mガーデンクラブ便り

mガーデンクラブで育てている植物を写真付きで日記や趣味を書くgooブログ

あれから丸16年

2019年09月09日 22時08分50秒 | 日記

ゼフィランサスが咲きました。この黄色の花は初めてです。

 

今週後半からまた忙しくなりそうなのでちょっとだけ早く主人の17回忌の法要をしました。法要といってもお寺さんにお参りに来ていただくだけですが一応焼香の準備もしました。お寺さんには春のお彼岸、お盆と9月の祥月命日の1年3回お参りに来ていただいています。秋のお彼岸は祥月命日と兼ねています。いつもよりは読経の時間が長いので色々考える時間が持てました。

あれから丸16年も経ったんですね。主人との1番の思い出って何なんだろう?と考えてしまいました。海外も、国内も何度か旅行しましたが私は旅行の思い出を「あーだった!!、こーだった!!」と話すことも殆どなかったように思います。主人はそれなりに楽しんでいたようでしたが、私のわがままだったのかもしれませんね。いまだに一人旅のツアーで楽しんでいるのですから。

主人は仕事だけの人でもなかったのですが思い切り仕事や遊び?ができた(させてあげた)のは家のことは一切を私がしていたからだと自負しています。古い人間だということもありますが時代もそうだったのでしょう。子供を置いて働きに出るなんてことは考えられませんでした。若い頃は薄給でもあったのですが、もし主人がいなくなったら子供たちとの生活をどう賄っていくか?ということを考えて家で出来て生活できるだけの収入が得られることなどを考えました。他の人と同じことをしていては時間的に制約もあるので収入は決して高くないことなどを考えて技術を身につけることにしました。日本刺繍を内職として30年以上続け、奥様のお遊びじゃなく職人として頑張りました。刺繍の仕事は着物作りの最終工程なので、納品時間に間に合わせる為には徹夜することもありました。お陰でこの人なら間違い無いと信頼され「その内、埋め合わせするさかい、すまんけど頼みますわ」ということが結構ありましたけど埋め合わせなんかしてもらったことないなあ。私が徹夜しようが主人は知らん顔でした。お互いの仕事に口を出さない(無神経?)のがそれが良かったのかも知れません。主人が亡くなったことは主人にとっては残念で無念なことだったでしょうが、彼は私に私の時間をくれました。今は誰に気を使うこともなく自分の時間を自由に使っています。読経の最中にいろんなことが思い出されました。たまにはこういう時間を持つことも必要なのかも知れません。次回は23回忌?、33回忌?

コメント
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