食べ歩きとハイキングの旅

酒どころ&ワイナリー、美味しいものを求めて日々散策しております。

【GWの佐渡】5月になっても!! 牡蠣小屋あきつ丸さんでは、まだ牡蠣料理の季節です♪

2019年04月29日 | 旅行

GWの佐渡。

混んでいるとはいえ、島に渡ることのできる人数には限りがありますので、それほどの混雑も渋滞もありません。
大変快適な旅が出来ます。

佐渡で美味しいものを調べてみると、牡蠣小屋を見つけました。
加茂湖のほとりで、養殖場の食事処ですから、新鮮でとても美味しそうではありませんか。
是非、行ってみたくなりました。

しかし、牡蠣の季節はせいぜい3月です。

果たして4月の終わりに牡蠣を頂く事が出来るのでしょうか。

電話で予約をお願いしますと、まだ獲れたての牡蠣がいただける季節だとのことです。

牡蠣のコースを予約して、出かけてみました。



両津港の真裏に広がる加茂湖は、海水と山の水がまじりあった汽水湖となっていますので磯臭さもなく養分が豊富です。
通常では2-3年かけて育つのですが、ここではわずか1年で育つのだそうです。

湖中に牡蠣筏が浮かんでいるのが見えています。



こちらが、加茂湖のほとりの養殖場前にある牡蠣小屋あきつ丸さん。
加茂湖沿いの道から田んぼの向こうに見えています。



時間通りにお伺いすると、すでにテーブルには牡蠣のしゃぶしゃぶ用の鍋がセットされています。



最初は、ザルに入った牡蠣を半分ほど入れて、しばらく待ちます。
牡蠣のしゃぶしゃぶといえば、すぐに引き上げなければ身が縮まってしまうと気が気ではないというイメージですよね。
ところが、しばらくたってもお店の方からなかなかGOサインが出ません。



しっかりした牡蠣なので、身が縮むことはありません、よく火を通してください・・・ということで、出された牡蠣の佃煮やピリ辛汁をいただきながら、ゆっくりと待ちます。

検査の結果では衛生的で、生でも問題なくいただけるのですが、慣例によって生食の許可が出ていないからだそうです。



用意されているお酒には「牡蠣に合う日本酒」とラベルに書かれています。
地元の天領盃酒蔵さんと共同開発したもので、牡蠣料理のために作られたお酒だそうです。



しゃぶしゃぶは、佐渡ポン酢で頂くようにと案内されます。
佐渡ポン酢は、佐渡の柿酢を使用したまろやかなポンズで、地元のスーパーでも販売されています。

これだけでも、相当な量の牡蠣を頂いたのですが、さらに、牡蠣料理は続きます。



揚げたてのカキフライ。
ソースでも醤油でもよいのですが、そのままでも美味しいです。
衣が薄く、質の良い油を使っているようで、食べた後もサッパリとしています。



蒸し牡蠣。
アツアツで湯気が上がっています。
これも、佐渡ポン酢があいそうです。



ご飯にも、たっぷり牡蠣が入っています。



一緒に出してくださった味噌汁にも牡蠣が!!



牡蠣を堪能したころ、お店の方が「作業場をご覧になりますか」と声をかけてくださいました。
障子戸を開けると、牡蠣を剥いている作業所なんです。



こちらの船がお店の名前でもある「あきつ丸」、新鮮なはずです。
目の前の養殖場で獲れたものを、すぐそこで取り出して料理してくださっているのですから。

以上が牡蠣のフルコース、
こんなにたくさんの牡蠣を頂いたのは初めてです。
どれも身が大きくて新鮮、いくつでもいただけます。



牡蠣の佃煮にはパックに入れて販売していましたので、いくつか分けていただきました。

佐渡では、柿と牡蠣を堪能できました!!

加茂湖周辺では、牡蠣料理のお店は何件かあるようですが、こちらのお店はお店の方の対応も良くて大変良かったです。

   牡蠣小屋あきつ丸さん
   [TEL]090-2566-3420
   〒952-0021 佐渡市秋津976-1

牡蠣料理がいただけるのは、12月1日~5月(牡蠣が漁獲終了まで)とのことです。

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