなく、日本に原爆製造の計画があったことを毎日新聞は6月29年(2013年)の朝刊において暴露しています。そのノウハウが北朝鮮にスパイによって流され、核開発に寄与したと云われています。そのノウハウは現在においても、日本において、秘密裏に保存されている筈です。それが国際的なバランス・オブ・パワーにとって必要なのです。北朝鮮の核弾頭は日本に向けられていると云われています。日本も丸腰でいるわけにはいかないのです。使えない原爆も、抑止力になるのです。今回の参院選において、核武装を説いた政党がありました(維新の会)。極めて危険です。
 今、安部政権は原発の再稼働と、そのノウハウの輸出を公然と表明しています。我が国経済の成長戦略にとって必要と考えているのです。チェルノブイリの事故や、福島第1原発の事故の反省はそこにはありません。「原発は安全なり」と安部政権は言います。その安全性について議論が百出している今、安全性の保証が何処にあると云うのでしょうか?「安全なり」という根拠は何処にも無いのです。国内だけでなく輸出先で事故が起らないという保証は何処にもないのです。地球の安全にとって極めて危険です。「原爆」と「原発」何と似通った言葉でしょうか。それは本質において同一であることを示しています。共に危険を表しているのです。
 原爆も、原発も共に世界を地球を破壊します。原子力は、この世を終末に導くでしょう。このまま放置しておけば世界は自壊します。しかし自壊したとき、善なる人も、悪なる人も共に滅びます。それだけは避けねばならないのです。自壊する前に神を信じ善を行うものは救われなければならないのです。それは人間の力では不可能です。超自然的な神の力を必要とします。この世は原子力を筆頭として悪に染まっています。終末は確実にやってきます。しかし自壊は避けなければならないのです。終末は近いのです。しかし神は言います「かつて、洪水の前、ノア方舟に入る日までは、人々飲み食い,娶り、嫁がせなどし、洪水の来りてことごとく滅ぼすまでは知られざるき、人の子来るも然あるべき(マタイ24:37~38)」と。
 我々はそのために備えなければならないのです。聖書は言います「汝らの主の来るはいずれの日なるかを知らざればなり」「この故に汝らもそなえおれ人の子は思わぬ時に来ればなり(マタイ24:42~44)」と。人類の罪は原子力だけではありません。その他多くあります。原子力はその極めて重要な、一つに過ぎません。人類の罪に対する神の審判は間もなく下るでしょう。終末のとき、キリストが再臨して、死者も生者も、裁かれます。悪を行うものは滅ぼされます。それは神を信じる正しきものを救うために支払われなければならない代価なのです。私たちは神に立ち帰り、神に受け入れられるよう努めねばならないのです。その道を開いてくださった方がイエス・キリストです。まだ間に合うのです。光りあるうちに光の中を歩め(ヨハネ12:35)。と聖書は言っています。
 私は祈ります。神の前で正しいと信じる私たちをお救いください。父と子と聖霊の御名によって祈ります。アーメン
2013年7月26日(金)
祈る人 守武 戢
深夜祈祷会

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