胸痛:Dr Mark Trozzi(マーク・トロッツィ博士)がCOVID-19 mRNAワクチンによる障害報告に関する査読済み論文の約1,000件を掲載したサイトの紹介の続きです。
1000 peer reviewed articles on “Vaccine” injuries
その中で105項目目の「胸痛(Chest Pain)」の紹介です。
胸痛はその原因によって痛む場所が異なります。
胸の表面、すなわち胸壁(肺より外側にある、肋骨や横隔膜を含む組織)に原因がある場合は、どこが痛むのか指で示すことができるのが特徴です。刺すような痛みや、チクチクする痛みが多く、せきや呼吸により痛みが出ることもあります。胸壁の神経や筋肉の炎症、けが、皮膚の病気(帯状疱疹など)、風邪などです。
胸の深いところ(内臓)で起こる痛みは、重大な心臓や血管の病気(心筋梗塞、大動脈解離、肺塞栓症など)である可能性があります。
また、消化器の病気、肺炎や気胸など呼吸器の病気、骨や筋肉の問題(整形外科の病気)などでも胸痛が出ることがあります。
その他、帯状疱疹、肋間神経痛、心臓神経症、胸膜炎など、さまざまな疾患が考えられます。
現時点では、新型コロナのmRNAワクチンが体内で作り出すスパイクタンパク質が一因だろうと考えられています。作られたスパイクタンパク質に対する自己免疫反応や、サイトカインストームによって心筋が炎症を起こして痛みが出たり、スパイクタンパク質が神経系に複雑に作用している可能性もあります。
Chest pain with abnormal electrocardiogram redevelopment after injection of COVID-19 vaccine manufactured by Moderna:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34866106/
Moderna社製COVID-19ワクチン注射後の心電図異常を伴う胸痛:
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Chest Pain in a 15-Year-Old Boy Following Administration of Second COVID-19 Vaccine Dose
Vance Gentry,
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9720416/
既往歴のない15歳の男児が、ファイザー・バイオンテック社製COVID-19ワクチンの2回目の接種を受けた2日後に、地元の救急外来を受診した。病歴によると、2回目の接種後の午後、患者は全身倦怠感と悪寒を感じ始め、それが頭痛へと進行した。翌日、目を覚ますと、患者は鈍く焼けるような胸骨下部の痛みを感じ、喉と耳に放散し、締め付けられるような痛みと表現した。痛みは前かがみになると軽減し、深く息を吸うと増悪した。また、腕や手にしびれやしびれがあった。
A Possibility of Vasospastic Angina after mRNA COVID-19 Vaccination
Toru Awaya
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9786293/
COVID-19 mRNAワクチン接種後に血管痙攣性狭心症(VSA)を発症した症例を報告する。