そんな感じで・・・

森の人のウキウキやワクワク、ドキドキを垂れ流すブログです。

走る喫茶室

2021-06-27 10:07:00 | 他愛もない事
どうも!いろいろ不平不満の募る森です。


さて、先日、都心に用事がありまして、久々にロマンスカーに乗りました。


なんと、最後尾の展望席が空いていまして、久々にウキウキした時間を過ごすことができました。

そんな贅沢な席で何かおやつでも…何て思っていたら、待てども待てども車内販売が来ない。
そう言えば、春のダイヤ改正で車内販売が終わっちゃっていたんです…。
コロナの影響はこんなところにも…。


私の子供のころのロマンスカーは、展望席の他に『走る喫茶室』と呼ばれるサービスが売りでした。
新宿を出発し、代々木上原辺りでアテンダントからの車内放送があると、アテンダントが車内を歩き始めます。
ロマンスカーに乗っている少年達は、アテンダントが来ると親に許可を得てアイスを注文します。
注文を受けたアテンダントは、基地に商品を取りに行きます。
そして、商品が届くと、アテンダントが窓側からテーブルをガチャンと引き出して、商品を提供してくれます。
この喫茶店みたいなスタイルが、走る喫茶室と呼ばれる由来だと思います。

で、頼んだアイスが成城学園前くらいまでに届けば良いのですが、町田までの半分を越える多摩川の鉄橋を渡り始めると、みんな焦り始めます…。
『タタンタタンタタンタタン』ってロマンスカーが多摩川の鉄橋を渡る音が聞こえるのは、少年には死刑宣告に等しいのです。
何故なら、ロマンスカーで食べるアイスは、カチンコチンに硬いのです。
アイスに付いてくるプラのスプーンじゃ、全く歯が立たないくらい硬いのです。
親の敵のように硬いアイスを、歯が立たないスプーンで、10分ちょいで食べきらなければいけないプレッシャー。


このロマンスカーのアイスが親の敵のように硬い話は、町田市民なら誰もが苦しめられている有名な話です。
そういえば、『タタンタタンタタンタタン』って音も、昔はどのロマンスカーでも聞けた音ですが、今では白いVSEでしか聞けないです。
ロマンスカーがロマンスカーじゃなくなって行く~。


海老名にできたロマンスカーミュージアム、行ったらまた懐かしい思い出が出てくるんでしょうねぇ~。


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