先日、母の高山植物を見たいというリクエストにより
大雪山赤岳の途中まで行ってきました。
雪渓周辺にまだまだ春の花あり、雪解けの早かった所には秋の花あり、紅葉ありで
季節の変化を楽しんできました。
春の花
左から、アオノツガザクラ、チングルマ、ニシキツガザクラ。
こんなにはっきり絞りが入ったように濃淡のある錦のツガちゃんは、初めて見ました。
これはアオノツガザクラとエゾノツガザクラが自然交配した雑種らしいです。
秋の花
ユキバトウヒレン
北海道固有種 ウスユキトウヒレンの、変種(品種)になるタイプ。
葉がめくれて裏側がちらっと見えていますが、綿毛で白くなるのが特徴です。
まわりの ウラシマツツジはもう紅葉が始まっていました。
花をよく見ると、蛍光色みたいな微妙な紫できれい♪
白くて噴水みたいに枝分かれしているのが、雌しべの柱頭。
その下の黒っぽい紫の部分が、雄しべにあたるところ。
そのまわりの薄紫が、花弁。
その下の綿毛が、がく片。
てな構造になっております。
ユキバタカネキタアザミ (に近いタイプ?)
これもウスユキトウヒレンの一品種。
地面から出ている葉が卵形だとタカネキタアザミで、綿毛を持つと名にユキバがつきます。
この個体は、さらに葉の表まで綿毛でおおわれています。
ま、綿毛があるかないか以外は、私の目にはほとんど区別つきませんわ。
小さなハチ(エゾトラマルハナバチ?)が飛んできました。
雌しべの柱頭をつかんでいるのがかわいい♪
ハチの金色の毛や、花の銀色の綿毛が、輝いていました。
きれいだな~。
赤岳のいいとこ取りを楽しまれたのですね。いいですね。
そうでしたかぁー。ウスユキトウヒレンには色々な変種があるのでしたか。
全然知らなかったでありまーす!
花の世界はとても微妙な違いが多く、私には手に負えないのでありましたー(笑)。
アハハッ。(^_^;)
でもでも、訳が分からなくても花が好き!(笑)
(^o^)
ウスユキトウヒレンは変異が大きいらしいです。でも
ちょっとした違いにムリヤリ名前をつけたみたいな感じもしますよね。
コザクラくらい違うと見て分かるけど・・・。ん?あれは種の違いだったっけ?
さてさて明日は晴れそうですね!
隊長さんはどちらかお出かけでしょうか?
私はちょっくら道南へ行ってきます。