ホソバウルップソウ
大雪山の固有種です。ここにしか咲いていません。
ただし、礼文島のウルップソウや、夕張岳のユウバリソウは、ほとんど同じ花を咲かせます。
みんな氷河期の生き残りで、それぞれの地で独自に進化したのでしょう。
この日は、ホソバウルップソウも楽しみにしていました。
以前、ある方のお写真で白花ともいえるホソバウルップソウを見かけていたので
この日の目標は白花を見つけること。(そんな簡単か?)
風衝礫地を進むと・・・
背景のエゾオヤマノエンドウの赤紫や、タカネスミレかキンレイカの黄が映えます。
ウルップちゃんも青紫や白っぽいのが混じって、いいかんじ ♪
でもあれは白花とは言えませんね。(笑)
大株です。立派に育ったものだなあ。これで何年ものかな?
あ~、この辺の濃淡もいいね~。
トムラウシ山をバックに。
エゾオヤマノエンドウやチョウノスケソウと一緒。
こちらは、エゾミヤマツメクサと一緒。
あー、あれ白いよ!
すこし遠くに咲いていたのをズーム!
完全に白花ではなかったけれど、ほとんど白。
雄しべの葯だけが藍色なのが楽しい ♪